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この情報は2022年7月18日時点の情報となります。
高知を元気にする応援団を屋号に掲げる出版社「ほっとこうち」がオススメする、高知のグルメ情報を紹介していくシリーズ!今回は、2022年5月大月町にオープンした「力豚(りきぶた)」専門店「土佐 力豚屋」をご紹介!
今回訪れたのは、高知市から県西部へ車で約2時間40分の大月町。
2022年5月にオープンした、ブランド豚「力豚(りきぶた)」の専門店「土佐 力豚屋」だ。
「道の駅 大月」の向かいにお店を構えている。
「力豚」とは、大月町で唯一の養豚農家「松本養豚場」が手がける地元のブランド豚。
水分を含ませたオガクズと土着菌を混ぜて作った「発酵床」で豚を育てていて、清潔でストレスのない飼育環境になっている。
のびのびと育った力豚は、その上質な肉質と、脂の甘みが多くのファンに人気だ。
お店に入ると、豚を焼いた食欲そそる香りが漂う。
店内には、飲食スペースの他に物産販売のスペースもあり、地元のお土産品をはじめ、自家製の「力豚ベーコン」などを取り揃えている。
メニューにはお店自慢の力豚を使った丼定食が3種類と、高知県産のしらすを使用した「高知しらす丼」(900円)という、ボリューム満点なランチメニューが並ぶ。
今回は、お店おすすめの「豚バラ丼定食」(1300円)を頂くことに。
お肉は、大月町産の土佐備長炭で焼き上げていて、立ち上がる煙と香りが空腹感を刺激する。
串焼きのメニューもあり、豚ハラミの「力豚串」(350円)は向かいの道の駅を訪れたお客さんや通りかかったお客さんにも大人気。
「豚バラ丼定食」がこちら。
こんがりと焼き上げられた豚バラの上に、黄身が輝く豚丼。そして、お味噌汁、たくあんに、丼にかけると味変が楽しめる「とろろ」がセットになっている。
早速、丼からパクリと一口。力豚は臭みがなく、噛めば噛むほど肉からは旨みが、脂からは甘みが溢れてくる。そして、甘辛いタレがご飯に合い、思わず掻き込みたくなる美味しさだ。
続いて、とろろをかけて頂いてみると、とろろのネバネバ感に豚の旨みが合わさり、ガツンとくる満足感がたまらない。
一度も箸を休めることなく、ペロリと平らげてしまった。
ここで、店長の谷さんにお話を伺った。
-お店のオープンのきっかけを教えてください!
谷さん:大月町で、だんだん飲食店が減ってきて、観光客の方が来られても、土日祝日に食事できるところがあまりない状態にありました。それをなんとかしたいという思いで、お店をオープンしました。大月町の名産である力豚を楽しみつつ、ビールが飲めたりと、大月町に住んでいる方はもちろん、訪れた観光客の人も楽しんで頂けるようなお店にしたいと思っています!
-お店こだわりの力豚について、改めて教えてください。
谷さん:力豚の名前の由来は、「食べて力をつけてもらいたい」という願いが込められています。初めは出荷頭数も少ないため、大月町内だけで消費されていましたが、その美味しさが徐々に認知され、2015年には「豚枝肉共進会 農林水産大臣賞」を受賞しました。私たちも、「美味しい力豚の魅力を、大月町の外にも広めたい!」という思いで、料理の提供や商品化をしています!
週末には力豚を使った焼肉を頂ける夜メニューもあり、今後はお店の横に、大月町で上がった新鮮なお魚が頂けるお店もオープンさせたいと語る谷さん。
大月町に訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてほしい。
土佐 力豚屋
住所:幡多郡大月町弘見2693-1
定休日:火曜
営業時間:午前10時30分〜午後4時、金曜〜日曜は午後5時30分〜午後9時も営業
TEL:0880-79-0815
提供:ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/