グルメ
【高知グルメPro】地元愛されイタリアンから人気の和食屋に夜の〆の屋台餃子までそろう「廿代町」のおススメグルメ6選 食いしんぼおじさんマッキー牧元の高知満腹日記セレクション
この情報は2018年5月14日時点の情報となります。
高知家の○○取材班 担当F(元旅行会社営業マン)プレゼンツ!
今回は列車とバスで県東部を巡る「ごめん・なはり線で行くモネの庭&伊尾木洞癒しの旅」へ!
東西に長~い高知県。
隅々まで観光するにはマイカーやレンタカーが便利だが、「運転免許を持っていない…」「慣れない土地での運転が不安…」という方もいらっしゃるのではないだろうか。
そんな方におススメする列車・バスの旅。
今回はJR高知駅を出発し、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線を利用して県東部の北川村、安芸市の定番スポットを巡るプランを紹介したい。
高知(8:30発)→<JR土讃線⇒ごめん・なはり線>→奈半利(10:41着)
まずはJR高知駅から土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線直通の快速奈半利(なはり)行きで一路、終着駅の奈半利を目指す。
土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線は、高知駅から5駅高松寄りのJR土讃線後免駅から奈半利駅までを結ぶ第三セクター路線だ。列車の多くはこの高知駅まで直通していて、今回利用する高知駅8時30分発の列車も乗り換えなしで奈半利まで行くことができる。
後免からごめん・なはり線に入ると、写真のように間近に太平洋が望める区間も多く絶景が楽しめる。
車窓からの眺めを楽しみながら1時間10分ほどで奈半利駅に到着。
ここからは最初の目的地「北川村『モネの庭』マルモッタン」に向かうべくバスに乗り換えだ。
バスは9時50分発の北川村営バス。写真のようなマイクロバスタイプだ。
奈半利駅(9:50発)→<北川村営バス>→モネの庭(9:59着)
次の奈半利行きのバスは11時24分発なので、見学時間は1時間25分とたっぷり。
「北川村『モネの庭』マルモッタン」は、画家クロード・モネが愛したフランス・ジヴェルニーのモネの庭を再現し、本家から唯一その名を名乗ることを許された施設で、睡蓮をはじめとする様々な草花が美しいこれからの季節おススメのスポットだ。
売店やカフェも併設されているので、散策に疲れたら休憩することができる。
睡蓮の花や、美しい園内の様子はぜひ実際にその目で確かめていただきたい。
モネの庭(11:24発)→<北川村営バス>→奈半利駅(11:33着)
奈半利駅に戻り、次は13時ちょうど発の列車で伊尾木(いおき)駅に向かうので、少し早めに駅周辺でランチタイムにしたい。
候補は、奈半利駅ロータリーから道を挟んですぐのとんかつ「豚福亭」。
駅構内3階に店を構えるイタリア食堂「トンノ」。
そして駅の並びにあり、かまど炊きご飯の手づくり弁当やパンが自慢の「奈半利のおかって」。
それぞれ定休日などで曜日によっては閉まっている場合もあるので要チェック。
列車まで時間があれば駅周辺の散策を楽しむのもいいだろう。
ランチを済ませ、伊尾木駅を目指す。
奈半利(13:00発)→<ごめん・なはり線>→伊尾木(13:17着)
次の列車は14時18分発なので約1時間ある。
ここでは最近人気のパワースポット「伊尾木洞(いおきどう)」を訪れる。
国道を渡って10分弱で伊尾木洞の入り口に到着。
トンネルをくぐって進んでいくと…何ともいえない幻想的な不思議空間が広がる。
足元が濡れて石がゴロゴロしている場所もあるので、歩き慣れた靴がおススメだ。
現地見学30~40分ほどで再び駅へ。
高知行きの列車に乗り込み、ひとつ隣の安芸駅へ向かう。
伊尾木(14:18発)→<ごめん・なはり線>→安芸(14:21着)
安芸駅には無料のレンタサイクルがあり、駅舎内の「ぢばさん市場」で申し込めば気軽にレンタルできる。
市内の見どころを効率よく巡るにはうってつけのアイテムだ。
安芸市内で押さえておきたいスポットは…
ノスタルジックな雰囲気がどこか懐かしい「野良時計」。
坂本龍馬と同じ幕末を生き、のちに三菱の創始者となった岩崎弥太郎の「生家」や「銅像」。
時間に余裕があれば、古い町並みが残る「土居廓中(どいかちゅう)」もおススメだ。
2時間ほど安芸市内の見どころを自転車で散策し、安芸駅でレンタサイクルを返却。
安芸(16:33発)→<ごめん・なはり線⇒JR土讃線>→高知(17:25着)
上記の列車に乗れば、高知市内でゆっくり夕食を楽しむことができる。
交通費・入園料:計3,320円
高知⇔後免(JR土讃線):片道260円×往復=520円
後免~奈半利(ごめん・なはり線):「ごめん・なはり線フリーきっぷ」利用で1,640円
奈半利駅⇔モネの庭(北川村営バス):片道230円×往復=460円
北川村「モネの庭」マルモッタン入園料:大人(高校生以上)700円
今回は、高知市内発着の日帰りを想定してプランを組んでみたが、大都市圏に比べて決して本数が多いとは言えない高知の列車やバスを利用しても、組み合わせ方次第で十分に観光を楽しめるのだ。
また、フリーきっぷなどを活用すればお得に旅を楽しめる。
そして何より運転しなくてもいいので楽!たまにはのんびり車窓から景色を楽しむ旅もいいだろう。
列車やバスを上手く利用して、あなただけの旅を楽しんでほしい。
※各交通機関の時刻・運賃は2018年5月現在
土佐くろしお鉄道「ごめん・なはり線フリーきっぷ」
http://www.tosakuro.com/gonafree
安芸駅レンタサイクル
http://www.akikanko.or.jp/jibasan/cycling.html