スポーツ, 三山ひろし
【三山ひろしのさんさん歩】宿毛市から世界で戦える選手を!「すくもレスリングクラブ」
この情報は2025年8月4日時点の情報となります。

心に響く温もりの声!ビタミンボイス♪ 紅白歌手の三山ひろしさんがふるさと高知県をゆる~くお散歩。今回は高知市を散策する。

今回は高知市一宮(いっく)をお散歩する三山さんと川辺アナ。
この日二人が訪れたのは、お遍路で知られる四国八十八ヶ所の礼所「善楽寺」。
心を落ち着かせて、自分自身と向き合う時間を与えてくれる場所だ。
※お遍路(へんろ)とは、弘法大師・空海の足跡をたどりながら、四国にある八十八ヶ所の霊場(札所)を巡礼する仏教の修行・信仰を指す。

1200年以上前、平安時代に弘法大師が訪れて開いた歴史あるお寺。

そんなお寺で三山さんと川辺アナを出迎えてくれたのは、住職の島田希保さん。
9年前、県内の礼所で初の女性住職となった方だ。

仏の道を志した理由を尋ねると…「逃げそびれた」と、笑いながら語ってくれた島田さん。
中学生の頃、両親からかけられた「お坊さんの資格を取りなさい」という言葉。
その一言が、人生の針路を静かに定めたという。

仏教の世界への関心を深め、高校卒業後は大正大学の仏教学科へ進学。
道を逸れることなく、僧侶としての歩みを進め、今もなおその道の真ん中に立ち続けている。

善楽寺では、日本の生活と精神性などあらゆる場面に深く根づいてきた存在である仏教に、気軽に触れてもらい興味を持ってもらおうとさまざまな体験教室を行なっている。

その中でも三山さんにぴったりなのが、祈りの歌・御詠歌。
御詠歌とは、仏教の教えや信仰心を短い和歌で表現した宗教詩であり、巡礼の際や御先祖様の御供養のために、仏さまに捧げる歌だ。
心を整え、仏教の教えを五感で感じる手段として重宝されている。

日本ならではの曲調で、どこか演歌にも似ているという。
御詠歌の譜面を見せてもらった三山さんはある伝統芸能と似ていると感じた。

それは「詩吟」。詩吟経験者の三山さんだからこそ気づいた大きな発見!
御詠歌はどこか詩吟に似ていて、演歌のような節回しが感じられる。
歌の響きに、三山さんは何か不思議な“縁”を感じているようだった。

確かに詩吟の漢詩と御詠歌の譜面を見比べてみると似ている。

三人で少しだけ御詠歌を歌いながら、音・言葉・心を通して信仰と向き合う時間を過ごした。

和の香りを楽しむための「お香教室」も行う島田さん。
実はお香の専門知識を持つ香司(こうし)の資格を持っているのだそう。

月に3回お香教室を開催し、月替わりでさまざまなお香作りを楽しめる企画を考えているのだ。

三山さんと川辺アナもお香作りに挑戦!今回は衣類などを守る「防虫香」を作ることに。
まずは龍脳(りゅうのう)と言われる木の樹脂を結晶化した粉を器に入れ、次に樟脳(しょうのう)を調合する。
※樟脳(しょうのう)とは、樟木(クスノキ)の幹・枝・葉から蒸留抽出したエキスを結晶化した粉で、古くから日本で防虫剤や香料、医薬品などに使われている。

樟脳は産地によって香りが異なるということで、福岡のものと宮崎のものを嗅ぎ比べてみた。確かに香りが違う!

同じ分量で調合しても、お香には作る人の個性が出るらしい。試しに三山さんと川辺アナの防虫香をお互いに交換し、嗅いでみると…

川辺アナ:あ〜優しいですね三山さんの防虫香の香り!
三山さん:なんか淡白な感じですね…僕のに比べると。
川辺アナ:私が淡白な人間みたいじゃないですか。笑

最後は調合し終えた香料を袋に詰めたら完成!
オンリーワンのお香作りを体験することができた。

さまざまなチャレンジを積極的に続ける島田さん。これからの目標は…?
島田さん:善楽寺を守って、次の代へと繋いでいくこと。
お寺は人の道を照らす場所です。「人の生きる道しるべ」になるような、明るく照らしてあげられるお話や、寄り添いができるようにこれからもいろんな事にチャレンジしていきたいと思います。

歴史ある善楽寺で、静かに心を整えた三山さんと川辺アナ。
仏教の教えを世の中へ、そして人々の心へと伝え続ける姿に触れ、二人の胸には深い感動と敬意が広がっていた。
今回のさんさん歩はここまで!次回の記事をお楽しみに。
善楽寺(四国霊場第30番札所)
住所: 高知県高知市一宮しなね2-23
電話: 088-846-4141
情報提供/高知さんさんテレビ
文/さたけゆうや