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この情報は2021年12月2日時点の情報となります。
高知を元気にする応援団を屋号に掲げる出版社「ほっとこうち」がオススメする、高知のテイクアウト情報を紹介していくシリーズ!今回は、土佐市の古民家にお店を構える隠れ名店「お好み焼き 彦兵衛」を紹介します!
高知市中心部から車で約30分。土佐市の中心部から住宅街へ入っていくと見えてくるのが、立派な佇まいの古民家「お好み焼き彦兵衛」だ。
古民家をリノベーションしており、店内は居心地の良い和の空間。窓からは風情漂う庭が見える。
広々としたテーブル席の他に、個室タイプの席もあり、家族や友達とゆったり食事を楽しむことができる。
お昼時には、ランチ限定のセットメニューもある。
好きなメインに、サラダやデザートがつく2種類のセットがあり、今回はおにぎり・サラダ・デザートがつく「Aセット」(850円)を注文。
メインには、創業当初から人気の看板お好み焼き「ねぎ焼き」(+150円)をチョイス!
お好み焼きは自分で作るか、店員さんに作ってもらうか選ぶことができる。
早速セットのサラダとおにぎりが到着。
お好み焼きにサラダとおにぎりがつくのはなかなか珍しいが、満足感が増して嬉しい。
そして、お待ちかねの「ねぎ焼き」とご対面。
ソースの上に敷き詰められたねぎと、その真ん中に黄身が落とされたインパクトあるルックス。
漂うソースの香りに食欲が掻き立てられる。
いざ実食。
一口入れた瞬間に、普通のお好み焼きとは異なる旨味が、口の中いっぱいに広がってくる。なんだろうと思い、もう一度パクリ。
そして、断面を観察してみると、その正体が分かった。
細かく刻み、甘辛く味付けされた牛すじ肉とこんにゃく「すじこん」が入っている。
お好み焼きに全体に「すじこん」の出汁が滲み渡り、旨味が格段に増している。さらに、牛すじ肉とこんにゃくの歯ごたえと、ねぎのシャキシャキとした食感が、口の中でリズムを作り楽しい。
どんどんと食べ進めたい、飽きのこない1枚だ。なるほど、創業当初から看板メニューというのも納得の美味しさだ。
食後にデザート。
デザートは日によって違い、この日は羊羹だった。
最後まで至れりつくせりのランチセットで、お腹も心も満たされた。
ここで、スタッフの明神さんにお話を伺った。
-「彦兵衛」の店名の由来を教えてください-
明神さん:先代の名前「豊彦」が由来です。愛されるお店の名前にしようと考えた結果、「兵衛」という文字を入れたいと思い、「豊彦」の「彦」と「兵衛」を合わせた店名となっております。
-「ねぎ焼き」はどのようにして考案したのですか?-
明神さん:先代から受け継がれたレシピなのですが、先代が大阪での修行を経て学んだお好み焼きのレシピに、もともと得意料理であった「すじこん」を入れてみようという発想から誕生しました。今でもお店人気ナンバーワンのお好み焼きで、「ねぎ焼き」を目当てにお店を訪れるお客様も大勢いらっしゃいます。
-お店のこだわっているポイントを教えてください-
明神さん:お子様連れの方や、家族、お友達と訪れやすいお店作りを心掛けています。なので、店内の居心地のいい空間作りや、みんなで楽しめるメニュー開発に尽力しています。今後も、もっと多くの方に愛されるお店になっていけるよう進化していきます。
住宅にひっそりと佇む「お好み焼き 彦兵衛」。
看板メニューの「ねぎ焼き」は、先代から受け継がれた長く愛される味だった。
次回は、モダン焼きやもんじゃ焼きなど、他のメニューもぜひ食べてみたい。粉物好きの方は、ぜひ足を運んでみてはいかがだろう。
お好み焼彦兵衛
住所:土佐市高岡町丁甲1063-3
TEL:088-855-9017
営業時間:午前8時~午後9時
定休日:火曜
提供:ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/