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【高知カツオ県民会議シンポジウム】「高知と言えばカツオ!」…だったのが高知の美味しいカツオを自慢できなくなる日がやってくるかも!
この情報は2020年9月16日時点の情報となります。
一つの家族のような温かい県民性を全国にPRし、観光や移住促進につなげていこうとスタートした「高知家プロモーション」は、今年で8年目を迎えた。今回、「高知家のアニキ」に就任した三山ひろしさんと濵田高知県知事のスペシャル対談が実現!高知愛あふれるトークに花が咲いたぞ。
8年目の高知家プロモーションがスタートし、9月15日に記者発表が行われた。
今回、記者発表直後の「高知家のアニキ」三山ひろしさんと濵田知事のスペシャル対談が実現。高知家の○○だけに語られた、裏話や高知家への思いなど、根掘り葉掘り聞いてみたぞ。
2020年度高知家プロモーションについてはこちら⇒高知家のアニキが仲間入りし、2020年度の高知家プロモーション始動!「高知県は、ひとつの大家族やき。」
-高知家プロモーションが始まった8年前は、どんな日々を過ごされていましたか?
三山さん:デビュー3年目。ふるさと高知のことを全国の皆さんにお話ししながら、各地を飛び回っていた時期ですね。
濵田知事:私は総務省で地方税の担当をしていて、省内や国会議員さんとのやり取りに忙しく走り回っていました。その時期には、自分が高知県知事になるとは想像していなかったですね。残りの人生も、東京で仕事をしながら過ごすことになるだろうと思っていました。
-三山さん、今回「高知家のアニキ」というオファーが来て、どう思われましたか。
三山さん:アニキとは…と最初は謎でした。笑
広末涼子さんや島崎和歌子さんなど芸能の先輩が、高知家に関わられていることを考えると自分は「弟」かなと思ったんですが、自分らしく元気にポジティブに高知を発信していくことがアニキらしさかなと受け止めました。
濵田知事:ご年齢的にはまだまだお若い三山さんには申し訳ないが、アニキとして引っ張っていってもらいたいですね。
三山さん:私は高知県民を絵に描いたような性格で、何事にもポジティブ。後ろ向きなことは考えず、「なんとかなるろう(なんとかなるだろう)」と考えます。そういった県民性も含めて、県外の人にPRしていければなと思います。
濵田知事:これは完全に土佐人の血。私も同じ、「なんとかなるろう」というマインドです。厳しい時にも、明けない夜は無いという思いでポジティブに考え、仕事に取り組んできました。
-高知で、特に「いいね」と思うポイントを教えてください。
濵田知事:高知県の海岸線をドライブした時に見える、円弧を描く水平線が好きです。特に天気の良い日は最高です。その時に感じるオープンな雰囲気は、県民性にもつながっていると思います。
三山さん:私は、高知の大自然を生かして、食にしたり文化にしたりする高知県民力です。農業などがそうですよね。こだわりを持って育てられている農家さんが多いですし、そうして育てられた作物は本当に美味しい。龍馬さんにも通じるような、新しいことにチャレンジしていく、開拓していくパワーというのがあるように思います。
濵田知事:高知のことを語り出したら止まらないですね。三山さんのお話を聞いていると、高知のことを本当に愛してくれているんだなと感じます。
三山さん:歌の世界は厳しいので、何もかも捨ててゼロから頑張らないといけないという覚悟で上京したんです。でも、ふるさと高知のことだけは絶対に忘れたらいかんという思いで、土佐弁の辞書を買って東京へ持って行きました。
寂しい時、弱気になった時にはその辞書を開いたり、高知新聞で連載中の4コマ漫画「キンコン土佐日記」の単行本を開いたりして元気をもらっているんです。東京に出ても負けない、絶対に成功するぞという強い思いで上京したので、こうして仕事で高知に帰ってくることができて嬉しいです。
三山さん:県外にいる人も高知家の家族。コンサートでも、会った人でも、高知へ行ったことのない人には「まぁ一回来てみいや(来てみて)」と言っているんです。一回来たら、必ず高知のファンになってもらえるという自信があるんです。特に、「人」。観光客にも世話を焼くのが、高知の人の良さ。これは他の県には無い、高知の大きな魅力です。
濵田知事:三山さんの説得力がすごいですね。
三山さん:全国津々浦々を回って実感していることですから。間違いないです。
-最後に、高知家の○○読者の皆さんへメッセージをお願いします。
三山さん:高知家プロモーションを通して、高知の良さを改めて再発見してほしいですね。たくさんの人に高知にお越しいただきたい。実際来て、高知の自然や食、文化を体感していただければ一度で虜になると思います。
濵田知事:新型コロナウィルス感染症の影響で、友達や家族に会いたくても難しい状況が続いています。だからこそ、人と人の繋がりを大切にしたいという思いから、原点に立ち戻り「高知県はひとつの大家族やき」というキャッチコピーに決定しました。たくさんの人に知っていただき、関わっていただけたら嬉しいです。
8年目の高知家プロモーションは、「高知家のアニキ」という新たな家族を得てさらにパワーアップ。三山ひろしさんの高知愛あふれる発信にも注目だ。
文/長野春子