季節は桜満開の3月。
いの町にある「Berry農園山本」にやって来たスーパーバンド。のゴッチ。
案内してくれるのは、オーナーの山本さん。
農業へのあこがれと高知という土地に魅力を感じ、15年前に大阪からIターンで高知に移住。
奥様の知寿子さんと長男の一颯(いっさ)くん、次男の庵二(あんじ)くんの家族4人でこの農園を営んでいる。
まずはお楽しみのいちご狩り!
この農園ではいちごがハウス栽培されており、採れたてを堪能できるいちご狩りが楽しめる。
山本さんの育てるいちごは大ぶりなものが多く、その味も折り紙つきだ。
ゴッチが摘み取ったいちごも見事なまでに大ぶり!
そして、甘い!
山本さんも自画自賛の甘さ!
この農園では赤いいちごだけでなく、珍しい「白いちご」も栽培されている。
この白いちごは流通量がまだ少なく貴重な品種。
全体が真っ白で一見熟れ具合がわからないが、赤く色づいた種が熟れている目印だという。
白いちごも実食するゴッチ。
味わいは桃に似ていてふんわりとやわらかい甘さが口に広がる。
この農園のこだわりは水と肥料。
長年携わっていると、いちごの艶や色づき、その時々の変化が手に取るようにわかるそうで、毎日その表情を見ながら細やかに調整している。
収録時はまだ春休みで、農園では長男の一颯くんがお手伝いをしていた。
併設のカフェでまったりと
この農園にはカフェが併設されており、いちご狩りを楽しんだあとに一息つくことができる。
カフェにはいちごを使ったメニューが盛りだくさん!
しかし、ゴッチ。
オーダーするかどうか悩むメニューがあるようだ。
そんなゴッチが、いちごづくしのメニューから選んだものがこちら!
いちごをたっぷり使った「いちご生ジュース」に、
「いちごトースト」!
まさにいちごづくしだ。
春休みで農園のお手伝いをしていた次男の庵二くんが持ってきてくれた。
「いちごの生ジュース」のあまりの美味しさに、思わず奥様の知寿子さんに声を掛けてしまうゴッチ!
そして、ゴッチが悩んでいたのがこちらの「いちごトースト」!
トッピングはいちごの他にマヨネーズとブラックペッパーというなんとも異色の組み合わせ!
これは、本当に美味しいのか…?
と、疑問に思っていたが
「おいひー!」らしい。
なんでもこのトースト、奥様の友達のアイデアからメニューになったそうで、この農園のいちごでないと美味しくないとのこと。
すぐ隣が産地だけあって、新鮮さが決め手なのだろうか?
他にも「ストロベリーサイダー」や「いちごいちごパフェ」もとっても美味しそう。
特にいちごをふんだんに使った「いちごいちごパフェ」は見た目も可愛らしくスイーツ好きにはたまらないだろう。
大阪で10年間飲食店の店長を務めていた山本さん。白いちごやカフェなど楽しい工夫をされているのは、ひとえに足を運んでくれるお客さんに喜んでいただくため。
長男の一颯くんは、できれば継ぎたいと語り、
次男の庵二くんも、農園のお手伝いを通じて仕事の楽しさを感じていると言う。
これからもいちごを通じて食の楽しさを提供する「Berry農園山本」から目が離せない!
施設情報
■Berry農園山本
住所:吾川郡いの町上八川上分7603-1
TEL:090-4501-7567
いちご狩り 60分食べ放題 ※要予約
料金:中学生以上¥1,500/小学生¥1,300/3~5歳¥700
受付時間:10:00~11:00 ※予約時の相談により変更可能
営業日:火曜日、土曜日
※2018年シーズンは5月6日までの営業
カフェ
営業時間:11:00~15:00
定休日:月曜日、木曜日
※その他、5月5日(土)は休み
※情報提供※ テレビ高知
文/大山祐司