グルメ
【高知グルメPro】地元愛されイタリアンから人気の和食屋に夜の〆の屋台餃子までそろう「廿代町」のおススメグルメ6選 食いしんぼおじさんマッキー牧元の高知満腹日記セレクション
この情報は2021年10月21日時点の情報となります。
高知を元気にする応援団を屋号に掲げる出版社「ほっとこうち」がオススメする、高知のランチ情報を紹介していくシリーズ。今回は、週に2日だけオープンする、津野町で人気のパン屋さんをご紹介♪
高知市中心部から西に向かって車で1時間弱。津野町杉ノ川にある三角屋根が特徴的なパン屋「小屋」。こちらは水曜、金曜の週2日のみオープンしている、人気のパン屋だ。
オープン日には「ずっと待ちよった」「早く食べたかった」と、開店時間から多くのお客さんが訪れ、次々にパンを購入していく。
木で囲まれた店舗は、全て店主の古谷さんがデザイン・装飾していて、暖かな雰囲気。
入って右側のショーケースには、たくさんのパンが並ぶ。
自家製酵母と天然酵母を使用した、香り高くもっちりとした食感のパン生地が人気の理由。
中に入れる食材も手作りやオーガニックの物にこだわっているのだそう。
一番のおすすめ商品は「カンパーニュフリュイ」(1/2サイズ 700円)。噛むほどに旨味が増すだけでなく、ドライフルーツがたっぷり入っているので、甘みや爽やかさも口の中に押し寄せる。
薄く切った1枚でも食べ応えがあり、コーヒーやワインなどにも好相性だと古谷さん。
評判なのは、津野町のお茶「釜ん茶(かまんちゃ)」を使った「かまん茶パン」(200円)や、スモークチーズを使った「スモークチーズのセサミフロマージュ」(200円)。 また地元の特産物であるお茶などをパンに使用しているほか、店内で販売もしている。
ここで、店主の古谷さんにお話しを伺った。
-店舗名の「小屋」の意味を教えてください。
古谷さん:家を建てた事がきっかけで店をオープンしたのですが、この屋根がすごく特徴的だったので、それに見合う名前を夫とたくさん考えました。いろいろ候補は上がりましたが、この雰囲気に合う「小屋」という名前に決めたんです。
-古谷さんは、津野町のご出身なんですか?
古谷さん:いえ、夫がこの地域の出身で結婚を機に嫁いできました。元々は事務職をしていたのですが、私自身すごくパンが好きということもあり店をするのが長年の夢でした。今、このお店を持ててすごく嬉しいです。
-開店時間からお客さんがとても多い印象ですが。
古谷さん:そうですね。地元の方で来てくださる方が増えました。今は近所にパン屋が数軒できましたが、私がオープンした時はパン屋だけでなく、お店もほとんどなくて。「地元の方が集まる場となり、みんなでパンを食べられたらいいな」という思いがあったので、実現できて喜びを感じています。
-遠方にお住まいの方も「小屋」のパンを楽しめるとか。
古谷さん:はい。おすすめのパンを詰め込んだ「お任せパン便」(3000円+送料)という商品を、インスタグラム(@koya_bread)で受け付けています。ぜひ遠方の方にも楽しんでいただきたいです。
自然豊かな津野町で、美味しいパンを届ける「小屋」。地元の人の集まる場はもちろん、遠方の方に向けても町の魅力・パンの魅力を発信している。
美味しいパンを堪能した後は「小屋」から車で約10分ほどの距離にある「かわうそ自然公園」に足を運んだ。
青々とした芝生が広がる園内には、その名の通りカワウソの石像がたくさん!
園内の至る所に配置されたカワウソの像は、走っていたり、寝転んでいたり、親子で仲睦まじく寄り添っていたり… 見ているだけでも癒されるが、レジャーシートを敷いて野鳥や川のせせらぎを聴きながら芝生の上でゴロンッと寝転がるのも至福の時間♪
中には、雨上がりの芝にできた水たまりで遊んでいるようなカワウソも。
公園のそばを流れる新荘川はかつて日本カワウソが最後に発見されたとして注目を集めたこともあり、公園の名前の由来になったのだとか。
それにしても公園内にカワウソが何匹いるのか…
園内には、遊具なども設置されているので親子で楽しむことができます。
また、公園から新荘川に降りることもでき、透き通った水面と木漏れ日が降り注ぐ心地よい空間が広がっている。イスを置いてのんびり読書をするのも素敵ですね。
芝生の上でのんびり過ごしたり、お気に入りのカワウソと思い出に残る写真を撮影したりしてみて♪
山小屋パン 小屋
住所:高岡郡津野町杉ノ川甲13-1
TEL:090-7781-9954
営業時間:午前11時〜午後6時 ※パンが無くなり次第終了
定休日:月曜、火曜、木曜、土曜、日曜 ※第2土曜は営業
津野町かわうそ自然公園
住所:高岡郡津野町永野251-1
電話番号:0889-55-2381(葉山の郷)
提供:ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/