高知県出身の植物学者・牧野富太郎が主人公のモデルとなった連続テレビ小説スタート！

4月3日から連続テレビ小説「らんまん」（NHK）の放送が始まりました。

主人公・槙野万太郎のモデルとなっているのは、高知県出身で世界的な植物学者・牧野富太郎博士です。

これから半年間かけて、植物を愛し一途に植物分類学の道を突き進んだ牧野博士とその妻の波瀾万丈な人生が描かれます。

撮影は高知県内でも行われ、初回から多くの県内スポットも放映されました。

その中のいくつかをご紹介します。

安芸市「伊尾木洞」

オープニングで登場したのは、安芸市伊尾木洞です。

主人公である槙野万太郎が緑一色の洞窟を探索する姿が描かれました。

伊尾木洞は波の浸食によりできた洞窟で、高さ5ｍもある岩壁には貝の化石が見られます。

また、約40種類ものシダが自生し、国の天然記念物に指定されています。

安芸市観光協会ではガイドツアーを受け付けており、洞窟入口から200m地点で折り返す通常コース、400mで折り返す冒険コースの２種類から選べます。（https://www.akikanko.or.jp/kanko/iokidou.html）

高岡郡津野町「天狗高原」

次に、主題歌に乗って映し出されるのは、「牧野植物園」や「仁淀川」、そして主人公が空を舞う姿が印象的な「天狗高原」です。

日本三大カルストのひとつである四国カルスト・天狗高原は標高1000m～1500mにあります。

点在する石灰岩やのびのび放牧されている牛、夜には満天の星が望めるなど、まさに雲の上に広がる別世界です。

遊歩道も整備されているので、のんびりと散策するのもおすすめです。（https://village-tengu.com/）

高岡郡佐川町「牧野公園」「酒蔵」・高岡郡越知町「横倉山」

さらに、牧野博士の生まれ故郷である佐川町や、若き日の牧野博士が足繁く採集に訪れた越知町横倉山（よこぐらやま）も、随所に登場します。

このあとの放送でも、ぜひチェックをしてみてください。

佐川町：https://sakawa-kankou.jp/hanasaku

越知町：https://ochi-kankou.jp/tourist/tourist.html

牧野博士が愛した花「バイカオウレン」

そして、博士のお母さんが大好きな花として登場した可憐な白い花が「バイカオウレン」です。

今回のドラマでは、毎週花の名前がタイトルとしてつけられていて、第1週のタイトルになっています。

博士がこよなく愛した花として知られています。

1月終わり頃から2月にかけて咲き、佐川町東部の加茂地区では一面に自生する姿も見られます。ぜひみなさんもまた来年、愛らしく可憐な花を見に来てください。（https://sakawa-kankou.jp/spot/92）

【高知県観光博覧会「牧野博士の新休日～らんまんの舞台・高知」】
　https://kochi-tabi.jp/makino-expo/