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この情報は2023年2月23日時点の情報となります。
高知を元気にする応援団を屋号に掲げる出版社「ほっとこうち」がオススメする、高知のグルメ情報を紹介していくシリーズ。今回はカフェにうどん、テイクアウトと、様々なスタイルで営業をする「とりうみ商店」をご紹介!
今回ご紹介するのは、幡多郡黒潮町にオープンした「とりうみ商店」。高知市中心部からは、車で約1時間半の場所に位置する。
オーナーの鳥海奈美さんは、東京などの飲食店で勤務したあと黒潮町にUターンをしてきた方。
ランチプレートやケーキなどが楽しめるカフェなのだが、毎週木曜・金曜はうどんを提供しているのだ。
うどんを作っているのは、和食職人として25年のキャリアを持ち、うどんの本場・香川で修行経験を持つ鳥海さんの兄・山﨑祐樹さん。
「いろんななおいしい料理が楽しめる!」と地元内外から足を運ぶ人も多いそう。
民家を改築した店内には、日本家屋の趣と、ドライフラワーなどの雑貨がマッチしたレトロで可愛らしい雰囲気が広がる。奥には座敷も設けられており、子ども連れでも気兼ねなくくつろげそう。
訪れた日はうどんの営業日。早速この冬おすすめのうどんを注文。
大きなあげが特徴的な「きつねうどん」(600円)は、地元の豆腐屋さんから仕入れた肉厚なあげを炊いたシンプルなうどん。
あげからじゅわ〜とダシが滲み出て、染み渡る美味しさ。
ボリューム満点でお腹もいっぱいに。
こちらは、数量限定メニューの「肉ぶっかけ+温玉トッピング」(900 円)。
宗田節やサバ節を効かせたダシつゆで、旨味をより感じる仕上がりに。
太さや喉越しを意識して工夫した手打ち麺は手切りしていて、太さが異なるため食べるごとに違った食感を楽しめる。
和食料理人歴25年のキャリアを持つ山﨑さん。
天ぷらは注文が入ってから揚げるのがこだわりで、こちらは地元の野菜やエビなどが盛られた「天ぷらうどん」(900 円)。
添えられた黒潮町産の天日塩につけたり、うどんのダシに浸したり、お好みで召し上がれ。
うどんに合わせて食べたい「おでん」(各120円)は、ダシが染み込み、頬張ればジュワッと美味しさが溢れ出る。
お店のマークが焼印で施された厚揚げも可愛らしい。
店主の鳥海奈美さん、兄の山﨑裕樹さんにお話を伺った。
-店名の由来を教えてください。
鳥海さん:私の嫁ぎ先が「鳥海」という苗字で、お店からは海も見えるので、両方の意味を込めて「とりうみ」。ランチ、カフェ、うどんなど、様々なものを提供しているので「商店」とつけたんです。
-お店全体のこだわりを教えてください。
鳥海さん:「手作り」にこだわっていますね。カフェのランチタイムは、サラダや手作りパンなどいろんな種類がのった「ワンプレートランチ」をお出ししています。キッシュなども全て手作りしています。
山﨑さん:うどんも一切機械を入れない「手作り」です。手打ち・手切りの食感の違いを楽しんでもらえると嬉しいですね。
-今回はうどんをいただきましたが、カフェではどんな商品を提供されているのですか?
鳥海さん:いろんなものを少しずつ楽しめる「ワンプレートランチ」や「グリーンカレー」「煮込みハンバーグ」、カフェタイムにはケーキもご用意しています。お一人さまでも小さなお子様連れの方々にも、ゆっくりお楽しみいただきたいです。
-最後に読者の方に一言お願いします!
鳥海さん・山﨑さん:のんびりできる雰囲気になっていると思うので、幅広い方に楽しんでいただけたらと思います。ぜひ一度お越しくださいませ。
こだわりが詰まった料理からは、2人の優しい人柄を感じられた。黒潮町の新たな人気スポットに、ぜひ足を運んでみて。
とりうみ商店
住所:幡多郡黒潮町上川口795
営業時間:火曜、水曜、土曜はカフェ午前11時〜午後5時頃、木曜、金曜はうどん午前10時〜 午後2時頃 ※麺が売り切れ次第終了、麺の予約のみ可能(席の予約は不可)
定休日:日曜、月曜
P:有り
提供:ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/