観光
Back To 高知家の◯◯!高知の新名物!とさでん交通路面電車が生み出す奇跡の光景「トリプル・クロス」
この情報は2020年10月6日時点の情報となります。
自然豊かな高知県では、観光キャンペーン「リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~」を開催中!
日高村「霧山茶園」で、香り高い”ほうじ茶”の焙煎を初体験!
高知市から車で40分ほどの日高村。
清流・仁淀川でのアクティビティやおいしいフルーツトマトの産地として知られています。
市街地を抜けて北へ、ぐねぐねと曲がる山道を上っていくと突如現れるのは一面の茶畑!
高知のお茶は「土佐茶」と呼ばれ、苦味が少なく、香り豊かでコクがあるのが特徴。
今回は日高村で「土佐茶」を生産・加工している「霧山茶園」さんにお邪魔します!
出迎えてくださったのは、体験部門担当の中山さん。
霧山のお茶の特徴をたずねると、
「仁淀川をはじめとする豊かな自然と日当たりの良い立地がもたらした、力強い風味です!」
と答えてくださいました。
お茶は古くから日本で親しまれている文化のひとつ。しかし、『茶葉からお茶を淹れる』家庭が年々少なくなっており、お茶に親しむ機会はどんどん減っているそう。
「もっとお茶のことを知ってもらい、土佐茶の、そして霧山のお茶のファンを増やしたい!」
そんな熱い思いから、霧山のお茶を使った学びと体験のプログラムがスタートしています。
今回は、数あるプログラムのひとつ「茶缶作り&ほうじ茶焙煎」を実際に体験させていただきました!
まずは、茶葉を保存する「茶缶」作りからスタート。
色とりどりの和柄の紙から好きなものを選び、茶缶に貼り付けます。
のり付けが終わると、日向に置いてよく乾かします。
窓辺に並んでいる様子がなんだかかわいくて、思わずパチリ。
のりが乾くのを待つ間、ほうじ茶を焙煎していきます。
ほうじ茶に使われるのは茶葉の茎の部分。
焙烙(ほうろく)と呼ばれる素焼きの焙煎鍋に茶葉を入れ、火にかけていきます。
最初は、焙烙をコンロに乗せるだけ。
熱で茶葉がぴくっと動いたら、かき混ぜ開始の合図です!
かき混ぜ始めると、瞬く間ににお茶の良い匂いが部屋中に…!
焦げ付かないように容器を振り、まんべんなく熱を通していくのがポイントです。
こんがりと色が変わってきたら、焙煎終了のサイン。
焙烙の持ち手は空洞になっているため、全体を傾けて茶葉を取り出します。
左が焙煎する前、右が焙煎した後。
どちらも同じ量ですが、焙煎後は熱で茎がふっくらと膨らんでいることがわかります。
焙煎の度合いによって風味が変わってくるのも面白いところ。しっかり焙煎した「深煎り」はお茶の渋みが出にくいため、熱湯で淹れることができます。
熱を通したことでカフェインが昇華されて少なくなるので、寝る前や妊娠中の方も安心。
また、「浅煎り」はほんのりと残る煎茶の渋みが大人の味わいで、お茶好きの方におすすめなのだとか。
「火から下ろすタイミングを見極めるのが難しそう・・・」
と心配な方もご安心を!中山さんがやさしく的確に教えてくれます!
最後に、缶に入りきらなかった茶葉を入れるためのパッケージを作ります。
手書きの商品名やイラストとともに、マスキングテープやシールをペタペタ・・・
今回はリョーマの休日~自然&体験キャンペーン~の公式キャッチフレーズ「あなたの、新休日。」にちなみ、「高知の茶曜日パッケージ」を作ってみました!
余った茶葉を入れて・・・
完成!
所要時間は全部で2時間半ほど。
2名から10名まで体験することができ、5名以上の予約で団体割引もあるそうです。
インターネットもしくは電話で2日前までにご予約ください。
体験後は、香ばしいお茶の香りが漂う室内で自分で焙煎したほうじ茶を試飲したり、近くの茶畑を散策したり。
ゆったりとした時間が流れます。
また、施設内では霧山茶園の商品の販売も。
これからの季節にぴったりの番茶やほうじ茶、夏に大人気の水出し用ティーバッグなど、季節にあわせて年間約40種類もの商品が販売されているそう。お気に入りを見つけてみてくださいね。
さらに、霧山茶園のお茶は県内の飲食店で、お茶スイーツの材料としても使用されています。
10月からは、同じ日高村内にあるゲストハウスとカフェの複合施設「eat & stay とまとと」さんで、ほうじ茶を使ったドリンクとケーキの提供がスタート。
今回伺った際にはまだ提供が始まっておらず、試作品のパウンドケーキの画像を見せて頂いたのですが・・・
※試作品のため、提供の際の見た目が変更となる可能性があります
うーん!とってもおいしそう!
霧山茶園の香り高いほうじ茶の風味を生かすために、何度も試行錯誤を重ねてぴったりの配合を導き出したそうです。これは食べにいかねば!!
霧山茶園で、「土佐茶」の魅力を存分に学び体験するひととき。
お茶の香りに包まれて、癒されながら楽しく「自分だけのお茶」を作ることができました。
今回紹介したプログラム以外にも、時間や予算にあわせて様々な体験メニューがあるそうです。
ぜひ、電話で問い合わせてみてくださいね。
ほうじ茶焙煎体験&自分だけのMY茶缶作り体験
問合せ/農事組合法人 霧山茶業組合
住所/高知県高岡郡日高村柱谷382-23
電話/0889-24-4615
HP/https://www.kiricha.com/
eat & stay とまとと
住所/高知県高岡郡日高村下分1889番1
電話/0889-39-2000
HP/https://tomatoto.jp/
「リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~」特設サイト
https://kochi-experience.jp/
大自然を体感するアクティビティをはじめ、カツオの藁焼き体験や、土佐和紙の紙すき体験など、地元の人とふれあいながらほっこり楽しむことができる体験プログラムも充実し、訪れる人それぞれが、魅力的な休日を堪能することができます。
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