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十人十色な「高知が好きやき!」の気持ちがこもった川柳揃い!第5回「高知家」川柳2023 表彰式

       

この情報は2024年2月6日時点の情報となります。

    今回で5回目の開催となった「高知家」川柳2023は、「高知が好きやき!」をテーマに募集を行い、選考の結果、入選作品が決定。高知県庁において、表彰式が行われた。一体どんな作品が選ばれたのか。作品に込められた思いと、入選作品を一挙にご紹介!

    第一生命保険株式会社が1987年から毎年開催している「サラっと一句!わたしの川柳(旧:サラリーマン川柳コンクール)」。

    このコンクールの高知県版「地元サラ川」として、2019年から毎年、第一生命保険株式会社高知支社と高知県がコラボして開催し、今年で5回目を迎えた。

    「高知家」川柳2019記事はこちら⇒「高知家」自慢 川柳2019 638句の中から選ばれた入選作品は高知家の・・・「あるある」

    「高知家」川柳2020記事はこちら⇒「ユーモアと悲哀たっぷりの「高知家」自慢 川柳2020!688句の中から入選作品が決定」

    「高知家」川柳2021記事はこちら⇒「地元サラリーマン川柳」の表彰式を開催!インタビューでは即興の一句も飛び出した」

    「高知家」川柳2022記事はこちら⇒「高知にぞっこん」な気持ちが伝わる入選作品!「高知家」川柳2022 表彰式

     

    『「高知家」川柳2023』表彰式開催

    今年の募集テーマは、食や自然、歴史、文化の魅力など、高知県が好き!の素直な気持ちを詠んだ川柳を募集したいということから「高知が好きやき!」。

    2ヶ月半に渡る募集の結果、なんと、高知県版「地元サラ川」を開始して以来、過去最多となる1,380件の応募があった。

    (前列中央右:井上高知県副知事、前列中央左:小林第一生命高知支社長)

    応募作品の中から厳選なる審査の結果、入選作品となる32作品(高知県知事賞(1作品)、第一生命賞(1作品)、後援企業賞(5作品)、優秀賞(5作品)、佳作賞(20作品)が決定し、高知県庁において、表彰式が行われた。

     

    作品に込めた思い

    応募1,380作品の中から栄えある主催者賞となる「高知県知事賞」に選ばれた作品は・・・

    【高知県知事賞】

    高知推し 人・食・自然の 三刀流(まちねこ)

    今回、「高知県知事賞」に選ばれた、まちねこさんに作品に込めた思いを訊ねたところ、

    まちねこさん:高知のPRポイントで外せないものは、食と自然、そこにやっぱり県民性(人)かなと思いました。メジャーリーグの大谷選手の二刀流では足りなくて、三刀流で表現しました。

    高知の好きなところは?

    まちねこさん:食と自然がやはり一番!食はカツオのタタキ、自然は天狗高原が推し!です。

     

    そして、同じく主催者賞となる「第一生命賞」に選ばれた作品は・・・

    【第一生命賞】

    ローマより リョーマの休日 訪ねたい (おいまる)

    受賞されたおいまるさんは、今回表彰式に参加できなかったが、高知が好きやき!の気持ちが存分に伝わる句だ。

     

    続いて、高知新聞社賞は・・・

    【高知新聞社賞】

    吞みに行く 仕事の段取り 超特急

    -寺石さん、こちらの川柳に込めた思いを教えてください。

    寺石さん:夕方に吞み会が控えているとき、楽しいことが待っていると思うと心がウキウキして仕事も普段以上の力を発揮して早め早めに手際よく段取りをして、すっきり片付けて、気分良く吞み会に臨みたいと思う気持ちを詠みました。

    -高知の好きなところは?

    寺石さん:義理人情に厚くてお世話好きの高知県人が大好きです!そして高知と言えば、やはり美味しいお酒とカツオのタタキです。分厚いタタキをアテに吞むお酒は格別で、一日の疲れも吹っ飛びます。こんな時、土佐に生まれた幸せをしみじみ感じます。高知、最高~!

     

    【アフラック賞】

    土佐嫁ぎ 十年経てば はちきんに (よさこい娘)

    -溝渕さん、川柳に込めた思いを教えてください。

    溝渕さん:高知県に嫁いで13年になります。美味しい食べ物や豊かな自然も良いけれど、明るくパワフルな「はちきん」こと高知の女性も高知県の魅力だと思います。そんな「はちきん」への憧れと、少し強くなってきた私を句にしました。

    -高知の好きなところは?

