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Back To 高知家の◯◯!高知の新名物!とさでん交通路面電車が生み出す奇跡の光景「トリプル・クロス」
この情報は2017年7月31日時点の情報となります。
高知城歴史博物館で6月24日〜8月21日まで開催されている連続特集展示「黒船がやってきたいっしょに学ぼう、開国から明治へ」をレポートする。
カワイイーー と、高知県の中心で叫んでしまいそうなキャラクターが、高知城歴史博物館にいる。
その名は”やまぴょん”。本名、山内 兎之進(やまうちうさのしん)。
土佐藩の4代目藩主だった豊昌の兜「兎耳形兜(うさぎみみなりのかぶと)」を頭につけて、高知城歴史博物館のPRを担当している。
歴史ってなんとな〜く難しいというイメージがある人でも、可愛さのあまり逢いに行きたくなること間違いなしのキャラクターだ。
今回は、そんな”やまぴょん”と一緒に、開国から明治時代の歴史を学べる特集展示が開催されていたので早速、高知まで行ってレポートしてきた。
2017年3月に高知城ふもとにオープンした「高知城歴史博物館」。2017年3月から2年間に亘り開催される「志国高知 幕末維新博」のメイン会場にも指定されている。
圧倒的な外観で存在感抜群で、館内には6万7000点にも及ぶ高知県ゆかりの資料が収蔵されている。(展示資料のほとんどがレプリカではなく本物である。)
中でも一番の注目を集めているのは、坂本龍馬が暗殺される5日前にしたためた手紙。(現在はレプリカ展示)
全国初公開となるこの書には、「新幕府」ではなく「新国家」という言葉が使われていることから、龍馬が目指していた日本の姿をうかがい知ることができる。
歴史の教科書で習ったペリー。
黒船を率いて現れた外国人ということだけは覚えていても、その当時の時代背景などがわからないと、いまいちピンとこない人も多いのではないだろうか。
実は、幕末から明治にかけて、大きく日本が変わった出来事なので、知れば知るほど興味深く、歴史好きなお父さんはもちろん、お母さんもお子さんも楽しめる展示で、当時のことを学ぶことができる。
見るだけではわからない方のために館内では、無料で貸し出しているタブレットを使って、音声でも説明を受けられるので安心してほしい。
江戸〜明治時代にかけての貴重な資料を展示。
当時は「開国」に賛成反対どっちだった そんな攘夷派・開国派の意見や、高知県の幕末の志士たちはどんな思いだったかイラストでわかりやすく紹介している。
日本が開国してから始まったガラス板写真も貴重な資料。
小学生向けのワークシートも作成・配布しているので、夏休みの自由研究にもぴったり。
お子さんが夢中になることは確実。
高知の夏は、川遊びや山遊びなどアウトドアの誘惑がたっぷりあるが、インドアでも楽しめるこの特集展にもぜひ足を運んでほしい。(8月21日まで。)
その後はまた新しい特集展の開催が予定されているので、何回行っても、飽きない仕掛けがここにはある。
住所/高知県高知市追手筋2-7-5
電話番号/088-871-1600