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この情報は2021年5月31日時点の情報となります。
高知を元気にする応援団を屋号に掲げる出版社「ほっとこうち」がオススメする、高知のランチ情報を紹介していくシリーズ!
今回は高知市中心部で本格台湾、上海料理を提供する「中華台湾料理 楓林」ご紹介します!
高知市中心部のはりまや橋交差点から南へ歩くこと数分。
はりまや町の一角にあるのが本格的な台湾料理、上海料理を提供する「楓林」だ。
周囲の建物とは異なる印象的な外観に、お店に入る前からワクワク感が上昇する。
店内は、赤を基調としたインテリアにテーブル席が並んでいる。
店内の所々に中国をイメージした装飾があり、色とりどりのお面が並ぶ飾りや、
かわいい提灯などが目に入ってくる。
席についたら「サービスランチセット(890円)」を注文。
こちらは、「酢豚炒め」や「台湾鶏唐揚げ」など5種類からお好きなメインを一つ選ぶことができるランチで、今回は「エビチリ」をチョイスしてみた。
期待に胸を膨らませながら待つこと数分、料理が登場!
メインのエビチリにスープ、サラダ、小鉢、そしてデザートまでついた大満足のランチセット。
まずは、つややかな照りが食欲をそそるエビチリからいただいてみる。
ピリッと辛いソースを纏ったプリプリのエビがとっても美味。エビとネギのみというごまかしの効かないシンプルな具材だけに、一流の料理人の腕前を感じる。
小鉢の春巻きは熱々サクサクで、主役級の美味しさ。
そして、最後は自家製の杏仁豆腐で〆。ほのかな甘みで、お腹がいっぱいになっていてもペロッと平らげてしまった。
ハズレなしの絶品料理を手がけるのが店主の賀久さん。
-はりまや町でお店を始められたのはいつ頃ですか?
賀久さん:1998年に私の父がこちらにお店を作りました。父は台湾で上海料理を学んで、上海料理一筋。その腕を認められた一流のシェフだったので、台湾をはじめ、東京や横浜中華街など色々なお店に呼ばれて腕を振るってました。高知に初めて来たのは1980年代ですね。
-40年ほど前に来られたんですね。賀久さんも料理長であるお父様と一緒に来高したんですか?
賀久さん:私はずっと大阪で働いていましたが、父がこの場所に店を構えるのを機に高知へ来ました。それ以来ずっと切り盛りしています。
-日本語がとてもお上手ですね。
賀久さん:もう40年になりますから(笑)。故郷台湾のことを忘れることはありませんが、日本での生活が長いので、寝言でも日本語を話しているみたいです。
-「楓林」は他の中華料理店にないような本格的なメニューが並んでいますが、食材にもこだわりがあるんですか?
賀久さん:本場の味を出したくて、現地の野菜など食材を取り寄せて使っています。もちろん高知の野菜も使いますが、日本で手に入りにくい台湾野菜などはやはり現地に限るなと。当店では上海蟹も提供していて、毎年人気なんです。10月以降に旬を迎えるので、ぜひ食べに来てください。
お話し上手な賀久さんの楽しい人柄に触れつつ、美味しい料理を食べて、お腹も心も大満足のランチタイムとなった。
本格台湾、上海料理を気軽に味わうなら「楓林」で決まり!
中華台湾料理 楓林
住所:高知市はりまや町1-16-4
TEL:088-885-3090
営業時間:午前11時〜午後2時、午後6時〜午後10時 ※現在、夜営業はお休み
定休日:不定休
駐車場:有り
提供:ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/