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最長9時間!JFLチーム高知ユナイテッドの遠征バス内部を覗き見してきたぞ「目指せJ3!高知ユナイテッドも大家族やき」

       

この情報は2020年11月18日時点の情報となります。

    JFLリーグからJ3昇格を目指す「高知ユナイテッドSC」。試合の勝敗だけではなく、クラブの魅力を知ってもらうため、クラブの活動やチームの裏話をお届けする「目指せJ3!高知ユナイテッドも大家族やき」を高知家の〇〇で連載しています。取材担当は西村監督の個人マネージャー、通称“Nマネ”です。今週は一般の方は絶対に見ることができないチームの移動バスの中を覗き見しちゃいました。

    日本フットボールリーグ(JFL)は全国リーグである。

    高知ユナイテッドSC(高知U)のアウェイ戦の遠征は、バス移動が圧倒的に多い。

    東海から九州での試合はバス移動になる。(関東・東北は飛行機)

    初勝利を飾ったHonda FC戦(浜松市) のバス移動時間は今季最長の9時間だった。

    長時間のバス移動は疲れるものだが、コロナ渦ではチーム外の人との接触を最小限に抑えることが可能な移動手段だ。

     

    JFLチームの所在地

    画像はJFL公式Webより

     

    遠征バスは、「高知ファイティングドッグス」に借りることが多い。

    チームから席順を指定されることはなく、選手たちの中には自然にできた固定席があり、

    新加入の選手は空いている座席に座っていく。

     

    【過ごし方1 スマホ・タブレットで動画視聴】

    圧倒的に多いのは、スマホやタブレットで動画やSNSを観る選手。

    動画配信サービス、ビデオ・オン・デマンドの浸透による変化が顕著に出ている。

    数年前まではバス備え付けのテレビでDVDを流すこともあったが、今では各々の過ごし方を尊重している。

    「YouTube」で試合を振り返りや、「DAZN」でJリーグの研究する選手が多い。

    「ネットフリックス」や「プライムビデオ」等で、好きな映画やアニメを観てリラックスする選手も。

     

    【過ごし方2 睡眠】

    会場が遠ければ、出発時間も早くなる。(Honda FC戦では朝7時出発でした)

    移動時間を休息に充て、睡眠をとる選手も多い。

    多くの選手が自分用の枕やクッションを持参し、快適に眠れるよう工夫している。

     

    【過ごし方3 身体のケア】

    長時間の同じ姿勢は身体に負担をかける。パフォーマンスを下げないために筋肉をほぐすストレッチツールも持ち込む山下選手。ブルブルと振動する仕組みになっていて、腿の下やお尻に当てて使用する。(座席も振動するため隣の席に人がいない時に使用)

    青木選手はボールタイプを使用

    移動中、トレーナーは選手のケアのために時間を使える。

    疲労回復のために電気治療やアイシング(氷で冷やすこと)を行えることは、

    バス移動でのメリットと言える。

     

    【過ごし方4 カードゲーム大会】

    後部座席エリアでは、毎回「ブラックジャック」大会が開催される。

    参加メンバーは、横竹選手や玉川選手、平田選手らベテラン勢を中心とした7~8人。

    横竹選手と玉川選手がアイゴッソ高知(現高知U)に加入した6年前に、移動中の暇つぶしで始まった「大富豪」大会は、その後、メンバーが入れ替わり、「ブラックジャック」大会に変わった。

    サッカー選手は、顔を突き合わせ駆け引きをする「勝負事」が好きらしい。

    聞くと、フランスやブラジルの代表チームのトップレベルの選手たちもバスの移動中にカードゲームに興じるのだとか。

    カードゲームの勝ち負けは、その日の選手の勝負強さやテンションに影響されることが多く、大いに盛り上がる。

     

    【遠征弁当】

    移動中のお弁当は、エネルギー補給と疲労回復の役割がある。

    食べる時間は決められていて、往きは会場到着2~3時間前、帰りは試合終了から約1時間後の会場出発直後。

    メニューは、往きは様々だが、帰りは「豚の生姜焼き弁当」が定番。

    豚肉に含まれるビタミンB1と生姜が疲労回復を助けるし、生姜焼きの白飯がすすむ味付けは、試合後に食欲のない選手でも食べやすいのも理由のひとつ。

    (SAや試合会場の近くの弁当屋に注文しています)

    途中、トイレ休憩で立ち寄るサービスエリアでは、売店でドリンク、おやつを買う選手も多い。アルコール以外の禁止事項はありません。

     

    【西村監督の過ごし方】

    西村監督の指定席は、最前列の運転手後ろ。

    毎回、抱き枕、クッション、クーラーボックスを持参している。(クーラーボックスは足置きにもなる優れもの) 

    移動中はタブレットでメモ書きやJリーグの試合や動画を観ていることが多い。

    最近のお気に入りは、スポーツドキュメンタリー番組「オール・オア・ナッシング」。

    クーラーボックスの中身は、ドリンクとおやつがぎっしり。

    絶対に欠かせないのは、三ツ矢サイダー、アーモンドチョコレートと煎餅。

    そして、西村監督は大の「ガリガリ君」好きで、サービスエリアで「ガリガリ君」を買い食いしているとの目撃情報が多数ありました。(Honda FC戦の帰りは選手全員に「ガリガリ君」を買ってあげたそうです)

    普段は絶対に見られない遠征バスの内部はいかがでしたか?

    身体のケアやカードゲームはサッカー選手ならではの過ごし方でした!

    今回の取材写真は、藤﨑選手と玉川選手にご協力頂きました。ありがとうございました!

     

    ではでは、来週もお楽しみに~

     

    現在、公式戦3連勝中!!!(天皇杯含む)

    今週末はシーズン最後のホーム戦!

    JFL第29節 vs ラインメール青森 11月22日(日)13:00キックオフ 春野陸上競技場

    皆さんの応援がチームの力になります。ご来場お待ちしています!

     

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