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この情報は2022年3月7日時点の情報となります。
高知を元気にする応援団を屋号に掲げる出版社「ほっとこうち」がオススメする、高知のグルメ情報を紹介していくシリーズ!今回は、カレー文化の地大阪で培われた創作スパイスカレーと、自家焙煎コーヒーが自慢のお店「SANROKU COFFEE」をご紹介!
高知市中心部から車で5分ほどの場所にある、菜園場商店街からほど近い桜井町にひっそりと佇む黒い建物。こちらのお店が、今回紹介する「SANROKU COFFEE(サンロクコーヒー)」だ。
大阪から高知へと移住してきた店主が手がける、自家焙煎したコーヒーと創作スパイスカレーが自慢で、お昼時になると、その味を楽しみに多くのお客さんが足を運ぶ人気店。
店内の壁棚には、店主のコレクションするレコードがミュージックバーのようにずらりと並ぶ。
カレーとコーヒーの香ばしい香りが心地良い、落ち着いた大人な雰囲気が魅力的。
店主の豊富なアイデアによって仕上げられる「週替わりカレー」が人気で、今回は「はちきん地鶏出汁の合挽カレー」(1200円)と「カリフラワーとマッシュルームのココナッツカレー」(1150円)の2種類。
カレーに使用する食材は、高知県産の季節の食材にこだわっている。
ご飯は「ビリヤニ」に変更してもらった(+250円)。ビリヤニとは、カレーペーストとフライドオニオン、バスマティライスを炊き込んだインド式炊き込みご飯のことだ。
まずは「はちきん地鶏出汁の合挽カレー」が到着。
春野町産「弘岡かぶ」を塩麹でマリネにした「弘岡かぶの塩麹マリネ」、高知県産のカツオ節からとったダシで作る「高知産カツオダシのジュレ」、数種類のスパイスと塩、ヨーグルトと和えた「とうもろこしのライタ」など、スリランカのカレーから着想を得た副菜たちが縁を取り囲むように並べられている。
はちきん地鶏のガラから丁寧にとったダシの香り、調合されたスパイスの香りが食欲をそそる。
カレーをビリヤニに絡めて早速一口。
鶏のしっかりとした旨味を感じつつ、スパイスの絶妙なバランスにより心地よい複雑さが生まれ、奥深い味わい。
周りの副菜も一緒に口の中へ入れると、味の変化が実に面白く、最後のひと口まで飽きずに食べ続けられる一皿だ。
食べ進めるごとに変化する味を楽しみながら、あっという間にぺろりと完食。
続いてもう一皿、「カリフラワーとマッシュルームのココナッツカレー」。
マッシュルーム、カリフラワーの旨みを、ココナッツミルクと絶妙な塩梅がまとめ上げている。
店主曰く、食べた瞬間に感じる強烈な野菜の旨みに思わず驚く人もいるらしい。
それも納得の、旨みがぎゅっと詰まった美味しさだ。
そして、食後にはお店自慢のネルフィルターで入れた「自家焙煎ブレンドコーヒー」(550円)をいただく。
豆の香り・味わいがしっかりと残っており美味しい。
食後にピッタリのコーヒーに満たされていく。
ここで店主の釘崎さんにお話を伺った。
-店名の由来はなんですか?
釘崎さん:元々大阪に店舗があったのですが、お店があった場所の近くに山麓線が通っていて、自分が山登りが好きだったことなど、いろんな場面で「サンロク」という言葉に運命を感じたからです。
-カレーとコーヒー美味しかったです!こだわりはありますか?
釘崎さん:高知産の食材はとにかく美味しいものが多いので、高知で採れた旬の食材を使っています。コーヒーもネルフィルターで入れることで、香り高くなるような工夫をしています。
菜園場商店街の近くに来た際は、ぜひカレーとコーヒーのこだわりランチを召し上がれ♪
SANROKU COFFEE
住所:高知市桜井町1-5-25
TEL:無し※問い合わせはInstagram(@sanrokucoffee)をチェック
営業時間:午前11時30分~午後3時
定休日:水曜~金曜
提供:ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/