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この情報は2022年4月4日時点の情報となります。
高知を元気にする応援団を屋号に掲げる出版社「ほっとこうち」がオススメする、高知のグルメ情報を紹介していくシリーズ!今回はパティシエ歴47年のベテラン店主が営む「もみのき山のケーキ茶屋 MOMA」をご紹介!
高知市中心部から車で約50分の場所にある、いの町の吾北地区。黄色いむささびのキャラクターが目印のこちらが、今回ご紹介する「もみのき山のケーキ茶屋MOMA」だ。
2年前に地元の直売所だった施設を改装しオープンしたお店。
国道沿いということもあり、観光客やライダーが休憩スポットとして利用することも多いそう。
営業日は基本週末の土曜・日曜のみ。
店内は、テーブル席とカウンター席があり、カウンター席前の窓からは美しい仁淀川を眺めることができる。
「運が良ければ白鷺が来たりもするんですよ」と店主の野町さん。
早速おすすめのメニューを注文してみた。
日によって様々なメニューが登場するというが、この日はいちご・チョコ・抹茶のショートケーキに、ロールケーキのラインナップ(各350〜450円)。
しっとり生地のスポンジと、控えめな甘さのクリームは、口に入れるとシュワッと溶けるような軽い口当たり。後味もあっさりとしているので、いくらでも食べられる。
ドライブの途中で訪れるお客さんも多い「MOMA」。そんな方に向けて、「持ち歩きできるように」とカップケーキ(各350円〜)も販売中。プレゼントや手土産にもぴったりだ。
店主の野町孝幸さんにお話を伺った。
-店名の由来を教えてください。
野町さん:「ムササビ」という意味です。吾北地域は、むささびが生息していると言われていることから「ムササビの里」として親しまれており、吾北地域の人は「モマ」と呼ぶんです。看板のキャラクターもムササビなんですよ。
-オープン2年目とのことですが、きっかけは?
野町さん:私は室戸市の出身でして、高校を卒業後に県外へ就職したんです。23才からお菓子作りの道へ入り、名古屋などいろんなお店で修行しました。ここは妻の地元で、縁あってこの場所が空いていたことを知ったんです。名古屋に住んでいましたが、自分のお店を持つことが夢だったので「ここしかない!」と思い、心を決め移住してきました。
-移住は大きな決断ですが、不安はなかったですか?
野町さん:家族や友人からは大反対されましたよ(笑)。でも私は70才を迎えて、「一度きりの人生だからチャレンジしたい!」という気持ちが大きかったですし、パティシエに定年はありませんからね。できる限りおいしいお菓子を皆さんに届けたいです。
-お店は週末のみの営業ですか?
野町さん:はい。基本は土・日・祝日の営業ですが、平日にお越しの際は事前にご連絡いただければご用意が可能です。気軽なお店なので、いつでも来てくださいね。
おいしいお菓子を食べながら、美しい仁淀川の風景にうっとり。
店主との会話も相まって、ついつい長居してしまいたくなる癒しのスイーツショップ「MOMA」へ、ドライブがてらぜひ訪れてみて。
もみのき山のケーキ茶屋 MOMA
住所:吾川郡いの町下八川甲378-1
TEL:080-6900-2724
営業時間:午前11時〜午後6時
定休日:月曜〜金曜 、不定休 ※平日の来店希望は事前問い合わせを
提供:ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/