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高知で繰り広げられる熱い闘いの「カシオワールドオープン ゴルフトーナメント」 と同時開催!12種類の自然体感&スポーツ体験イベントが実施されるぞ!
この情報は2019年12月19日時点の情報となります。
高知県のいろいろなところを取材しては、高知家の魅力をお伝えしてきた高知家の○○取材班。今回はその取材の中で出会った素敵な方々のところに押しかけ、高知の魅力、高知の食材や素敵なお店、高知への思いなどを語っていただきます。
高知家の家族へのインタビュー企画「高知とわたしと高知家と」。第9回は、武市恵子(たけちけいこ)さん。高知市のディープスポット柳町小路で、「おぐらや」3代目店主として、毎夜笑顔を振りまいている。山口県岩国市出身の恵子さんが、なぜ高知にやってきたのか。そして、3代目として「おぐらや」を受け継ぐようになったのかをお聞きすると、そこにはさまざまなドラマがあった。
―まず恵子さんが高知で暮らすようになった経緯を教えてください。
恵子さん:高知で暮らすようになったのは、県立高知短期大学に進学したのがきっかけですね。山口県岩国市にいた私が、県立高知短期大学に進学しようと思ったのは、高校1年のときの経験があったからです。
青春18きっぷを利用して、友達と一緒に四万十川とかをぐるぐるとまわったんですよ。けどまあ、高校生ですからね。そんなにお金があるわけでもなく、須崎市に行ったときに「よし、今夜はもう浜辺で寝よう」ということになって。テントがあるわけでもないし、無茶でしたね。
そしたら、たまたま通りかかった方が声をかけてくれて。声をかけてくれたというか、怒られたんですけどね。「若い娘が、こんな漁師町のその辺で寝ようち、なに考えちょらあ」ってね。で、旅館を紹介してくださって。
そんなこともあって、高知っていいなあ、高知の人っていいなあって思いはずっとあって。進学を機に高知にやってきたんです。
―おぐらやを受け継がれるようになったのは?
恵子さん:もともとは、初代がお店をやられてた時に、お客さんとしてよく遊びにきてたんですね。本当に毎日のように飲みに来てて。初代にはすごくお世話になって、とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。
けれども、残念なことに初代が体調を崩してしまって、2代目が跡を継いだんです。それからは2代目が切り盛りされてたんですが、2代目も体調を崩してしまって、お店を続けることができなくなってしまったんです。
このまま「おぐらや」が無くなるなんてことは考えられなくて、じゃ私が受け継ぎます!と一念発起しました。おぐらや3代目、武市恵子の誕生ですね。
―いろいろと楽しいメニューがありますが、なにか1品紹介してください。
恵子さん:そうですねえ、具だくさんサワーはいかがでしょうか?仏手柑(ぶしゅかん)だったり直七(なおしち)だったり小夏だったり、その時々で具は変わりますが、柑橘を凍らせて氷代わりにしたサワーです。さわやかですごく飲みやすいですよ。サワーは追加しておかわりも出来ますからね。
20時までの早割生ビールもお得ですし、いろいろありますので試してみてくださいね。
(EARTH DAYS KOCHI)
(土佐はし拳全日本選手権大会)
(四万十かっぱ祭り)
―最後に高知家のみなさんに一言お願い致します。
恵子さん:高知はいろいろな場所で、いろいろと楽しいイベントをやってます。
たとえば「EARTH DAYS KOCHI」へは毎年出店をしています。娘たちも手伝ってくれて楽しんでいます。太陽の下で過ごす時間はすごく気持ちいいですよ。
毎年10月に開催される、高知のお座敷遊び「はし拳」のチャンピオンを決める「土佐はし拳全日本選手権大会」にはずっと参加してますね。勝てないことも多いですけど、今年は団体戦で4位と活躍できました。
「四万十かっぱ祭り」は改めて写真を見ると、ねえ…。けどすごく楽しかったですよ。
ほかにも、大川村の「謝肉祭」とか、大相撲の高砂部屋の高知合宿とか面白そうなことがあれば、どんどん遊びに行くようにしてますね。みなさんも高知のいろいろなところに、遊びに行ってくださいね。
そして、どうぞ「おぐらや」にも遊びに来てくださいね。
武市恵子(たけちけいこ)48歳/おぐらや 3代目店主
山口県岩国市出身。初代・2代目の跡を継ぎ、おぐらや3代目店主として、柳町小路で活躍。カウンターはいつも笑顔であふれている。3階のスペース「猫柳(ねこやなぎ)」では不定期で様々なイベントも行っている。
おぐらや
住所:高知市帯屋町1丁目14-30
営業時間:午後6時~午前0時
定休日:日曜