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高知は魚が美味しいから干物も旨い!「高知家の干物」を銀座のアンテナショップでお買い物
この情報は2018年11月30日時点の情報となります。
新鮮な海の幸や野菜のイメージがある高知県。県外にはあまり知られていないが、実は「モーニング」の文化が根付いている。
高知市の老舗旅館「城西館」では、宿泊をしていない一般の人でも朝食バイキングを食べることができると聞き、高知家の○○取材班は城西館に向かった。
城西館は明治7年の創業から144年となる、高知では知らない人のいない老舗旅館。
創業以来様々な賞を受賞し、料理においても評価は高い。
そんな城西館では近年「朝食バイキングのみ利用したい」という声から、宿泊客でなくても朝食バイキングが食べられるようになったのだ!今では利用する県内客も増え、人気のモーニングとなっている。
城西館の朝食バイキングは、楽天トラベル主催「朝ごはんフェスティバル®2018」で高知県No.1を受賞。
高知県内の十数軒のホテル・旅館がエントリーする中で、見事1位を獲得したその実力に期待が高まる。
受付を済ませ会場に入ると、目の前には料理がずらり。
驚いたのがその品揃え。和食洋食などを合わせて60種類以上がずらりと並んでいてどれを食べようか迷ってしまう!
土佐魚のあら焚き、四万十鶏のサラダや
パンの種類もたくさん!
土佐ジロー卵がゆで玉子で出てくるのも珍しい。
県内外のお客様に高知を堪能してもらうため、バイキングメニューには高知県産の食材や名産品がたくさん揃っている。
そんな高知ならではのバイキングメニューをいくつか紹介していこう!
先ほど紹介した「朝ごはんフェスティバル®2018」で高知県1位を獲ったメニューがこの「田舎寿司」。
「田舎寿司」とは、みょうが、こんにゃく、しいたけなど主に山里の素材を使った高知の郷土料理で、酢飯にはゆず酢を使用している高知県民にはおなじみの味だ。
みょうがのシャキシャキ感とこんにゃくのお寿司はヘルシーでおいしく、県外の方にも好評の人気メニューとなっている。
パンコーナーには高知県発祥の菓子パン「ぼうしパン」が。
食パンやクロワッサンと並んでいるぼうしパンが、いかにも高知らしい。
ちなみにパンコーナーでは、ミニたい焼きもあるのだがこれもおもしろい。
たい焼きが無くなったら、パンコーナー横の鉄板で焼いてくれる。
味はあんこ以外に「柚子カスタード」があり、これもまた高知っぽい。
普通の朝食バイキングではお目にかかることは無いであろう青汁!笑
目に止まった瞬間に思わず笑みがこぼれたのだが、ケール100%で作られた高知県の青汁は、思った以上に飲みやすい。
飲んだことの無い方は1度飲んでみてほしいところ。
日曜市の鉄板アイテムといえば「イモ天」。
もちろん高知県産のさつまいもを使っている。
日曜市で売っているイモ天も美味しいが、城西館の料理人が作ったイモ天はこれまた絶品!
こちらは好きな料理を丼に乗っけて自分好みにすることもできる「土佐丼」コーナー。
どんぶりに、ちりめんじゃこや鰹節、卵、角煮などをドーンと乗せていただける。
高知のちりめんじゃこが思いっきり食べれる「ちりめん丼」にするもよし。全く新しい自分だけの「土佐丼」を作るもよし。楽しみ方はさまざまだ。
コーナーの中央奥では、シェフが目の前で料理を提供している。
しかもオムレツなどの玉子料理やフレンチトーストはオーダーを聞いてから作ってくれるので、出来たてをすぐに食べることができるのだ!
なかでもおすすめは「だし巻き玉子」。
このだし巻き玉子は全国を周っている芸能人にも好評で「かなりの数のホテル朝食を食べ歩いたが、ここのだし巻き玉子が一番美味しい」と言われるほどなんだとか。
城西館のバイキングにきたら、まずは出来たてのだし巻き玉子を手にとっていただきたい。
「洋食のメニューが豊富なのは、当館は旅館ではありますが、洋食のシェフがいること、海外のお客様のニーズにもお応えし、和食、洋食共に高知の食材をたくさん味わって頂きたいと思っています。」
「高知県の郷土料理を朝食でも食べていただき、午前中に帰ることの多いビジネスマンのお客様に、少しでも高知を堪能していただきたいです。」と、城西館マーケティング部の方は話す。
また 、お正月の三ヶ日には新年のお餅つきがあり、つきたてのお餅を食べることもできる。
季節に応じた食材を最大限に使い、そのうえ季節の行事を見て、味わうことができるのは老舗旅館ならでは。
ここまで幅広い客層に向けて、細部までこだわった朝食があるだろうか!