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この情報は2022年10月7日時点の情報となります。
高知を元気にする応援団を屋号に掲げる出版社「ほっとこうち」がオススメする、高知のグルメ情報を紹介していくシリーズ!今回は、中土佐町の「久礼大正町市場」で愛され続ける人気店「田中鮮魚店」をご紹介。
やってきたのは、「鰹一本釣り」の町としても有名な中土佐町にある「久礼大正町市場」。
高知市中心部から車で約50分の場所にあり、新鮮な地魚や海鮮丼、惣菜、旬の野菜などの地元グルメが揃う人気のスポットだ。
週末は県内外から多くの観光客が訪れて賑わいを見せるものの、平日はゆったりムード。市場内や近隣のスポットをじっくり見てまわりたいなら、平日に訪れるのがおすすめ。
今回のお目当ては、もちろんカツオ!
早速「田中鮮魚店」で、カツオのたたきをオーダー。
こちらで鮮魚を購入すると向かいの「漁師小屋」でいただくことができる。
ちなみに、カツオの旬は年二回あり、その二回目にあたるのが9〜11月に獲れる「戻り鰹」。
餌をたっぷり食べて太ったカツオは、春に獲れる「初鰹」と比べて、脂のりが格段にアップ。濃厚でとろっとした味わいが楽しめる。
豪快に上がる火の中にカツオを入れて、職人ならではの絶妙な加減で焼き上げる。
こちらに、ご飯・味噌汁(300円)をつければ、あっという間に定食に♪
分厚く切られたカツオが13切れ、そしてたっぷりのご飯、お味噌汁全て込みで1350円!
カツオは、別添えの塩もしくは卓上のタレと薬味をたっぷりのせていただくのが高知流。
ここで店主の田中さんにお話を伺った。
-今年のカツオはどうでしょうか?
田中さん:今年も例年通り順調に揚がっていますよ。昔は、7〜9月はカツオがとれないので漁を休んでいましたが、今は漁場が安定してきたので、この時期にも良いカツオを提供できるようになりました!
-美味しさの秘密を教えてください。
田中さん:美味しいカツオを提供できる理由は、2つあります。1つ目は、長年カツオを見てきた職人の目利きや触った時の感覚で、美味しいカツオを見定めることができているから。2つ目はやはり新鮮さと「一本釣り」ですね。一本一本釣り上げて船上ですぐに冷やすことで自慢のビリビリ、グリグリの鮮度が保たれているんです。
捌くまで品質を見極めるのが難しいとされるカツオ。職人の確かな目利きとワザ、そして漁港から市場まで車でわずか5分という近さだからこそ、鮮度の高い美味しいカツオを楽しめる。
美味しいカツオを食べるなら、ぜひ中土佐町へ一度足を運んでみてほしい。
田中鮮魚店
住所:高岡郡中土佐町久礼6382
TEL:0889-52-2723
営業時間:販売/午前9時~午後5時、漁師小屋/午前10時~オーダーストップ午後2時
定休日:水曜
提供:ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/