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黒潮を泳ぐ豊かな生命を感じてほしい 大阪海遊館海洋生物研究所『以布利センター』
この情報は2020年6月16日時点の情報となります。
高知県警察が作成した採用募集を呼びかけるPR動画。昨年度から新たな取り組みとして始まった、高校生をモデルに起用した全国に例のない動画だ。そして今回、第2弾に向けて高校生オーディションを開催することが発表された。
昨年、高知県警の取組で話題を呼んだのが、現役高校生が出演した高知県警のPR動画だ。
昨年のPR動画はこちら⇒ 高校生が主演を務める「高知県警PR動画」がついに公開
本日、第2回CM出演者オーディション開催が発表され、高知県内の高校生の出演者募集が開始された。
また、開始にともない公開されたのが、こちらの募集を呼びかけるCM動画。
募集を呼びかけるPR動画をはじめ、これまでの数多くの高知県警PR動画を手掛けてきた高知県警察本部警務課 警部補の西森達也さんに、開催の目的やオーディション内容などお話しを伺った。
-オーディション開催に向けた思いを教えてください。
西森さん:オーディションは、警察官の採用募集のためのCM出演者を求めるイベントです。同時に、高知県の高校生(若者)に警察やメディアとの関わり、滅多に機会のないTVCM等への出演を経験してもらうことによって、高知の魅力を再認識してもらい、自分を表現する場があるんだという気づきを与えられたらと思っています。それによって、高知県に少しでも若者が残りたいと思ってもらうことを目的としています。
-オーディション内容を教えてください。
西森さん:一次審査は書類選考、二次審査は、面接とカメラチェックです。面接で演技や得意なことを自由に表現してもらったり、フリートークの中で色々な角度や表情のカメラ映りを確認します。
-どういった方に応募していただきたいですか?
西森さん:一緒に地元高知を盛り上げてくれる方です。目立ちたい!CMに出たい!など動機は問いません。 「高知を愛する」高校生であることだけが、唯一の条件です。高校生は、大人では発することが出来ないようなエネルギーを秘めていると思います。そんな力強さに気づいて、「自分なら!」と思っている方はもちろん、まだ自信が持てていなくて「自分には…」と思っている方にも、色々な可能性に気付くチャンスとして応募していただきたいと思います。
「警察官は、お堅いイメージで怖い」「オーディションなんて初めてで不安」「警察官を目指してないとダメ?」「採用されても演技ができるか不安」なんてことを考えてしまう人も多くいるのではないだろうか。
そんな不安が少しでも払拭され、多くの高校生がチャレンジしてくれるきっかけになるよう、今回は第1回のオーディションに参加して見事合格、そして動画出演を果たした、お2人にあれこれ聞いてみたぞ!
1人目は、小さい頃からの夢である看護師を目指している高校3年生の川村光来(ひな)さん。
川村さんは、今回の第2回オーディションの募集C
‐オーディションに応募したきっかけを教えてください。
川村さん:元々極度のあがり症でした。少しでも克服できたらいいねと母に勧められてましたが、なかなか決断できずにいました。そしたら、最後は母が勝手に応募してたんです。びっくりしました。
‐試験(集団面接とカメラチェック)はどうでしたか?
川村さん:集団面接では緊張しすぎて、考えていることをしゃべることが全くできなくて…思わず泣いてしまいました。でも、西森さんとのフリートークではうまく引き出してもらいながら、少しアピールできたかなと思います。
-動画撮影に参加してみてどうでしたか?
川村さん:撮影するたびに動画のチェックを行いましたが、レンズ越しに自分を見ることがないので戸惑いましたね。撮影日が何日にも分かれていて、最初は、ものすごく緊張していました。だんだんと、西森さんはじめ警察官の方と打ち解けて色んな話ができて、最後は撮影が楽しくなっていました。
-周りの反応はどうでしたか?
川村さん:街を歩いていたら知らない人から「CM出ちょった子や」「続編がみたい」って、たくさん声をかけられました。
-応募してみてよかったことはなんですか?
川村さん:西森さんに出会えたことが、私にとって刺激になりました。元々、警察官って硬いイメージだったんですが、こんなユーモアがあって面白い人もいるということを知れて、警察官のイメージがガラっと変わりました。
-最後に県内の高校生に向けてメッセージお願いします。
川村さん:私は撮影に参加したことで、自分の知らなかった魅力やいいところを引き出してもらえたと感じています。新しい自分を見つけられて、自信につながりました。自分に自信がない人でも、新たな自分を見つけるチャンスになると思いますし、すでに自信がある人でも、もっともっと新しい魅力が見つかると思います。ぜひチャレンジしてみてください。
2人目は、今年3月県内の高校を卒業した川澤央典さんだ。現在は、高知市にある学校法人龍馬学園 国際デザイン・ビューティカレッジに通い、将来建築関係の仕事を目指している。昨年の動画では、メインで出演されていた方だ(冒頭写真と同一人物)。
-応募したきっかけを教えてください。
川澤さん:高校生3年生でカナダに留学していた時に日本をPRするイベントがあり、そこに日本人モデルとして参加して、HPやニュースにとりあげていただいたことがありました。その後、高知に帰ってきたタイミングでオーディションの募集が目に留まり、またやってみたいなと思い、同じ学校の友達と一緒に応募しました。目立ちたいという興味本位でしたね。
-合格した時の気分はどうでしたか?
川澤さん:まさか受かるとは思ってなくて嬉しかったし、すごく楽しみでした。
-撮影してみてどうでしたか?。
川澤さん:警察官の人なので硬い人ばっかりかと思いましたが、色んな話をしながら、楽しい時間を過ごすことができました。
-周りの反応は?
川澤さん:高知市内にポスターが張られていたり、高知市商店街のビジョンで動画が流れていたりしたので、街を歩いたり、JR(鉄道)を利用した際には、よく声を掛けられることがありました。また、SNSでも知らない人からフォローされたり、コメントをくれることがあって、今までにない経験でうれしかったです。
-オーディションに応募してよかったと思うことは?
川澤さん:反響が良く、色んな人に声をかけてもらえたことです。CMに出るということは、誰でもができることではなく、珍しいことですので、自分にとっていい経験になりました。また、西森さんや出演しているメンバーとは、今でも仲良くさせてもらっており、新しい出会いが生まれたことに感謝でいっぱいですね。
-高校生にメッセージをお願いします。
川澤さん:最初はすごく恥ずかしかったけど、何回も何回も映像をチェックしながら撮影が進められるので、必ず自分が納得できるいいものが作れると思いますので、ぜひチャレンジしてみてほしいです。
人生で、オーディションに参加する機会やCMに出演するチャンスはなかなかないだろう。「自分の苦手を克服したい」「人前で目立ちたい」「他校の新しい友達と出会いたい」などきっかけは様々だろうが、新しいことにチャレンジすることで、知らなかった自分の可能性に気づくチャンスになるかもしれない。
高知県警察PR動画をきっかけに新しい自分を見つけてみませんか?
応募期間:2020年6月16日(火)~7月7日(火)
一次審査:書類選考
二次審査:2020年7月23日(木・祝)、24日(金・祝)
募集対象者:高知県内所在の高等学校に在学中の高校生(年齢・学年・性別不問・演技経験不要)
応募方法:原則インターネットによる申込みのみ
お問合せ先:088-826-0110(高知県警察本部 警部課採用係)
その他、詳しい情報は、高知県警察本部のホームページをご覧いただきたい。
(QRコード:高知県警察ホームページ)