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【高知家の○○月間人気記事ベスト5】高知家人気記事ランキングTOP5!キテレツな注目記事も!
この情報は2025年10月24日時点の情報となります。
高知を元気にする応援団を屋号に掲げる出版社「ほっとこうち」がオススメする、高知のグルメ情報を紹介していくシリーズ!今回はおむすび専門店「コロボックルのおむすび屋さん」をご紹介!

高知駅から車で西へ約10分。高知市旭町、こうち男女共同参画センター「ソーレ」1階にある。
「コロボックルのおむすび屋さん」は、「挑戦するひきこもりの若者に役割を託すお店」という側面もあり、ひきこもりの子どもが社会とつながり、社会復帰の第一歩を踏み出せる店として2025年4月にオープンした。
店内にはテーブル席やゆったり座れるソファ席が並び店主とスタッフ、お客さんともに和気あいあいとした雰囲気を感じられる。

「コロボックルのおむすび屋さん」のメニューは、おむすびセットや自家製ドリンク、日替わりスイーツ。
「おむすびセット」は、おむすびが選べ、日替わりおかず、味噌汁がついてくるセット。「訪れるたびに新しい楽しみがある」とリピート客が多い人気商品だ。

今回注文したのは「おむすびセット+自家製レモネード」(850円+600円)。
定番の「鮭」、「ツナマヨ」から変わり種の「焼肉」など、全10種類の中から好きなおむすびを2つ選べるセット。どれにしようか迷う時間も楽める。

今回は「たくわん大葉」と「梅シラス」をチョイス。県産のお米をふっくら握ったおむすびは、海苔の香りが立ち、口に入れると具材と米がふんわりとほどける。
おかずは毎朝の仕入れ状況によって変わる野菜中心の品々で、味噌汁には6~7種類の具材が入って栄養も満点!

食後は「日替わりケーキセット」(680円)がおすすめ。
スタッフやその母親が手がけており、作り手や季節によってメニューは様々。
今回いただいたのは、高校生のスタッフが作った抹茶のパウンドケーキ。外はさっくり香ばしく、中はしっとりの食感。

ここで、店主の小見山さんにお話を伺った。
-お店をオープンした経緯を教えてください。
以前は沖縄で、ひきこもりの子どもたちが集まる施設で働いていました。ただ、施設に預けるには費用がかかるため、親御さんが諦めてしまうこともあり、そうすると子どもは未来を諦めてしまいます。それをなんとかしたいと思い、ひきこもりの子どもが社会とつながれる場となる飲食店をやりたいと考えたんです。ご縁があって、高知でこのお店をオープンすることになりました。
-お客さんにはどう楽しんでいただきたいか。
ひきこもりだった若者が挑戦している姿を、たくさんの方に知ってほしいです。ひきこもりのお子さんを持つ親御さんが、ここで働くスタッフを見て「うちの子もできるかもしれない」と希望を持ったり、ひきこもりの子が自分も働いてみようとチャレンジしたり。そんなきっかけになればと思っています。スタッフとの会話を楽しみながら、誰にとっても馴染みのあるおむすびを頬張っていただけたら嬉しいですね。
スタッフが心を込めて作る料理に元気をもらえる「コロボックルのおむすび屋さん」へ、ぜひ足を運んでみてほしい。
コロボックルのおむすび屋さん
住所:高知市旭町3丁目115 こうち男女共同参画センター「ソーレ」1階
営業時間:午前10時~午後3時(ラストオーダー午後2時30分)
TEL:090-7865-3655
定休日:水曜、不定休
※Instagram(@colobockle369)よりご確認ください。
P:有り