観光
Back To 高知家の◯◯!高知の新名物!とさでん交通路面電車が生み出す奇跡の光景「トリプル・クロス」
この情報は2020年3月13日時点の情報となります。
誰でも手軽に取り入れられる、スマートフォン撮影の小ワザをご紹介する「#高知家写真部」。部を代表して撮影のテクニックをレクチャーするのは、高知家のポスターも撮影したプロのフォトグラファー・中村理生さん。
高知県内に点在する見どころのなかでも、一度は訪れたい高知城。天守と追手門が1枚の写真に収まる、数少ない城写真が撮れるスポットです。今回は高知城を舞台に、ダイナミックな城写真を撮影するためのポイントにフォーカスします!
目次
“城(城郭)”と聞くと、高くそびえる「天守(天守閣)」を想像しがちですが、実は施設や設備全体を指しているのをご存知ですか? 過去には2万5千以上あったという日本の城ですが、現在の数は200ほど。そのなかでも、江戸時代以前の天守が残る「現存天守」は全国で12箇所だけで、実は高知城もそのひとつに数えられます。
撮影スポットとして人気の追手門前。人物と天守をからめて撮影する場合は、縦位置でお城と空を絡めての撮影がオススメ。重要なのは、目線よりも少し下から煽って、奥に天守を入れて撮影すること。人物の真後ろに太陽が来ないようにすれば、人物と空もキレイな明るさで撮影することができます。
希少な城でもある高知城をよりダイナミックに撮るためのポイントは、ずばり、城に可能な限り近づくこと。スマートフォンカメラのズーム機能ではまかないきれない部分もあり、人物を入れて撮影する際はなおさら。可能な限り本丸御殿に近づいての撮影をおすすめします!
天守だけを撮影する場合、二ノ丸御殿跡地へと登る階段の途中で振り返って撮影するのがオススメ。青い空と立派な石垣、生い茂る松をからめた雄大なカットが撮影できます。
天守の勇姿をよりダイナミックに表現するために、目線よりも下の腰や膝あたりからあおるようにして撮ることで、建物高さとともに、空をいれた写真が撮影できます。
天守をもっとも大きく写し込むことのできる撮影スポット、本丸。目線で撮影するよりも、腰あたりの目線から少し上に向けて撮影することで、空を広く入れたダイナミックな表現が可能になります。思い切ってジャンプしてみるのもオススメ!
高知城めぐりでは天守に向かうことに気を取られがちですが、城内にはここにしかない、人物撮影に適したエモい背景も多数点在しています。
鉄門跡の近くには、打込ハギという手法で築かれた屈強な石垣があります。人物を前に立たせて正面から撮影することで、一つひとつの石の大きさがより分かりやすい写真が撮れます。
本丸の攻防のために設けられた黒鉄門の前で、ポートレート撮影。重厚な質感の背景を活かした人物撮影も、ここでしか撮ることのできないユニークなカット。思わぬエモい写真が撮れるはずです。
・できるかぎり天守に近づいて撮影すること
・目線よりも下からあおって撮ると、よりダイナミックに
・城内の石垣や門を背景にした人物撮影にも挑戦しよう
ちょっとしたテクニックさえ知っておけば、スマートフォンで撮影する写真はもっとステキになる。高知旅行の想い出をキレイな写真に収められれば、旅はもっと楽しくなるはずです! みなさんもぜひ、高知県内で撮影した写真にハッシュタグ「 #高知家写真部 」を添えて、SNSでシェアしてくださいね!
【ロケ地情報】
高知城
住所:高知市丸ノ内1-2-1
【ご注意】
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年3月6日(金)~3月19日(木)の間、休館しています。