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【高知グルメPro】地元愛されイタリアンから人気の和食屋に夜の〆の屋台餃子までそろう「廿代町」のおススメグルメ6選 食いしんぼおじさんマッキー牧元の高知満腹日記セレクション
この情報は2024年10月17日時点の情報となります。
高知市の帯屋町中ノ橋通りに店を構える「和楽路屋」のうどんと蕎麦は、うどんと蕎麦であってそれにあらず。
「和楽路屋」という一杯なのだ。
「和楽路屋」は、もともと高知市の繁華街・帯屋町壱番街商店街の大丸百貨店の北側で屋台として、手作りの屋台とおやじさんの人柄が人気で、毎晩、〆に蕎麦やうどんを求める酔い客で賑わっていたが、2024年3月いっぱいで立ち退きとなり、44年間の営業にピリオドを打った。
〆の一杯を失った人々は夜ごと悲嘆に暮れていたのだが、2024年7月3日に素晴らしい知らせが!
「和楽路屋」が屋台から路面店に変貌して、新たに開店したのだった。
ロボット作りが趣味というおやじさんが作った、屋台時代の「自動コップ洗い機」は現役を退き、オブジェとなっているが、
店舗は格段に広くなり、明るく清潔感にあふれている。
カウンターと向き合った厨房は、屋台時代の狭いスペースとは打って変わって広々としており、
奥さまとご兄弟でてきぱきと蕎麦とうどんを提供している。
屋台時代からお土産としても人気だった「炊き込みおむすび」も。
蕎麦とうどん、どちらかといえば蕎麦の方が人気のようだが、トッピングはこの牛肉とゴボウが甘辛く炊かれた「肉うどん・そば」700円、
シンプルな「天ぷらうどん・そば」700円、
そして贅沢な全乗せの「スペシャルうどん・そば」900円の、どれをいただいても「旨い」の一言なのだ。
そして、この「和楽路屋」のうどんと蕎麦は、手繰った麺の喉越しがどうだとか、コシがどうだとか、ましてや出汁がどうのなど、そんな能書きなど野暮なのだ。
いただいた後に、思わず「あぁ、美味しかった」「旨かった」の言葉が漏れるこの一杯。
和楽路屋のうどんと蕎麦は「和楽路屋」なのだ。
高知県高知市帯屋町1丁目14−15「元祖うどん屋台 和楽路屋」にて