三山ひろし, 観光
【三山ひろしのさんさん歩】四万十市にある世界初のトンボ保護区で奇跡の一枚!「トンボ王国」で出会った小学生写真家の大きな野望とは?
この情報は2026年2月2日時点の情報となります。

心に響く温もりの声!ビタミンボイス♪ 紅白歌手の三山ひろしさんがふるさと高知県をゆる~くお散歩。今回は高知県幡多郡黒潮町を散策する。

今回は黒潮町をお散歩する三山さんと川辺アナ。
この日二人が訪れたのは、高知市中心部から西へ車で約1時間半のところにある「土佐の塩丸」。
ここは、火力を使わずに太陽と風の力だけで「塩」を作る施設だ。

海沿いに作られた施設は、海水を効率よく取り込み結晶化させるのに最適な立地。
そんな場所で毎日塩づくりに時間を捧げているのは、土佐の塩丸の二代目店主・吉田拓丸さんだ。

40年前に塩づくりを始めた父の後を継ぎ、高知で唯一無二の塩を作り出している。

父・吉田猛さんは2014年に他界したが、現在は息子の拓丸さんや、弟子であり高知を代表する塩職人・田野屋塩二郎さんがその魂を受け継ぎ、全国へおいしい塩を届け続けている。

塩のことについて高知で右に出るものはいないほど、塩を極めている吉田さんにいろいろと施設内を紹介してもらおう。

日照時間が長く温暖な気候で、きれいな海水がある高知県だからこそできる完全天日塩。
しかし、塩ができるまでには相当な手間と時間がかかる。
まずは海水を汲み上げ、何層ものフィルターを循環させて、濃い海水=鹹水(かんすい)を作り出す。
海水が鹹水になるまで、夏場で約1ヶ月もかかるという。気が遠くなりそうな作業だ。

通常の海水に含まれる塩分は3%だが、鹹水には10%以上含まれる。
この塩分濃度の高い海水を「結晶ハウス」と呼ばれる木箱がたくさん並ぶ施設で、さらに時間をかけて結晶化させるのだ。

ハウスの中は暖かく、結晶化しやすい環境が整っている。
しかし夏場は、最高で60℃くらいにまで温度が上昇するため、人には優しくない環境だ。

そんな結晶ハウスで三山さんと川辺アナは、塩の赤ちゃんを見せてもらった。
木箱の底に沈殿している小さな結晶が塩の赤ちゃん。

毎日撹拌(かくはん)して結晶化を促すことで粒が大きくなり成長していく。
まるで子どもを育てているかのような感覚だ。

特別に収穫作業も体験する三山さん。1kgの塩を作るために100kgの海水を使用して作られるという話を聞いて、1粒も無駄にできないと、慎重に作業を行っていた。

先ほど三山さんが収穫した塩をハイテクなマシンで塩(結晶)とにがり(液体)に分離する作業へ。
使用するのはなんと洗濯機。意外な光景に三山さんと川辺アナはびっくりしながらも笑みを浮かべた。

洗濯機でしっかり脱水を行うとキラキラと輝く塩の結晶が現れた。

さっそく味見する三山さん。
三山さん:ただしょっぱいんじゃなくて、うまみがある。うまみがずっと口の中に残っていますね。
じっくりと時間をかけて結晶化させることで、海水本来のミネラルバランスが保たれ、深い味わいを生み出している。
塩辛さの中にもほのかな甘みや旨みがあるのが最大の特徴だ。

塩は食材と一緒に食べることでおいしさを発揮する。今回はみかんと一緒に試食してみよう!
意外な食材が出てきて困惑する三山さんだが、果たしてお味は?
三山さん:あっ、新しい!甘さが上がった感じがします。

手をかけることによって、おいしさが変わっていく工程がとても面白く感じられた三山さん。改めて高知が自然と食材の宝庫だと再認識する日になったようだ。

吉田さん:塩ってシンプルなんですけど、ちょっとしたことで味が変化するので、すごい奥深い調味料ですね。みなさんの生活に欠かせない、食卓を彩るものを作っているという、沸々とした喜びを常に感じながらこれからも仕事をしていきます。
手塩にかけて育てられた完全天日塩が、これからも多くの方に届いてほしい!と願う三山さんと川辺アナ。
今回のさんさん歩はここまで!次回の記事をお楽しみに。
土佐の塩丸
住所:高知県幡多郡黒潮町灘333
電話:0880-55-3226
情報提供/高知さんさんテレビ
文/さたけゆうや