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Back To 高知家の2020!高知の恵みがギュッと詰まったクラフトビール誕生!仁淀川町「BLUE BREW」が新オープン

       

この情報は2021年11月25日時点の情報となります。

これまでたくさんの記事をご覧いただいている「高知家の〇〇」ですが、その中でも人気だった記事や、まだまだみなさんにご覧いただけていないおススメ記事を「Back To 高知家の20○○」としてご紹介します!
今回は2020年11月24日にご紹介した、仁淀川町のクラフトビール工房「ムカイクラフトブルーイング」の記事です。
これまでご愛読いただいている方も、初めて来たよという方も、是非お楽しみください!

奇跡の清流「仁淀川」の上流域に位置し、面積の約9割を山地が占める仁淀川町。

2020年11月、自然豊かなこの町にクラフトビール工房「ムカイクラフトブルーイング(株)」が誕生しました!

「仁淀ブルー」で知られる中津渓谷を通り過ぎ、中津川に沿って上流に車を走らせること約10分。ムカイクラフトブルーイング(株)の醸造所&タップルーム「BLUE BREW(ブルーブルー)」が見えてきました。

タップルームとは、醸造所で作られたビールをその場で飲めるスペースのこと。出来立てのビールが飲めると聞いて、ワクワクが止まりません!

出迎えてくださったのは、ブリューマスター(醸造所における責任者)のケネス・ムカイさんと、奥様でムカイクラフトブルーイング(株)の代表取締役を務める向井正子さん。

アメリカで行われた友人の結婚式で高知県出身の方と偶然話をしたことがきっかけで高知県とご縁ができたケネスさん。仁淀川のきれいな水に惚れ込み、アメリカから移住して仁淀川町の食材を使ったビール造りを始めました。

アメリカで物理と化学の教師をしながら、15年近く自家醸造家としてビール造りを行ってきた経歴を持つケネスさん。

仕込んだビールは、飲めるようになるまでに早くても2週間かかるそう。

「ビールは毎日どんどん味が変わっていく。毎朝工房に出て、試飲をするまでドキドキします。」

と、ビール造りの難しさを語ってくださいました。さて、いよいよ出来立てのビールを注文!

注文時に目に入ったのが、「タップ」と呼ばれるビールの注ぎ口。

持ち手には仁淀川町産の木材を使用しており、手作りの温かみを感じます。

まずは、その日に提供されているビールを飲み比べられる「4種のビール試飲セット」を注文しました。

良い天気だったので、外で頂くことに。

今回のラインナップは、

●副原料にしょうが・山椒を使用し、ハーブや柑橘の香りがフレッシュな印象の「2410(によど=仁淀)」

●副原料にサツマイモを使用し、ずっしりした深みのある黒ビール「17」

●副原料に茶葉を使用し、ホップの苦みとうまみが複雑に混じり合うIPAスタイルの「マチュピチュ」

●副原料に茶葉を使用し、個性的な味わいに仕上がったペールエール「サンタモニカ」

周辺地域の生産者の方々の協力のもと、しょうが、山椒、さつまいも、茶葉などの副原料は仁淀川町産のものを使用しているそう。

提供されるビールは季節にあわせて使用材料が異なるほか、同じビールでも日々風味が変わっていくため、
「1日として同じビールを出すことはありません。」とケネスさんは語ります。

試飲セットでお気に入りを見つけたら、次はグラスで。注文できるサイズは1パイント(473.176㎖)とハーフパイントの2種類となっています。ふんわり湧き上がってくるようなお茶の香りがとても印象的だった「マチュピチュ」をハーフパイントでオーダーしました。

こちらのグラスは特注品。クラフトビールの特徴のひとつ、「香り」を捉えられるように飲み口が広がった仕様となっています。ビールとあわせておつまみも充実しているのが嬉しいところ。

正子さん手作りの「チリビーンズ」と、地元の方が作ったという「里芋の煮っころがし」をオーダー。

どちらもビールによく合う味付けで、気づけば2杯目を注文していました。

さつまいもを使用したスタウトタイプの「17」は、どっしり濃厚な味わいのなかにごくわずかに甘みを感じる不思議な1杯。

「17」という名前は仁淀川町の人口密度(2017年頃)から名づけられたそうです。

いつの間にか真っ暗になった屋外では、焚き火がはじまっていました。

寒い時期の金・土・日曜日と祝前日には、「焚き火と音楽の夜」を実施(雨天中止)。

ぱちぱちとはぜる焚き火、音楽と川のせせらぎ、おいしいビールとともに弾む会話。

タイミングが良ければ、ケネスさんからビール造りのお話が聞けるかも…?

夜はとても寒くなるので、防寒対策をしっかりとして遊びに行ってくださいね。

そして「夜道の運転は不安…」「ドライバーだから飲めない!」という皆様、ご安心を!

目の前を流れる中津川を挟んだ向かいには、宿泊施設があります。

「山村自然楽校 しもなの郷」は廃校となった小学校を改築した体験・宿泊型施設。

かつての校舎の雰囲気を残した、懐かしい空間です。

食事付きのプランが選択できるほか、食材を持ち込めば自炊も可能。

寒い日にぴったりな暖炉や、雰囲気抜群ないろりも完備。

宿泊部屋は広々とした和室で、小さな子ども連れで利用される方も多いそう。

また、本格的な窯を使ったピザ焼き体験や仁淀川町ならではの「いりもち」づくり、アメゴ釣りや木工教室などの体験メニューも豊富に取り揃えられています。

近くにある「夢の森公園キャンプ場」の申し込みも「しもなの郷」で出来るので、アウトドア派の方にもおすすめです!

この日は色づき始めた紅葉と真っ青な中津川のコントラストが、目を楽しませてくれました。

豊かな山の恵みに、美しく透きとおった川。

そしてケネスさんと仁淀川町の人々がひとつになって造り上げた美味しいビール。こだわりが詰まったビールを片手に、仁淀川町を遊びつくせること間違いなし!

ぜひ、遊びに行ってみてくださいね。

 

施設情報

BLUE BREW by ムカイクラフトブルーイング

住所/高知県吾川郡仁淀川町名野川1131-4
電話/050-3701-9091
HP/https://mukaicraftbrewing.com
Facebook/https://www.facebook.com/Mukaicraftbrewing
Instagram/https://www.instagram.com/mukaicraftbrewing

山村自然楽校 しもなの郷

住所/高知県吾川郡仁淀川町下名野川619番地
電話/0889-36-0005
メールアドレス/info@shimona23.com
HP/https://www.shimona23.com/

 


情報提供:高知県自然・体験型観光キャンペーン実行委員会

「リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~」特設サイト
https://kochi-experience.jp/

大自然を体感するアクティビティをはじめ、カツオの藁焼き体験や、土佐和紙の紙すき体験など、地元の人とふれあいながらほっこり楽しむことができる体験プログラムも充実し、訪れる人それぞれが、魅力的な休日を堪能することができます。

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