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高知で理想の酪農を追求する「斉藤牧場」のノンホモ牛乳が激ウマ

       

この情報は2018年2月17日時点の情報となります。

高知家の家族紹介シリーズ第10弾は、南国市白木谷で山地酪農を営む斉藤牧場をご紹介。理想の酪農を追求する斉藤さんのこだわり牛乳。気になるお味は…?

秋のタケノコ・四方竹の産地としても知られる南国市白木谷(しらきだに)。

高知市の中心部から車で約20分、険しい山道を登ったこの場所で山地(やまち)酪農を営んでいるのは「大草原の大家族」こと斉藤佳洋さん、喜美子さんのご家族だ。

牧場は周囲が開けた標高約200メートルの山の上にあり、北は四国山地、南は太平洋まで素晴らしい景色を望むことができる。佳洋さんのお父さんが約50年前に雑木林だったこの地を切り開き、山地酪農を始めたそうだ。

仲良し斉藤家の子供たちは6人兄妹。子供たちは小学校に上がると乳搾りをしたり、子牛にミルクをあげたりと、牧場の仕事を当然のように手伝いっているそう。共同作業を通じた濃密なコミュニケーションが家族円満の秘訣なのかも。


カメラを向けると遠くを見つめる愛犬のハンナ。この角度がお好み!?

 

山地酪農?ノンホモジナイズド?

山地酪農とは、山の地形を利用してできるだけ自然に近い状態で飼育する放牧酪農のこと。牛に余計なストレスがかからず、より安心・安全な牛乳を生産することができるといわれている。この山地酪農を行っているのは、珍しく、全国でも5軒ほどしかない貴重な存在だ。

芝が張られた牧場を牛たちが歩き回り、のんびりとした空気が漂う。ゆっくりとエサを食べる牛たちは幸せそうだ。

斉藤牧場の牛乳は「ノンホモジナイズド」なのが特徴。

ノンホモジナイズドとは、直訳すると「均質化していない」という意味。一般的な牛乳は高温殺菌を行うため、脂肪球を壊し均質化する処理(ホモジナイズド処理)を行うことが多い。この処理により、生産効率を上げ安定した品質の牛乳を大量生産できるメリットがある一方、牛乳本来の風味やうま味が損なわれてしまうそうだ。

斉藤牧場の牛乳はこのホモジナイズド処理を行っておらず、さらに低温殺菌により生乳本来の風味を味わうことのできる「本物」の牛乳なのだ。

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