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高知で繰り広げられる熱い闘いの「カシオワールドオープン ゴルフトーナメント」 と同時開催!12種類の自然体感&スポーツ体験イベントが実施されるぞ!
この情報は2021年4月10日時点の情報となります。
豊かな自然に恵まれた高知県には、海沿いや山間部、四万十川流域など、キャンプに最適な土地がある。
今回は、おすすめのキャンプスポットが点在している仁淀川流域のキャンプ場を紹介する。
目次
まず高知県を代表する観光スポットである仁淀川について紹介する。
仁淀川は高知県と愛媛県を流れる一級河川。
流域面積1,560㎢、流路延長124kmの仁淀川は、四国最高峰の「石鎚山(いしづちさん)」を源流とし、全国トップクラスの水質を誇る。
四万十川、吉野川と並ぶ「四国三大河川」の一つだ。
釣りやカヌーなどのリバーアクティビティを楽しめるところが人気のポイント。
また、水の透明度が高く、川が神秘的な青色に見えることで全国的に有名になったのだ。
仁淀川周辺には、キャンプ場がたくさんあり、その多くの施設が無料で利用できる。
キャンプサイトは川原だが、トイレや水道が無料で使えるので「自然豊かな場所でキャンプしたい!」という方にとっては、絶好のロケーションといえる。
アウトドアといえば夏のイメージが強いが、仁淀川で注目を集めているのが「冬アウトドア」。
冬アウトドアでも、夏同様に、キャンプやラフティングなどのリバーアクティビティを楽しむことができる。
星空がきれいに見えること、虫の心配がいらないことが人気となっている理由。
また、2018年4月にアウトドアの複合施設である「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」がオープンしたことも大きな理由の一つだ。
「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」には、オートキャンプ場30区画とモバイルハウス10棟があり、キャンプグッズを持っていない方でも安心の「手ぶらCAMP」を提供している。
初心者にとって少しハードルが高いキャンプが、必要な備品を揃えなくても安心して楽しめるので非常に魅力的だ。
キャンプといえばテント泊が定番だが、仁淀川に泊まるのであれば、先ほど紹介した「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」のモバイルハウス「住箱」が特におすすめ。
「住箱」とは、木でできたトレーラーハウスのことで、東京オリンピックのメイン会場の設計を担当した世界的な建築家・隈研吾氏とスノーピークがコラボして建てた宿泊施設だ。
「住箱」に設置されているウッドデッキからは、仁淀川の絶景を眺められるだけでなく、星空を眺めながらBBQを楽しむことが可能。
川原にテントを張っているのと同じように、高知の自然をダイレクトに感じられるはずだ。
住まいと自然の関係を調和させることがコンセプトなだけに、モバイルハウスの天井も壁も全て木でできている。
木の温もりを感じる落ち着いた空間は、小さな子どもから大人まで最高の環境で仁淀川の自然を満喫できるはず。
もちろん自分でテントを張ってキャンプをしたい方向けのキャンプ場もあるので、後ほど紹介する。
仁淀川流域に点在するキャンプ場の中でも無料で利用可能なキャンプ場を厳選して5つ紹介していくので、ぜひ旅行やキャンプの計画を立てる際の参考にしてほしい。 それではさっそく見ていこう!
