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【高知グルメ】皮もあんも手作りどら焼きがお遍路さんに愛される室戸グルメ「遍路の駅 夫婦善哉」ほっとこうちオススメ情報

       

この情報は2023年11月13日時点の情報となります。

高知を元気にする応援団を屋号に掲げる出版社「ほっとこうち」が、高知のグルメ情報を紹介していくシリーズ。今回は、室戸市にある「遍路の駅 夫婦善哉」をご紹介!

やって来たのは、高知市から東へ車で約1時間50分。

室戸市にある四国霊場第25番札所「津照寺(しんしょうじ)」のお膝元に店を構える「遍路の駅 夫婦善哉」。

手作りのお弁当やお惣菜をはじめ、野菜や果物、土産物まで幅広く揃う店内。

店の奥は食堂スペースとなっており、室戸名物の「金目丼」や店オリジナルの「夫婦御膳」といった食事メニューの他、うどんやそば、ラーメンといった麺メニューも人気なのだそう。

そんな人気のメニューが色々とある中で、今回ご紹介するのは名物となっている「どら焼き」(180円)。

今から約16年前に「何か名物になるものを作ろう」と考案されたもので、お店を訪れたお遍路さんにお接待として無料で振るまっていたところ評判を呼び、今では看板商品になったという。

現在、どら焼きを作っているのは三代目の谷口洋介さん。

「まるでパンケーキみたい」と言われる皮の部分は、卵をよくかき混ぜることでふんわりした食感に仕上がり、焼きたてが美味しいことはもちろん、時間が経てばしっとりふわふわの食感が楽しめる。

その皮に押されている焼印は、今年の1月にそれまで使っていた文字の焼印から津照寺の鐘撞堂(かねつきどう)のデザインにリニューアルした。

よりポップな印象になり、外国のお遍路さんやお土産に買って行く人などが増え、ジワジワと認知度が高まっている。

中身のあんこは、「小倉あん」と近隣の北川村産ゆずを使用した「ゆずあん」の2種。

どちらも店内で手作りしており、小倉あんは小豆の風味がしっかり感じられるどこか懐かしい味わいで、ゆずは皮の食感がアクセントになり爽やかな後味が楽しめる。

ここで、三代目の谷口洋介さんにお話を伺った。

-お店のこだわりを教えてください。

谷口さん:どら焼きは皮とあんこ、両方手作りしています。その他、お弁当やお惣菜も手作りにこだわっています。これといって特別なことはしていませんが、この手作りの味が好きとお客様に言っていただけることは多いです。

-どら焼きはどのような方が買って行きますか?

谷口さん:遍路を回るたびに来てくださるお遍路さんがおやつに買ってくださったり、団体のお遍路さんが来た時には一気に売れて品切れになったりすることもあります。最近では、外国のお遍路さんにもよく手に取っていただいています。

-読者に向けてメッセージをお願いします。

谷口さん:名物のどら焼きはもちろん、他にも手作りの弁当や惣菜、食堂のメニューもたくさんありますのでそちらもぜひ味わっていただきたいです。

室戸岬にほど近い場所にあるので、観光の道中で立ち寄ってほしい「遍路の駅 夫婦善哉」。どら焼きを片手に趣ある街並みを散策したり、眼前に広がる海を眺めたりと室戸の歴史や自然を楽しんでみてはいかがだろう。

 

遍路の駅 夫婦善哉

住所:室戸市室津2605
電話:0887-22-0580
営業時間:午前9時~午後5時30分
休:年末年始
P:有り

 

提供:ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/