【高知グルメ】食欲そそるアジア料理が楽しめる「アジア食堂 歩屋」と世界の時計が並ぶ「中村時計博物館」ほっとこうちオススメ情報

食欲そそるアジア料理を楽しめる「歩屋」

やって来たのは、はりまや橋から東へ車で約20分。南国ICに向かう国道32号線沿いにある、木造りの小屋が東南アジア各国の本格アジアン料理を楽しむことができる「歩屋」。

看板メニューである「アジアンランチ」は、「ワンプレートでプチアジア旅行」がテーマの日替わりランチ。

おかずすべてが主役級で、ベトナム風生春巻きやインドネシアのミーゴレンなど、アジア数カ国を旅行しているような気分で楽しめるメニューばかり。

香辛料の効いた辛いものだけでなく、酸味や甘味のある味付けの料理がバランスよく入っている。

また彩りも豊かで、店主の食事を五感で楽しんでもらいたいという気持ちが随所に感じられる。

こちらは「タイカレー」（1050円）。

煮込んだチキンにハーブが加わることで味に深みが出ており、そこに合わせる揚げ野菜と生の野菜のシャキシャキ感が絶妙なバランスでマッチしている。

辛いものが苦手な人でもぺろりといけるマイルドさで、リピーターが続出するのも納得の美味しさだ。

また、ランチだけでなく不定期でモーニングも提供している。

豆乳をおぼろ豆腐状に固めたマイルドな味わいのヘルシーなスープ「シェントウジャン」（680円）や、あご出汁を使った食べやすい味付けのベトナムうどん「フォー」（780円）。そしてふわふわ食感の「ホットケーキ」（900円）など、メニューはその時々。

モーニング営業はインスタグラムでお知らせしているので、気になる方はチェックを。

ここで、店主の高橋さんにお話を伺った。

-料理を作るうえで心がけていることはどんなことですか？

高橋さん：味にメリハリをつけることと、色あいです。辛いものばかりではなく、いろいろな味つけを取り入れて、飽きがこないよう工夫しています。

-アジア料理の魅力を教えてください。

高橋さん：食べると元気になるところです。私がアジアを旅して現地の人やお料理からたくさん元気をもらったので、歩屋もそんな風になりたいと思っています。

-読者の方にメッセージをお願いします。

高橋さん：料理を食べて、アジアを旅したような気分になってもらえたら嬉しいです。またアジア料理以外に和食のメニューもありますので、ぜひお気軽にお越しください。

東南アジアをこよなく愛す店主が心を込めて作った料理の数々を、思う存分味わってみてほしい。

世界の時計が約2500点並ぶ「中村時計博物館」

続いてやって来たのは、南国市中心部の後免町商店街にある「中村時計博物館」。

こちらは「中村時計店」にある私設ミュージアムで、先代の中村昭弘さんが1998年にオープンさせた。

店舗2階のスペースには、ぜんまい式や重り式の「機械時計」をはじめ、欧米など世界各国の時計、昔懐かしい柱時計や置時計、船舶時計、懐中時計、腕時計まで約2500点もの時計がずらり！

時計はいくつかの部屋に分かれて展示されており、海外から買い付けたものや、寄贈されたものなどさまざま。

貴重品とされてきた高級なものや、日本では見たことないようなデザインのもの、海外品らしいユーモア溢れるデザインのものなどいろいろな時計が所狭しと並び、時間を忘れて夢中で見入ってしまう。

また、どれもメンテナンスが行き届き、かつ大きさや種類を考慮して美しく展示されているところから、時計への愛と情熱がひしひしと伝わってくる。

それぞれの展示に解説がつけられているので、知らなかった時計の世界を知ることができるのも嬉しい。

時計修理の世界的な資格・公認高級時計師であった中村さんらしく、時計の修理道具の展示コーナーも。

中には見たこともないような道具がたくさん並んでおり、時計修理の奥深さを感じることができる。

こちらは南国市にゆかりのある、「アンパンマン」作者のやなせたかし先生に関する時計を展示した一角。

時計とともに、やなせ先生が描き下ろした色紙や写真も一緒に飾られている。

現在は店主1人で店を切り盛りしているため、一度電話してから行くのがおすすめ。

子どもだけでの入場は不可だが、大人同伴であれば子どもの入場も可能なので、ぜひ家族で出かけてみてほしい。

知らなかった時計の世界にきっと夢中になるはず！

アジア食堂 歩屋

住所：南国市岡豊町江村杉尾丸47
電話：088-864-2280
営業時間：午前11時～午後3時（OS午後2時30分）
※モーニング営業は月曜が祝日の場合もしくはInstagram（@_h_o_y_a_）にて配信
定休日：月曜、火曜
P：15台

中村時計博物館

住所：南国市後免町1-5-26
電話：088-864-2458
営業時間：午前9時～午後5時
※祝日は午後4時まで
定休日：日曜
P：有り
入場料／大人500円、子ども無料
※子どものみの入場は不可

提供：ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/