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【高知グルメ】「珈琲の魅力を伝えたい」薬剤師でもある店主の想いが詰まった「気ままに珈琲」ほっとこうちオススメ情報
この情報は2018年9月11日時点の情報となります。
「とりあえず酒があれば生きていける」がモットーの「ほっとこうち」随一の酒好きスタッフ三好が高知の酒蔵を旅する。今回は芸西村の仙頭酒造で返杯旅初のガールズトーク!?
Contents
「三好さん、見てください! この前飲んだ日本酒なんですけど、これがすっごく美味しくて! 締め切り明けたら飲みに行きましょうー!」
三好「『美潮』! 美味しそうなの飲んでるー!(締め切り明けかー、それまで我慢・・・
できそうにないっ! 後輩ちゃんには悪いけど返杯旅の取材でお邪魔しちゃおう〜っと!)」
はい! やってきました「土佐しらぎく」で有名な芸西村にある「仙頭酒造場」。
三好「返杯旅初、女性の蔵元さん(=社長)ということですっごくワクワク!」
「三好さんようこそ!」
迎えてくれたのは、有限会社仙頭酒造場 代表取締役 仙頭美紀(せんとう みき)さん。
115年続く歴史ある仙頭酒造場の5代目蔵元であり2児のママでもある。それにしてもお美しい!
今回は仙頭美紀さんと返杯!
お水は四国山系の伏流水、お米は高知のお米「吟の夢」を中心に山田錦や八反錦を使用。
手間隙を惜しまず、「米洗い」や「麹造り」などほとんどの作業を手作業で行っているそう。この日、蔵では大事な作業を行っていたため、そーっと静かに外から撮影。
蔵を取り仕切るのは仙頭さんのご主人 醸造責任者の仙頭竜太(せんとう りょうた)さん。
蔵内部では職人さんが5人ほど働いているそうだ。
仙頭酒造場では、季節のお酒の試飲も行っている。さらに、代表する「土佐しらぎく」をはじめ、様々な種類のお酒を直接購入することも可能!
蔵の中を覗けなかった代わりと言わんばかりに、食い入るようにショーケースを見つめる三好。
2014年からスタートした純米吟醸シリーズの「美潮(みしお)」をご存知?
「造る」「仕込む」「醸す(かもす)」などの表現がある日本酒の中でも「育てる」という新たな感覚で育て上げた新ブランドこそが「美潮」なのだ。
IWCという世界的権威のあるワインコンペティションに創設された「SAKE部門」で「土佐しらぎく 氷温貯蔵 純米大吟醸」と並び、「美潮 純米吟醸 吟の夢」がダブルでメダルを受賞。
今回はこの「美潮 純米吟醸 吟の夢」で乾杯させていただく。
畳の上に二人で座って、早速カンパーイ!
仙頭さん「三好さん、どう?」
三好「ちょっと白ワインっぽい! 華やかな香りに上品な甘み。これは人気が出るはずですよ!」
フレッシュなトマトにバジルとガーリックのきいた仙頭さん手作り「ブルスケッタ」。
三好「サクッとしていて美味しいっ! こんなのお家で出たことないし、作ったこともない・・・(笑)。酸味のあるトマトがお酒にピッタリで、これはお酒が進んじゃいますよ!」
仙頭さん「実は、日本酒はどんなお料理にも合うお酒。「和」にとらわれずこうして色々作ってみると楽しいですよ。」
「土佐しらぎく 氷温貯蔵 純米大吟醸」(写真左)と「美潮 純米吟醸 雄町」(写真右)で贅沢すぎる返杯のスタート。
まずは仙頭さんに献杯してもらい、三好がグビッ!
続いて三好が杯を返し、仙頭さんが飲む!
三好「女性の蔵元として、色々と苦悩があったのではないですか?」
仙頭さん「県外に進学して改めて土佐酒と仙頭酒造場の魅力を知り、継ぎたいと思ったのはごく自然な流れでしたね。そこから東京の地酒専門店へ修行に入り、まずは掃除から教わって日本酒だけでなくワイン、焼酎、リキュールとお酒全般を一から勉強しました。」
三好「すごい、本当に一からスタートされたんですね。実際に蔵で造りに携わっていたこともあるんですか?」
仙頭「仙頭酒造場では私も蔵に入り造りに携わっていましたが、今は優秀な醸造責任者がいますから(笑)」
三好「アラ! その方が運命のお相手というわけですよね? ですよね?」
仙頭さん「そうですね・・・。まさかです(笑)実は、「土佐しらぎく」は初代、仙頭菊太郎の「菊」にちなんで名付けられたのですが、「美潮」は私たちの娘の名前が由来になっています。」
三好「ええ〜! 素敵! 「美潮」は娘さんと一緒に育ったお酒なんですね。」
大吟醸酒で初の女子返杯という思いがけないご褒美に、締め切り疲れも吹き飛びテンションアップ!
三好「女性同士のと〜っても楽しい返杯旅でした! 仙頭さんのおっとりした外見からは想像できないほど、蔵元しての知識も経験も積まれていて尊敬です! それにしても本当にお綺麗でお上品な方だったな〜!」
仙頭さんに見送られ、締め切り明けは改めて「美潮」で乾杯と心に決めた三好であった。
有限会社仙頭酒造場
住所:高知県安芸郡芸西村和食甲1551
電話:0887-33-2611
HP:http://www.tosashiragiku.com