グルメ
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この情報は2023年12月25日時点の情報となります。
高知を元気にする応援団を屋号に掲げる出版社「ほっとこうち」が、高知のグルメ情報を紹介していくシリーズ。今回は、豊かな漁場を有する室戸市にある「サンフィッシュまんぼう」をご紹介。
高知市から東へ車で約1時間50分。
今回やってきたのは、室戸市室戸岬町にある「サンフィッシュまんぼう」。
店内は、テーブル席と座敷を完備した広々空間。
ぐるりと辺りを見渡すと、漁船を彷彿とさせる大漁旗をはじめ舵輪や浮玉などが散りばめられており、心が躍る。
地元住民はもちろん、県外からの観光客やお遍路さんも多く訪れるというこちらの自慢は、室戸市で獲れた鮮魚を使った料理の数々。
中でも、屋号に含まれる「マンボウ」料理は、室戸で昔から親しまれてきた郷土の味。
「せっかく室戸に行くなら…!」と、今回は事前予約制の「マンボウ定食」(1800円)をオーダー。
そして、運ばれてきたのがこちら!
マンボウのホルモンと皮のほか、ご飯・味噌汁・小鉢3種・漬物がセットになった定食。
薄くスライスされた透明のこちらは、刺身かと思いきやなんとマンボウの皮!
自家製の酢味噌でいただきます。
コラーゲンがたっぷり含まれるという皮は、プルンとした独特の食感。
臭みやクセは一切なく、お酒にも合いそう。
ホルモンは、歯ごたえがありイカのような食感で、ニンニクが効いた自家製タレのパンチがクセになる美味しさ。
実はマンボウの皮は、室戸市内でも食べられるお店が少なく、スーパーに並ぶこともほとんどないそう。
というのも、マンボウの体表はやすりのように固く、その下にある皮をとるのは一苦労。
昔は食卓に並ぶこともあったそうだが、手間やコストの問題から手に入れることが難しい希少な部位になったのだとか。
お店を切り盛りする女将さんにお話を伺った。
-人気メニューを教えてください!
ほとんどの方が、「本日のサービスランチ」(1000円)を注文しますね。日替わりで7種類前後のおかずが入っていて、ボリュームにも定評があります。その中には、もちろん室戸の魚を使った料理も含まれていますよ。
-郷土の味・マンボウについて教えてください!
昔からマンボウは、肝を味噌煮にしたり、身を刺身で食べたり、炒めたり、干物にしたり、ところてん風にしたり…と、様々な調理法で親しまれてきました。当店では、串カツや天ぷらにして提供することもあります。
「サンフィッシュまんぼう」には、宿泊できるトレーラーハウスがあり、素泊まり4000円、食事付き6500円で利用できる。
お店から車で約15分の場所に「室戸岬」もあるので、室戸の郷土の味とともに泊まりで室戸観光を楽しんでみてはいかがだろう。
サンフィッシュまんぼう
住所:室戸市室戸岬町3001
TEL:0887-23-0776
営業時間:午前7時30分~午後2時30分
定休日:月曜
P:15台
提供:ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/