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この情報は2024年3月11日時点の情報となります。
高知を元気にする応援団を屋号に掲げる出版社「ほっとこうち」がオススメするグルメ情報を紹介していくシリーズ。今回は、ダシに定評のある「衣ヶ島食堂」から新しく登場した「ダシたこ焼き」をご紹介!
今回訪れたのは、高知市横浜にある「衣ヶ島食堂」。高知市中心部から、南へ車で約15分の場所にある。
浦戸湾に浮かぶ島にちなんで名付けられたこちらのお店は、ダシがしっかりと効いたランチが味わえると、隠れ家的な雰囲気でありながら連日たくさんの人が足を運んでいる。
そんな「衣ヶ島食堂」が駐車場で新たに始めたキッチンカー事業。
シンプルなロゴマークが目を引くこちらは、明石焼きをベースに考案された出汁タコ焼きがいただけるお店。
「主食である米をもっと食べてもらいたい」というオーナーの想いから、生地には小麦粉ではなく、米粉を使用している。
※天かすを使用するため、グルテンフリーではない。
小麦粉のタコ焼きと比べるとトロトロとした食感が増し、栄養価も高くなるのだそう。
こだわりは生地だけでなくトッピングにも。
自慢の「出汁タコ焼き」(700円)には、高知市にある「泉利昆布」が手がけた向こうが透けそうなほど薄いおぼろ昆布、削り節、青のりが敷かれており、その上にタコ焼きがのっていて、最後に熱々のダシをかけて食べるスタイルだ。
ダシは4種類の昆布と節で取っていて、とろみを加えることでより濃い味わいが楽しめ、またタコ焼きによく絡めながら味わえるよう工夫されている。
口の中に広がるダシの香りと、米粉生地、そしてタコが混ざり合い、今まで食べたことのない唯一無二のタコ焼きに仕上がっている。
米粉タコ焼きを、定番の味で楽しみたい!という方には「ソースタコ焼き」(650円)がおすすめ。
焼き上がりに時間がかかることもあるので、 スムーズに購入したいという方は、来店の際に電話予約を。
最後に店主の南園さんにお話を伺った。
-ダシにこだわりを持ったきっかけを教えてください。
南園さん:せっかく日本に生まれてきたからには、日本らしい食事をしてもらいたいという思いから始めました。ダシをもっと身近に感じてもらえると嬉しいです!
-新しい事業を始めるにあたって、タコ焼きを選んだ理由はありますか?
南園さん:コロナ禍に、テイクアウトで提供できるダシを使ったメニューはないかと探している時に、明石焼きを思いつき、タコ焼きにしました。オープンまで想像以上に時間がかかりましたが、アレンジを加えた、ここだけのメニューが完成したと思っています。
-最後に、読者の方に一言お願いします。
南園さん:第2土曜、日曜は「衣ヶ島食堂」内でイートインもできますので、気軽に食べにきてください!
明石焼から着想を得た、オリジナルの出汁タコ焼き。ここでしか味わえない一品に出会ってみてはいかがだろう。
衣ヶ島食堂の出汁タコ焼き
住所:高知市横浜東町7 (衣ヶ島食堂駐車場)
TEL:090-9779-5433
営業時間:水曜、木曜、土曜、日曜 午後4時〜午後7時、第2土曜、日曜 午前11時〜午後6時
定休日:月曜、火曜、金曜
駐車場:有り
提供:ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/