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地域を支える銀行の裏側!IT技術革新に取り組む四国銀行システム部の素顔

この情報は2026年1月15日時点の情報となります。

    先日配信した、四国銀行のシステム部が全国から注目されているというお話。

    高知県からチャレンジングな取り組みをする四国銀行システム部。

    では、その取り組みを支えているのは、どんな人たちなのだろうか。

    システム部の厚海 悠貴さんと細谷 千夏さんにお話しを伺った。

     

    文系出身、IT未経験からのスタート

    銀行もITも、正直ほとんど知らない。

    そんな未経験からITの世界に飛び込んだのは、2023年入行の細谷さん(写真右)。高知県出身で、大学も高知県内。

    大学では経済やマネジメントについて学んだ、いわゆる文系出身者だ。

    -なぜ文系出身でIT系の職種に興味を持ったのですか?

    細谷さん:高知で生まれ育ったので、高知に貢献できる仕事がいいなと就職先を探していたところ四国銀行のインターンシップを見つけました。インターンシップにはIT枠があり、タイミング的にそちらに申し込んだのですが、その経験がきっかけでITやシステムのことに興味を持つようになりました。

    これまでITを専門的に学んできたわけではなかったが、先輩行員たちの「未経験でも大丈夫」「入ってから学ぶ場が用意されている」という声に背中を押され、IT・デジタル人財枠で入行した。

    細谷さん:入行後、約10ヶ月間は営業店で銀行業務を経験し、その後システム部へ配属されました。システム部配属当初は、会議で飛び交う専門用語が全く理解できず、こっそり検索しながら話についていきました。笑

    「ITパスポート」など資格取得にも挑戦し、銀行業務とITの両方を学んでいる。

    細谷さん:10ヶ月間という短い期間でしたが、営業店での経験は今の仕事の大きな糧になっています。銀行のことを理解した上で、銀行業務に役立つシステムを考えていきたいと思います。

     

    中途採用、IT企業から銀行へ

    一方、厚海さん(写真左)は兵庫県出身。大学への進学を機に高知へやってきた。大学では数学を学び、卒業後は大阪のIT企業に就職した。

    厚海さん:理系出身とはいえ、プログラミングは未経験からのスタートでした。社会人になってから学び、実際に本番稼働するシステム開発に携わってきました。

    2023年11月、四国銀行に中途採用で入行。銀行業務はほぼ未経験だったが、外国外為のシステムなどを担当しながら、周囲に質問を重ねて知識を身につけていった。

    厚海さん:銀行に入って驚いたのは、仕事の進め方の違いです。前職では、一つの案件に数か月単位で集中するのが一般的でしたが、銀行では複数の案件を並行して進めることが多いんです。一日に異なるプロジェクトに関する会議がいくつも入ることもあり、慣れるまでは頭の切り替えが大変でした。

    AWS(Amazon Web Services)を活用した開発や、振り込め詐欺防止システムの開発など、いまではシステム部の中核的な役割を担っている。

     

    銀行の仕事は、思っている以上に幅広い

    四国銀行システム部には、細谷さんや厚海さんのように、さまざまなバックグラウンドを持つ行員が集まっている。

    文系出身者もいれば、中途採用でITの経験を持つ人もいる。

    銀行というと「金融の専門家」というイメージが強いが、実際の職域は想像以上に広い。

    システムの企画、導入、運用、内製化の推進、さらには行内外への発信まで、その役割は多岐にわたる。

    細谷さん:「銀行」という仕事やそこで働く人のイメージからすると意外かもしれませんが、縁の下の力持ちとして、これからも現場を支える役割を担っていきたいと思っています。

    銀行の“裏側”で、地域の安心と便利を支えるシステム部。

    多様な人材が集まり、それぞれの強みを活かしながら四国銀行を守っている。

     

    文/長野春子