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この情報は2018年6月26日時点の情報となります。
2018年7月24日、高知市追手筋にオープンする複合施設「オーテピア」。「オーテピア高知図書館」「オーテピア高知声と点字の図書館」「高知みらい科学館」の3館が入る巨大施設に潜入し、その魅力をいち早くレポートするぞ!
高知県立図書館と高知市民図書館本館を合築した新図書館「オーテピア高知図書館」と「オーテピア高知声と点字の図書館」、そして待望のプラネタリウムを備えた「高知みらい科学館」の3館が入る複合施設「オーテピア」。
先日の【前編】では2つの図書館を紹介したが、【後編】ではもうひとつの新施設「高知みらい科学館」について紹介しよう!
まずはメインエントランスからエレベーターで5階へ。
エレベーターを降りたらそこが「高知みらい科学館」だ。
早速、左手には体験展示が。
これは偏光板を通して見る「光のアート」で、虫メガネ型の偏光板を窓にかざして見てみると…
あら不思議!色と絵柄が浮かび上がってきたぞ!
まだ準備中だがこちらが受付カウンター。
ちなみにこの「高知みらい科学館」、プラネタリウムは有料だが展示室はなんと無料!思う存分科学に親しむことができる。
まずはいろんな体験や展示が楽しめる展示室へ。
展示室は「高知の科学・ものづくりゾーン」「高知の自然と生きものゾーン」「宇宙・地球・科学体験ゾーン」の3つに分かれている。
「高知の科学・ものづくりゾーン」は高知ゆかりの科学者の紹介や、ものづくりの技術を紹介するゾーン。
取材時はまだ展示物がすべて入っていなかったため詳しく紹介できないが、毎週日曜日には写真のからくり人形の実演などがあるそうだ。
続いて「高知の自然と生きものゾーン」では、実際に触れることができる化石や標本の展示があり、高知にすむ生きものたちを通して自然環境や生物の多様性、進化などが学べる内容となっている。
展示室の半分ほどのスペースを占める「宇宙・地球・科学体験ゾーン」には、何やら楽しそうな展示アイテムがいっぱい。
これは気象・地震・地球環境など地球に関する映像やデータを球体ディスプレイで学習できる「デジタル地球儀」。両手を使って、見たい場所に回転させることができる。
地球全体の雲の動きや、東日本大震災時の津波が時間とともに広がっていく様子などを目で見て確かめることができるのでとってもわかりやすい。
光の三原色をわかりやすく展示した「光のパレット」や…
こちらは板を使って15個の振り子を同時に動かすとどうなるかが目で見てわかる「15個のふりこ」。実際の動きは…結構予想外の動きを見せるのでぜひその目で確かめていただきたい。
他にも、電磁石の特性を利用した「電磁石フィッシング」といった遊びながら学べる展示もあり、子どもたちの知的好奇心をくすぐること間違いなし。
ちなみに、多くの展示解説の表記に点字が併記されているのだが、これは全国の数ある科学館の中でも珍しい取り組みだという。
その他にも、土日祝や夏休み期間を中心にサイエンスショーが開催される「サイエンススクエア」や、科学実験教室などが行われる「実験室」などが展示室のまわりに配置されていて、展示だけではなくさまざまな体験イベントを通じて楽しく学べる工夫がなされている。
ここからは「高知みらい科学館」の目玉であるプラネタリウムを紹介しよう!
自然いっぱいで郊外では天の川がくっきり見えるほど美しい星空を眺めることができる高知県。
実は全国47都道府県で唯一「プラネタリウムのない県」だったのだ…。
なので、この科学館に対する県民の期待はハンパない。
いよいよ内部へ潜入!
ドームの直径は12mで座席数は82席。
1回の投映時間は45分間。平日の日中は学校利用となるため、一般向けの投映は平日夕方1回、土日祝は1日5回の予定だ。
また、金曜と7,8月の土曜は20時まで開館が延長されるので、プラネタリウムも通常の投映回数に加えて2回追加投映されるという。
さらに9月以降の平日昼休みの時間帯には、解説なしの15分間ミニ番組の投映も予定されていて、しかも料金は無料だというから驚きだ。仕事の合間のリラックスタイムに星空を眺める…なんて優雅な昼休み!これは嬉しい!
真新しいシートに座って、最新型のプラネタリウムで美しい星空をぜひ堪能してほしい。
「オーテピア」オープンまであと1ヶ月!
とにもかくにも行ってみれば、あなたの知的好奇心がスイッチオン!
■高知みらい科学館
電話:088-823-7767
入館料:無料
プラネタリウム:大人500円、高校生300円、小中学生100円
プラネタリウム年間パスポート:大人1,500円、高校生900円、小中学生300円
■オーテピア
https://otepia.kochi.jp/