グルメ
【高知グルメPro】地元愛されイタリアンから人気の和食屋に夜の〆の屋台餃子までそろう「廿代町」のおススメグルメ6選 食いしんぼおじさんマッキー牧元の高知満腹日記セレクション
この情報は2019年9月26日時点の情報となります。
高知県のいろいろなところを取材しては、高知家の魅力をお伝えしてきた高知家の○○取材班。今回はその取材の中で出会った素敵な方々のところに押しかけ、高知の魅力、高知の食材や素敵なお店、高知への思いなどを語っていただきます。
高知家の家族へのインタビュー企画「高知とわたしと高知家と」。第1回は、若干20歳の池 未来(いけみく)さん。大好きな地元高知で自分のお店を持ちたいという夢を叶え、2019年5月高知市帯屋町に「食べ飲み処 花火」をオープンしました。そこで今回、お店への想い、大好きな高知について語っていただきました。
―この5月にお店をオープンされましたが、それはどうしてですか?
未来さん:思い返してみると「ほんとなぜ自分が」ですね(笑)。わたしはどちらかというと、引っ込み思案でいろいろなことに対して積極的ではなかったんです。それが、高校生の時に飲食店でアルバイトをすることになり、最初は本当にどうしていいかも分からなくて、あたふたしていたんです。お客さんに話しかけられても、どうしていいか分からなくて。でも徐々に慣れてきて、お客さんとも話ができるようになってくると、少しづつですけど色々なことが楽しくなってきたんです。よくみなさんがおっしゃる、「高知の店は、みんなすぐ仲良くなる」にわたしも混ぜてもらえた!って思いました。
そんな中で、いつか自分の店を持ちたいなと思うようになったんです。まさかこんなに早く叶うとは思いませんでしたけどね。まだまだこれからですけど、みんなが仲良く笑いながらお酒を飲める、高知らしいお店にしたいですね。
―未来さんは20歳としてはちょっとすごい特技があるんですよね?
未来さん:わたし、高知のお座敷遊び「はし拳」の6段なんです。はし拳はとにかく勝たないと段位があがらないので、6段ってちょっとすごいんですよ。
はし拳の大会は10月の全日本選手権大会のほかに、宿毛場所、南国場所、安芸場所などがあります。わたしは全日本選手権大会の団体戦で準優勝、宿毛場所の個人戦で優勝して、結果6段になりました。家には段位を認定する大きな允可状(いんかじょう)があり、財布にはミニサイズの允可状をいれて持ち歩いてます。はし拳の大会って、本当に真剣勝負で大好きなんです。はし拳をやってみたい方は気軽に声をかけてくださいね。いつでも挑戦受けますよ。
―未来さんが思う、高知のすてきなことはなんですか?
未来さん:それはもう、よさこいですね。あのよさこい祭りの雰囲気、熱気がたまらなく好きなんです。
わたしは毎年違うチームで参加しているんですが、どのチームで参加してもすごく楽しいんです。人数の少ないチームや、なかなか全員揃っての練習ができないチームもありますが、よさこい祭りの当日はみんなすごく笑顔なんです。
わたしは踊るのが大好きで、4歳からダンスのレッスンに通い、今でもジャズダンスと「ポール・スポーツ」のコンテストや発表会に出ています。でも、その楽しさとよさこいの楽しさは、私の中ではまったく別のもの。よさこいは踊っている人はもちろん、スタッフさん、沿道で見ている方たちもみんな笑顔なんです。本当によさこいは楽しいですね。
―最後に、高知家のみなさんに一言お願い致します。
未来さん:高知にはたくさんの美味しいものがあります。私の大好きな田野屋塩二郎さんのシューラスクとか、日曜市・木曜市で食べる大平商店さんの「いも天」だとか。「土佐あかうし」や四万十自然育ちの玉子「龍馬ブラック」、お魚もお野菜もお酒も、本当に素敵なものがたくさんあります。高知県の色々なところに行って、美味しいものを食べてくださいね。そして、よければ「花火」に寄っていただき、その美味しかったものを教えてください。
池未来(いけみく)20歳/食べ飲み処 花火 店主
高知県高知市生まれ。高校在学中より飲食店でのアルバイトをつづけるうち、自分のお店を持ちたいという夢をもち、2019年5月高知市帯屋町に「食べ飲み処 花火」をオープン。日夜奮闘している。ダンスとよさこい、そして高知を心より愛する。
食べ飲み処 花火
住所:高知県高知市帯屋町1丁目9-26 グリーンロードビル4階東
営業時間:午前11時~午後2時/午後6時~午後10時(金曜、土曜は午後11時まで)
定休日:日曜・祝日