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高知で繰り広げられる熱い闘いの「カシオワールドオープン ゴルフトーナメント」 と同時開催!12種類の自然体感&スポーツ体験イベントが実施されるぞ!
この情報は2023年7月5日時点の情報となります。
高知県のみならず全国的に社会問題となっている「空き家」。そんな「空き家問題」にフォーカスした高知県の空き家対策PVが現在、YouTubeで公開中だ。「空き家は、高知を救う。」そのタイトルに込められた思いとは…。
高知県庁住宅課は、増え続ける空き家対策の一環として、このほど空き家対策PV「空き家は、高知を救う。」を制作し、YouTubeで公開している。
高知県の空き家の現状や空き家放置のデメリット、家の行く末について家族で話し合うことの重要性を伝えるとともに、高知県空き家相談窓口に自身が所有している空き家の相談をした方々へのインタビューを通して、空き家活用のメリットや実際の窓口相談の流れをリアルに表現している。
PVに登場する「高知県空き家相談窓口」は、2022年7月19日に高知県が開設したもので、空き家事情に詳しい担当者が相談者の悩みや空き家の状態に応じて必要なアドバイスや専門家への取り次ぎなどを行っている。
また、実際に空き家の状態を現地で確認する必要がある場合には、専門家がその空き家まで出向いて目視で調査をすることもあるのだ。
開設からこれまでに寄せられた相談件数は500件を超えているという。
「空き家問題」で悩んでいる人たちがいかに多いかということの表れだろう。
ところで、PVのタイトルは「空き家は、高知を救う。」なのだが、全国的な社会問題になっている「空き家」が「高知を救う」とは一体どういうことなのだろうか。
このPVを企画した高知県土木部住宅課空き家対策チームの曽我さんに話を伺った。
-このPVを制作した狙いを教えてください。
曽我さん:まずは、高知県空き家相談窓口を知っていただくということです。また、空き家の所有者さんの中には相談するにも何を聞いたら良いかわからなかったり、相談することに不安を感じる方もいらっしゃるかと思いますので、実際に相談された方のリアルな声を動画という形でわかりやすくお伝えすることで相談の流れをイメージしてもらいやすいようにしました。
-「空き家は、高知を救う。」というタイトルに込めた思いを教えてください。
曽我さん:空き家は、そのまま放置して老朽化が進むと、ガラスや瓦などが落ちてご近所に迷惑をかけることになるかもしれませんし、所有者さん自身にとっても税金や維持費などの負担が増え、リスクやデメリットが大きくなってきます。一方で、空き家を必要としている方も多く、早めに活用すればまだまだ役に立ちます。移住者の住まいや、地域の方々が集う施設に生まれ変われば、地域や集落、ひいては高知の元気につながります。「空き家問題」をできるだけポジティブに解決していきたい、という思いのこもった「空き家は、高知を救う。」なんです。
空き家を活用して高知を元気に。
これから県内各地で空き家の活用が進めば、地域や街の様子も変わっていくかもしれない。
高知県庁住宅課では、空き家対策の一環として、タレント・歌手・女優の松本明子さんをゲストに招いた「高知県みんなの空き家セミナー ~今日からはじめる!明日に役立つ!~」を、2023年7月15日(土)に高知市文化プラザ「かるぽーと」で開催する。
セミナーでは、著書「実家じまい終わらせました!」を出版した松本明子さんによる実家じまいの経験談や、専門家のアドバイスを交えたパネルディスカッションなどを通じて、空き家を放置することのリスクや実家や持ち家の行く末を早めに決めておくことの重要性をわかりやすく伝える。
詳しくは高知県空き家ポータルサイトをチェックだ!
高知県空き家ポータルサイト
https://akiya-kochi.jp/