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【高知グルメ】こだわりの詰まった自家製クロワッサンが大人気!いの町の古民家喫茶店「まがり道」ほっとこうちおすすめ情報

       

この情報は2024年7月1日時点の情報となります。

高知を元気にする応援団を屋号に掲げる「ほっとこうち」が高知のグルメ情報を紹介していくシリーズ。今回は、いの町にある自家製クロワッサンと深煎りコーヒーがイチオシの「まがり道」をご紹介!

高知市中心部から車で約40分、いの町市街地から国道194号を北上すると、古民家をリノベーションしたゲストハウス「やなのせハウス」が見えてくる。

このゲストハウスの1階にあるのが、週末のみオープンする喫茶店「まがり道(まがりどう)」だ。

店を営んでいるのは、東京からいの町へ移住してきた清水さん夫婦。

のびのびと子育てできる環境を求めて、仁淀川の近くで暮らそうと引っ越してきた。

オーガニック食材の卸しに携わり、東京と高知の2拠点で働く夫と、長年飲食業界に身を置きながらアートディレクションを手掛けてきた妻。2人の想いとセンスが光る店内には、ロータイプのテーブルやソファのほか、ギャラリースペースもあり、喧騒から離れてゆるりとできる空間が広がっている。

こちらはお店の人気メニュー「餡子とくるみのクロワッサン」(300円)と「カフェオレ」(600円)。

国産小麦と古代小麦の全粒粉をブレンドし、土佐ジローの卵、四つ葉バター、スキムミルクや精製前の砂糖「洗双糖(せんそうとう)」などを使って焼き上げるクロワッサンは、ザクッとした食感と、自然な甘みとバターのふくよかな風味が広がる。

他にも、リンゴを使った「気まぐれクロワッサン」(300円)など毎回数種類が店頭に並ぶ。

カフェオレには2種類の牛乳を使用していて、コーヒーを割るのはグラスフェッド乳牛(放牧飼育された乳牛)から採る濃い甘さとスッキリとした後味が特徴の山地酪農牛乳。フォームに使うのはふわふわと泡立ちの良い牛乳と、一杯のカフェオレにもこだわりが詰まっている。

もう一つのオススメは「シナモンロール」(300円)。

パン生地とデニッシュ生地の2タイプがあり、オーガニックのシナモンに、メープルシロップやアーモンドパウダーを合わせたほどよい甘さとスパイスの香りがたまらない。

ここで、店主の清水さん夫妻にお話を聞いてみた。

-「まがり道(まがりどう)」の店名の由来を教えてください。

清水さん:お店のある国道194号沿いはとてもカーブが多い道だということと、あっちこっちと寄り道をしてきた私たち夫婦の生き方をイメージして名付けました。「みち」ではなくて「どう」にしたのは、「花道」や「茶道」」のようなニュアンスも持たせたかったからです。

-提供しているメニューのこだわりを教えてください。

清水さん:クロワッサンはとにかく生地にこだわっています。夫は東京と高知の2拠点で仕事をしているのですが、道中の楽しみが日曜市に出店しているパン屋さんのクロワッサンを買うことでした。

これまでパン作りをしたことはなかったけれど、ザクッとした自分好みのクロワッサンを自分でも作ってみようと2年ほど試行錯誤を繰り返して独学でレシピを仕上げました。

色んなフレーバーを用意しているのは、私たちがパン職人ではないから。プレーンで勝負するのではなく、まがり道らしさを出すために、古民家の「和」をイメージした餡子を使うなど工夫しています。

-コーヒーのこだわりを教えてください。

清水さん:コーヒーはしっかり焙煎した深煎りの豆で淹れるハンドドリップコーヒーです。東京都内にある老舗店から豆を取り寄せていて、ガツンとした苦味が特徴です。

お出かけの目的地としてのんびり滞在したり、仁淀川ドライブのお供にコーヒーとクロワッサンを買いに寄ったりと多様な楽しみ方ができそうな「まがり道」。

「週末はどこ行こうかな」と思った時に、ぜひ訪れてみてほしい。

 

まがり道(まがりどう)

住所:吾川郡いの町栁瀬本村219-1 やなのせハウス1F
営業時間:午前11時~午後4時
定休日:月曜~金曜
P:有り
※営業日や当日のメニューはInstagram(@magarido194)にて

 

提供:ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/