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この情報は2021年9月6日時点の情報となります。
高知を元気にする応援団を屋号に掲げる出版社「ほっとこうち」がオススメする、高知のランチ情報を紹介していくシリーズ。今回は、高知県の幻の地鶏、土佐ジローを提供するお店をご紹介!
高知市から東へ車を走らせること約1時間。やってきたのは安芸市にある「畑山ジローの店」。
商業施設「すまいるあき」の1Fに今年の4月オープンしたお店で、高知の地鶏「土佐ジロー」を使った料理を提供している。
店を運営しているのは、安芸市街地から車で約40分、山間ののどかな風景に囲まれた畑山地区で、土佐ジローの飼育、加工、販売などを行う「はたやま夢楽(むら)」。
今年3月に営業を終了した宿泊施設「はたやま憩の家」で提供していた、土佐ジローを使った絶品料理を楽しめる店だ。
店内には土佐ジローや畑山の風景を描いたチョークアートが飾られていたり、書籍や記事が掲示されていたりと、土佐ジロー一色。
「はたやま夢楽」は生肉を販売しているほか、加工品のプロデュースも手がけている。
瓶詰にされているのは土佐ジローのパテ。
「プレーン」「スパイス」「レバーペースト」の3種類があり、土佐ジローの肉とレバーやハツ、卵などが使われている。
こちらは土佐ジローの肉を使ったアヒージョの缶詰。
土佐ジローの旨味と歯ごたえを楽しめる商品で、土佐ジローの鶏肉と肝の2種類を販売。
他にも土佐ジローのがらスープだけで炊いた「お粥」や、土佐ジローのがらや手羽、トサカから出汁を取ったスープもある。
スープは温めてそのまま食べるのはもちろん、ブイヨンとして料理にも使えるんだそう。
お店の人気メニューはこちらの「親子丼定食」。
親子丼に土佐ジローの唐揚げがついた、大満足のボリュームだ。
土佐ジローの肉と卵、割下にも土佐ジローのがらスープを使っているという、こだわりの詰まった親子丼。土佐ジローの風味を感じる出汁に、鶏肉は噛めば噛むほど旨味がじわっとしみ出す。
ご飯も畑山で作ったものを使用しており、まさにまるごと畑山をいただく定食になっている。
珍しい土佐ジローの唐揚げは、しっかりとした歯ごたえ。噛むほどに美味しい、旨味が閉じ込められた一品だ。
そしてこちらも人気の「土佐ジローらーめん」。
以前イベントで提供したところ好評だったとのことで、レギュラーメニューとして提供されている。
じっくりとった旨味の濃いがらスープに、土佐ジローの肉、卵までトッピングされた贅沢な一杯。
卵は黄身が大きく、味も濃い印象。
コクのあるスープは土佐ジローの風味が後に残り、飲み干したくなるくらい。
ここで店主の小松さんにお話を聞いた。
-お店では以前宿で提供していた料理が食べられると聞きました。
小松さん:そうですね。宿は3月に運営が終了したのですが、料理を食べたいという声があったので、安芸市内に期間限定でオープンしました。メニューは卵かけご飯から定食まで、すべて土佐ジローを使った気軽に食べられる料理を揃えています。
-店舗は期間限定なんですね。
小松さん:はい。今、畑山に新たに宿を建設中です。そちらがオープンするまでの期間限定の予定です。今年の冬頃までになると思います。
-こちらで食べられるメニューの他にも、色々な商品を販売されていますね。
小松さん:土佐ジローの生肉の販売もしていたのですが、自宅で美味しく食べようと思ってもなかなか難しいんですよね。そこで、温めるだけで手軽に土佐ジローを味わえるものを、と考えてアヒージョやパテなどを考案しました。県内外の色々な企業と一緒に商品開発をしています。店内とオンラインショップで販売しているので、ぜひ一度食べてみてください。
土佐ジローの本物の味と畑山の自然をみんなに知ってもらいたい、と笑顔で話してくれた小松さん。
今のところ、冬までの営業予定とのことなので、気になる方はぜひ足を運んでみて!
畑山ジローの店
住所:安芸市久世町9-20 すまいるあき1F
TEL:070-1494-7689
営業時間:午前11時〜午後3時
定休日:水曜
提供:ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/