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2026年 新年あけましておめでとうございます!本年も高知のグルメ・観光・イベント盛りだくさんの「高知家の〇〇」をよろしくお願いします
この情報は2025年11月11日時点の情報となります。

遠い異国の地から「どうして高知に来たの?」「どんな毎日を過ごしてるの?」
高知で暮らす外国人のみなさんに、そんな素朴な質問をしてみました。
地元の人が見落としがちな“高知のいいところ”を、海外の目線から紹介。
Contents
高知には、海外から勉強や仕事のために暮らしている人たちも少なくありません。
今回お話を聞いたのは、インド北部出身のサジュワン・べピン・シングさん(24)。
2022年8月に来日し、現在は専門学校で学びながら串カツ屋さんでアルバイトをしています。

日本に来てから学校のお友達と写真
「お父さんが高知県の須崎でカレー屋をしているんです。それがきっかけで日本に来ました」
ベピンさんのお父さんは、彼より先に来日し、須崎市でインドカレー店を営んでいました。
「お父さんを訪ねて日本に来たとき、仕事を手伝ってみたいなと思いました。日本語もすごく面白い言葉だと感じて、“もっと勉強したい”と思ったんです」
「お父さんは“高知の人は親切で、おいしいものが多い”っていつも話していました。だから僕も、日本に行くなら高知に行きたいと思いました」
そして2022年、高校を卒業したあと念願の日本へ。
須崎に住みながら、高知市内の日本語学校に入学しました。須崎には日本語学校がなかったため、毎日電車で通学。
「片道1時間くらいかかりましたが、山や川の景色が本当にきれいで、朝の通学がちょっと楽しみでした」

友達と仁淀川の沈下橋に行った時の写真
「高知は、街の中にも自然が多くて落ち着きます。
大阪にも行ったことがありますが、人が多くて疲れちゃいました(笑)。
高知は静かで、僕の地元に少し似ています」
そんな中でも印象的だったのは、人との距離の近さ。
「隣の家の子どもたちが、見かけると“ハロー!”って走ってくるんです。最初は驚いたけど、うれしかったです」
「挨拶も、いつも向こうからしてくれます。子どもも大人も、ほんとにフレンドリー」
ベピンさんは、そんな高知の人のあたたかさを日々の生活の中で感じていると話します。
「最初はハンバーガー店で働いていました。
画面にカタカナばかり出てきて、“これは何?”って毎回調べてました(笑)」
今は高知市内の串カツ店でホールスタッフをしています。
「最初は土佐弁が難しかったです。“しっちゅう”とか、意味がわからなかったし、学校で習った日本語と全く違いました(笑)。
でも、少しずつ慣れてきて、お客さんと普通に話せるようになりました」
「友達とイオンモールに行ったり、帯屋町を歩いたりします。
あとは香南市の“ヤ・シィパーク”にもよく行きます。
海がすごくきれいで、風も気持ちいい。座って景色を見てるだけでもリラックスできます」

友達とよく遊びにいく帯屋町
来日して3年、すっかり高知での暮らしにも慣れたというベピンさん。
「お気に入りのカレー屋さんもできました。お父さんのお店の味が一番だけど(笑)」
「本当は何でも好きです。ラーメン、焼きめし、唐揚げもよく食べます。寿司も好きで、土佐巻とかも食べますね。」
高知のお気に入り料理の土佐巻(カツオのたたきが入った太巻き)
「卒業したら日本で働きたいです。
経験を積んで、いつかインドと日本の“橋渡し”ができるようになりたいと思っています」
現在は専門学校2年生で、就職活動の真っ最中。語学力を生かした翻訳や、国際営業の仕事にも関心があるそうです。
「高知には外国人が少ないので、仕事を探すのは少し難しいです。でも、外国人が少ないからこそチャンスもあると思います。高知で働けたらうれしいし、ここで学んだことを母国にも伝えたいです。営業や日本語・英語・ヒンディー語を生かせる翻訳などの仕事に挑戦したいです」

学校のお友達と。一番左がべピンさん
「高知の人は本当にやさしい。話すスピードもゆっくりで、いつも気にかけてくれます。静かな環境が好きな人なら、きっと高知は気に入ると思います」