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この情報は2018年6月12日時点の情報となります。
高知県内にある道の駅の中で有数の知名度を誇る「道の駅 四万十とおわ」。四万十ならではの川と山の恵みがたくさん。
四万十町十和(とおわ)地区にある「道の駅 四万十とおわ」は、四万十川を見下ろす風光明媚な場所にある。
高知龍馬空港から高知自動車道を使って約2時間。松山空港からも松山自動車道を使って約2時間と、都市部からのアクセスは決して良くないにも関わらず訪問客が絶えない人気の道の駅だ。
「道の駅 四万十とおわ」には、地域の物産販売を行う『とおわ市場』と、地元食材を使った食事が自慢の『とおわ食堂』がある。
『とおわ市場』には十和地区の特産品である栗の加工品やお茶、そして地元のおばちゃんたちが心を込めて作った新鮮な露地栽培の野菜などが所狭しと並び、季節感あふれる産品は旅行者の目を楽しませてくれる。
『とおわ食堂』では十和地区の特産品を使った料理が楽しめる。
四万十うなぎや四万十町産の豚や鶏を使ったものなどメニューが豊富。今回はいろいろな十和の味が盛り込まれた「とおわ四季御膳」を紹介したい。
十和の味を満喫できる『とおわ四季御膳』
竹かごに載ってきたのは「しいたけのたたき」「イタドリ」「鮎の甘露煮」など彩り豊かな料理の数々。
「しいたけのたたき」は、かつて生産量日本一を誇っていた十和地区の原木しいたけを使用している。特長は肉厚でジューシーな食感。濃厚なうま味を感じることのできるしいたけに片栗粉をまぶして軽く揚げ、シャキシャキ食感の玉ねぎと一緒に特製タレに浸して食べる。
「イタドリ」は高知県ではポピュラーな山菜。シャキッとした食感でとても歯ざわりがよく、おばちゃんたちの味付けも抜群だ。
四万十川といえば「鮎」とイメージする方も多いだろう。「鮎の甘露煮」は四万十川で育った鮎の真っすぐで滋味深い味を堪能できる逸品。
また、ご飯は地元で『お腹の空く香り』と言われる十和地区特有の香り米「十和錦」が使われている。
どれも一つ一つ丁寧に作られていることがわかる料理ばかりで、心まで満たされる食事を堪能することができた。
「道の駅 四万十とおわ」の魅力は他にも。
裏庭には木製のベンチシートが3脚を置かれている。晴れた日には爽やかな風が吹き抜け、四万十川を眺めるにはとてもよい。恋人たちが訪れるスポットとしてもおすすめだ。
裏庭からは四万十川へ直接降りるスロープが設置されている。
この辺りは流れが速いので泳ぐことはできないが、川のせせらぎを聞きながら足を浸けて涼を楽しむことができる。
また、四万十川を挟んだ対岸には皇太子殿下のご成婚を記念して植栽された「ご成婚の森」が整備されていて、春は桜、秋は紅葉、と訪れる観光客を目でも楽しませてくれる。
五感で四万十の魅力を感じられる「道の駅 四万十とおわ」。
今後も地域とともに成長していくであろう「道の駅 四万十とおわ」から目が離せない。
道の駅 四万十とおわ
住所:高知県高岡郡四万十町十和川口62-9
営業時間:とおわ食堂 11:00~15:00(ラストオーダー14:30)/とおわ市場 9:00~17:00
電話:0880-28-5421
HP:http://shimantotowa.com/40010/
文:浦島 卓也