「日ノ瀬清流公園」は、美しい景色を望める蒲井田エリアにあるキャンプ場だ。
公園内に作られた遊歩道は、春になると桜の名所としてお花見を楽しむことができる。
河川敷ということもあり、釣り人の姿をよく見かけるのもこのキャンプサイトの特徴といえるだろう。
予約不要、無料で利用できるが、テントやBBQのセット、飲み水は持参する必要がある。
日ノ瀬清流公園の詳細情報
【住所】〒 781-1321 高知県高岡郡越知町鎌井田8745
【電話番号】0889-26-1164(越知町企画課)
横畠橋(よこはたけはし)の真下にあるキャンプ場で、越知町で行われているラフティングのスタート地点でもある。
両岸から緑豊かな山肌が迫り、人工物がほぼ視界に入ってこないため、美しい景色を望める。
また、子どもの川遊び向けの浅瀬があるのもキャンプ場として人気のポイントだ。
本村キャンプ場の詳細情報
【住所】〒781-1313 高知県高岡郡越知町横畠東
【電話番号】088-926-1164(越知町企画課)
コスモスの名所として知られる「宮の前公園」にあるキャンプ場。
こちらのキャンプサイトは仁淀川の土手にある。
川沿いの林間内からの仁淀川の美しい景色が望めるのが魅力。
コスモスを見ながらキャンプを楽しんでみてほしい。
案内板がないため、テントをどこに張ればよいのか迷ってしまう場合があるので注意が必要。
宮の前キャンプ場の詳細情報
【住所】〒781-1300 高知県高岡郡越知町越知丙734
【電話番号】0889-34-2114
自然派重視の方におすすめなのが「小浜キャンプ場」
車を乗り入れることが可能なため、かなり便利だ。
小浜キャンプ場の魅力は川釣りを楽しむことができること。
鮎やカジカといった川魚を釣る事ができるので、釣り好きでキャンプ好きの方はぜひ小浜キャンプ場を利用してみてほしい
小浜キャンプ場の詳細情報
【住所】〒781-1327 高知県高岡郡越知町
【電話番号】0889-26-1164(越知町観光協会)
川の流れが穏やかな土居川と小郷川にはさまれた川原にある「宮崎の河原キャンプ場」。
水の透明度が高く、緩やかな流れの川で、トイレや水場を含めたキャンプ場全体が、きれいに管理されているところも魅力的。
SUPやカヌーは、インストラクター付きのツアーでも開催が可能だ。受付は、仁淀川アウトドアセンター(旧交流館 きどり家)で行っているので、ぜひリバーアクティビティも楽しんでみてほしい。
宮崎の河原キャンプ場の詳細情報
【住所】〒 781-1524 高知県吾川郡仁淀川町長屋
【電話番号】0889-34-2114(池川総合支所地域振興課)
仁淀川周辺にあるキャンプ場の中でも、特におすすめの有料キャンプ場について詳しく紹介する。
先ほども紹介したイチオシのキャンプ場「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」。
石鎚山山系の山々に囲まれ、清流仁淀川が流れる景色は、豊かな自然が作り出した絶景であり、日本の原風景を思い起こさせる。
「奇跡の清流」と呼ばれる美しい仁淀川に面し、様々なコンテンツが詰まった魅力的なキャンプ場だ。
【30区画のオートキャンプサイト】
広々としたキャンプサイトには、レイアウト自由なフリーのキャンプサイトが8区画、22区画のオートキャンプサイトが用意されている。
フリーサイトは車両の乗り入れが禁止となっているが、駐車場が完備されているため、搬入などの心配は不要。
ロケーションに注目が集まりがちな「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」だが、高規格な設備が充実しているところが魅力だ。
無料で清潔なシャワールームや、貴重品を保管できるロッカーが完備されており、安心してリバーアクティビティを楽しめる。
また、レンタル可能なアウトドア用品は、ベテランキャンパーも心躍るスノーピーク製、レンタルして気に入ったアイテムは、スノーピーク内の直営店で購入可能となっている。
【オートキャンプサイトの料金】
・A~D区画1泊 4,320円(税込)※6名以降1名追加につき1,080円(税込)
・ゴミ処理料 432円(税込)/予約
【モバイルハウス「住箱-JYUBAKО-」】
10棟設置された話題のモバイルハウス「住箱-JYUBAKО-」は、木のパネルで構成され、中は見た目よりも広く開放感があるのが特徴。
ベッドに寝ころんだまま、のんびり仁淀川を眺めたり、デッキでBBQを楽しんだりと、自由気ままに過ごせるところがポイントだ。
キャンプ初心者やキャンプ用品を持っていない方でも、キャンプがしやすい環境になっている。
また暑さの厳しい夏、寒い冬もエアコン完備なため、年間を通じて快適なアウトドアライフを満喫が可能だ。
【モバイルハウス「住箱-JYUBAKО-」の料金】
・2名様まで17,280円(税込)※小学生以下の子供2名までは追加可能。1名ごとに追加料金3,240円(税込)
