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Back To 高知家の◯◯!高知の新名物!とさでん交通路面電車が生み出す奇跡の光景「トリプル・クロス」
この情報は2020年3月5日時点の情報となります。
誰でも手軽に取り入れられる、スマートフォン撮影の小ワザをご紹介する「#高知家写真部」。部を代表して撮影のテクニックをレクチャーするのは、高知家のポスターも撮影したプロのフォトグラファー・中村理生さん。
今回は、桂浜でカワイく写真を撮るための小ワザについて。高知県が誇る名所・桂浜ですが、海だけを背景にして撮ると、どこで撮った写真なのかが分かりにくいことも。そうしたことから桂浜は、実は撮影が難しい場所でもあります。そこで、ここでしか撮ることのできないキレイな写真撮影のテクニックについて、教えてもらいました!
目次
まず桂浜を訪れたら、ぜひ写真に収めたい龍馬像ですが、実は13.5mも高さがあるのをご存知でしょうか。近くで撮ろうとすると見上げるアングルになり、全体を入れようとすると人が小さくなってしまったり。ベストショットスポットはどこにあるのでしょうか?
龍馬像の前、海岸へと続く階段ギリギリのところにモデルを立たせて、階段の数段下から撮影をするのが正解。モデルと像をバランス良く、全体をキレイに収めることができるんです。
桂浜での撮影でおちいりがちなのが、海ばかりを撮ってしまい、結果的にどこで撮ったのかが分からない写真になってしまうこと。そんなときは、桂浜と分かる要素を入れ込んで撮影すると、もっと良い写真に仕上がります。
浜へ向かう遊歩道の中腹で撮影。ポイントは背景を見せるために、桂浜と書かれた岩の後ろにモデルを置くこと。松並木と海岸線もしっかり写真に写るオススメの撮影スポットです。
天気のいい屋外で撮影をしたのに被写体が暗くなっている、なんて経験はありませんか?
それは「逆光」が原因です。逆光とは、被写体の方向からカメラに向かって光が来ている状態のこと。逆光で撮影をすると、背景は明るいのに肝心な被写体が暗くなってしまい、なかなかキレイに撮影することができません。
桂浜では、日中は常に海から浜に向かって太陽が差している状態。海を背景にして撮影すると、どうしでも人物が暗くなってしまいます。そこで、海を左右どちらかにおいて撮影することで、その問題はカンタンに解決することができるんです!
ちなみにこの日の撮影時間は午前10時で、太陽は海から浜に向かって射した状態。逆光を避けるために、左に海、右に人物を配置して撮影することで、人物も暗くならずに撮影することができます。
さらに、龍王岬展望台へ掛かる「龍宮橋」では、こんなエモいショットも! 人物を橋のたもとに立たせて、目線よりも低い位置から撮影することで、海と空の青さが美しい、キレイな写真を撮ることができます。
・龍馬像は、像の前にある階段と段差を駆使して撮る
・海だけでなく、桂浜と分かる要素も入れて撮ろう
・浜での逆光対策は、海を写真の左右どちらかに置いて解決
ちょっとしたテクニックさえ知っておけば、スマートフォンで撮影する写真はもっとステキになる。高知旅行の想い出をキレイな写真に収められれば、旅はもっと楽しくなるはずです! みなさんもぜひ、高知県内で撮影した写真にハッシュタグ「 #高知家写真部 」を添えて、SNSでシェアしてくださいね!
【ロケ地情報】
桂浜公園:高知県高知市浦戸