    溝渕さん:豪快で温かく力強い「はちきん」ですね。

     

    【優秀賞】

    こんにゃくも みょうがもめかして 田舎寿司

    -大塚さん、川柳に込めた思いを教えてください。

    大塚さん:普段、何でもないこんにゃくやみょうがなどが、田舎寿司になることで、おめかしして喜んでいるように感じ、そこに着目してこの句を作りました。こんにゃくも、みょうがも、田舎寿司になることで輝いて見えます。

    -高知の好きなところは?

    大塚さん:食べるものがおいしくて、自然豊かで人情が厚いところです!

     

    【優秀賞】

    らんまんに 草花芽吹く 土佐の四季

    -中島さん、川柳に込めた思いを教えてください。

    中島さん:NHKドラマ “らんまん” をキーワードに、色鮮やかな高知の四季の移ろいをイメージして作品を考えました。個人的に桑田山の雪割り桜、出間のひまわり、安居渓谷の紅葉が好きです。

    -高知の好きなところは?

    中島さん:人情味あふれる人、美しくダイナミックな自然、そして極上の飲食です。

     

    今回も応募者の高知を好きな気持ちがひしひしと伝わる作品ばかりだった。これからも高知家川柳への応募をはじめ、他の場面においても、高知県の情報発信の一役をかっていただきたい。

    今回の入選作品は、第一生命の「2023年 サラっと一句!わたしの川柳」特設サイトで紹介されるほか、高知県庁1階ロビーにおいて、2月29日(木)までパネル展示される。

    ユニークな作品をご覧いただき、楽しんでいただくとともに、新たな高知の魅力発見のきっかけとなることを願いたい。

     

    入選作品を一挙紹介

    【高知県知事賞】

    高知推し 人・食・自然の 三刀流 (まちねこ)

    【第一生命賞】

    ローマより リョーマの休日 訪ねたい (おいまる)

    【高知新聞社賞】

    呑みに行く 仕事の段取り 超特急 (たかちほ)

    【高知放送賞】

    仁淀川 妻がうらやむ 透明感 (コタラフ)

    【四国銀行賞】

    生姜なく 妻へ柚子った 塩たたき (けんちゃん)

    【損保ジャパン賞】

    ギャング様 揚げたウツボは 天使様 (おぐえり)

    【アフラック賞】

    土佐嫁ぎ 十年経てば はちきんに (よさこい娘)

    【優秀賞(5作品)】

    ま「どろめ」ば おきゃく文化の 思「うつぼ」 (つべる)

    らんまんに 草花芽吹く 土佐の四季 (とさたろう)

    旅先を 住む地に変えた うまい酒 (ミファ)

    出てわかる 高知の良さに Uターン (森つぐみ)

    こんにゃくも みょうがもめかして 田舎寿司 (みんみん)

     

    【佳作賞(20作品)】

    満月や かぐや逢いたし 桂浜 (そんちく)

    「おきゃく」とは 貴方じゃないよ 宴席よ (三太夫)

    本丸の 威風堂々 高知城 (K・U)

    こぼれたを “まけた””まけた”と 土佐言葉 (レモンの輪切り)

    ぼうしパン まんなか主食 ツバおやつ (ちーちゃん)

    仲直り 笑顔の聖地 「ごめん駅」 (とし)

    呑むたびに 土佐の魅力に 出逢う旅 (レンジャーつつみ)

    朝ドラで 土佐弁推しが 止まらんき (たまのいわし)

    これおまけ 気質あふれる 日曜市 (カタヒコ)

    絶景の 仁淀とひろめで 二回酔う (ほんの気持ち)

    はちきんは 気と酒強く 情弱い (カワサン)

    桂浜 龍馬と祝杯 月見酒 (詠み人知らず)

    鳴子音で 育った孫の 嫁ぐ日や (みーこ39)

    旧友と 藁の薫りを 日本酒で (もぶもぶ)

    四万十の 澄める水面に 映る四季 (未央柳)

    市電乗り しばし昭和の 時を編む (マコッチャン)

    朝市を そっと見つめる 天守閣 (コウノスケ)

    宴席で 菊の花に 酔わされる (勝男武士)

    土佐の夏 甘く彩る アイスクリン (山宗雲水)

    高知家に 花も笑顔も 咲き乱れ (しばごう)

     

    【お問い合わせ先】

    第一生命保険株式会社高知支社
    住所:高知市南はりまや町1-2-2
    TEL:088-823-2555(午前9時~午後5時)
    https://event.dai-ichi-life.co.jp/company/senryu/index.html