・ゴミ処理料432円(税込)/予約
【ラフティングツアー】
「スノーピークおち仁淀川キャンプフィールド」では、「ラフティングツアー」に参加できる。
こちらのツアーに関しては、宿泊客以外も参加でき、当日キャンセルがあれば飛び入り参加も可能だ。
ラフティングといえば急流を下るイメージかもしれないが、仁淀川中流は流れが穏やかなので、3歳以上から参加可能となっている。
【ラフティングツアー料金】
・1名5,940円(税込)※ウェットスーツ、ライフジャケット、パドルなどのレンタル料金含む
・持ち物は水着とタオルだけでOK
スノーピークおち仁淀川の詳細情報
【住所】〒781-1326 高知県高岡郡越知町鎌井田4
【電話番号】0889-27-2622
国道439号沿いの高台にあるキャンプサイト「仁淀川ふれあい公園オートキャンプ場」。
調理場やトイレが完備され、多くの家族連れが訪れる場所だ。
「いけがわ439交流館」前には天然の岩でできた飛び込み台、通称「アカイセ」があり、川遊びスポットとして人気がある。
仁淀川ふれあい公園オートキャンプ場の詳細情報
【住所】〒 781-1607 高知県吾川郡仁淀川町北浦
【電話番号】0889-20-9619(仁淀川アウトドアセンター)
ここまでは仁淀川流域のキャンプ場について紹介してきたが、仁淀川のおすすめ観光スポットを厳選して紹介する。
まず1つ目のおすすめスポットは「にこ淵」である。
にこ淵はかなり山奥の木々に囲まれた滝つぼで、時間帯により太陽の当たる場所が異なるため、そのたびに水の色が変化する。
日光が直接滝つぼに降り注ぐ晴れた日のお昼ごろが狙い目。
光が水の中で反射し、幻想的な色になった川を見る事ができる。
もともとは、水神様である大蛇の住む場所ということで、地元の方が立ち入らなかった場所だったことから、知る人ぞ知る穴場スポットだったにこ淵だが、SNSの影響で現在は人気の観光スポットとなっている。
光の角度や加減で虹が出ることがあるため、タイミングがよければ虹とのコラボを楽しめる。
にこ淵の詳細情報
【住所】〒 781-2511 高知県吾川郡いの町清水上分2976-11
【電話番号】088-893-1211(いの町観光協会)
2つ目のおすすめスポットは「中津渓谷」である。
高知県を代表する景勝地の1つ「中津渓谷」は、県立自然公園に指定されている。
壮大な水の森は、中津明神山に降った雨が長い年月を費やして造り上げたもの。
遊歩道が整備されていることから、四季折々に表情を変える渓谷を眺めながら散策を楽しむことができる。
紅葉の時期には、色鮮やかな木々と清流のエメラルドグリーンがコラボした絶景に出会える。
中津渓谷の詳細情報
【住所】〒781-1741 高知県吾川郡仁淀川町名野川
【電話番号】0889-20-9511 (仁淀ブルー観光協議会)
3つ目のおすすめスポットは「雨竜の滝」である。
雨竜の滝は、人気の観光スポット「中津渓谷」のシンボル。
一般的な滝とは異なり、多方向へ勢いよく水が噴き出しているため「竜吐水」とも呼ばれている。
切り立った左右の岩肌から噴き出す滝の姿は圧巻。
太陽の光と角度、滝の水、風の向きなど、条件が整えば虹を見ることができる。
険しい場所なので、雨上がりなど水量が増えているときは、足元が滑りやすくなっているので注意してほしい。
雨竜の滝の詳細情報
【住所】〒781-1741 高知県吾川郡仁淀川町名野川
4つ目のおすすめスポットは「沈下橋」である。
仁淀川に限らず、高知の河川といえば沈下橋は外せない。
河川の増水時に流木などが引っかからないよう、突起物を最小限にし、沈むことを想定して作られた特徴的な橋である。
仁淀川には「名越屋沈下橋(なごやちんかばし)」や「浅尾沈下橋」などいくつかの沈下橋があり、
高知ではお馴染みの風景だが、他県ではほとんど見ることのない景色の一つである。
現在では、ダムなどで水量の調節を行うことから沈むことはないが、清流に佇むシンプルなフォルムは、人々の心を惹きつける。
最後におすすめするスポットは「仁淀川河口海岸」である。
仁淀川の終着地で、河口部は荒波が打ち寄せるので、絶好のサーフポイントだ。
高知だけでなく四国でも有名なポイントとして多くのサーファーが訪れる。
近くのカフェや展望台では、サーフィンをしない方も、波を見ながらのんびりリフレッシュできる場所として人気だ。
また、毎年1月1日~1月5日の間に出現する「しぶんぎ座流星群」の観測スポットとして有名で、ピークを迎える1月4日には、幻想的な星空を眺めるために多くの人が訪れている。
仁淀川河口海岸の詳細情報
【住所】〒781-0323 高知県吾川郡仁淀川町
高知市内から約1時間でアクセス可能な「仁淀川」流域のキャンプ場やおすすめの観光スポットを紹介してきたが、いかがだっただろうか。
ぜひ、この記事を参考に仁淀川流域のキャンプ場や仁淀川周辺の魅力を知って、より快適な高知の旅を満喫してほしい。