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【三山ひろしのさんさん歩 】今が旬!大の釣り好き三山さんが高知の「物部川」で人生初のあゆ釣り体験!

       

この情報は2023年9月2日時点の情報となります。

高知県出身の紅白演歌歌手・三山ひろしさんと、さんさんテレビ・玉井新平アナウンサーが三山さんのふるさと高知県をゆる~くお散歩。今回はあゆ釣りの絶好スポット物部川を訪れた。

物部川で人生初の「あゆ釣り」に挑戦!

三山さんと玉井アナがお散歩しているのは、香南市と香美市の間を流れる物部川。

今回2人は、物部川で今の時期にしか楽しめない「あゆ釣り」に初挑戦する。

大の釣り好き三山さんでも初めてだという「あゆ釣り」。一体どんな楽しみ方ができるのだろうか?

案内してくれるのは、あゆ釣り歴18年の名人・山中紳司さん。

会社勤めの傍ら、あゆ釣りの魅力にどっぷりハマり、今では「尺あゆ(体長30cmオーバー)」といわれる大きなサイズのあゆを釣り上げるほどの腕前を持つ名人だ。

今回、三山さんと玉井アナが挑戦するあゆ釣りは「友釣り」といわれる技法。

針先におとりのあゆを仕掛けて、泳がせながら釣り上げるやり方だ。

あゆの習性を活かした釣り方で、縄張りを荒らしに来たと思ったあゆがおとりのあゆに攻撃してきたところを狙う。

使用する竿はなんと9m!

とても重そうに見えるが、片手でひょいっと持ち上げられるほど軽く、約200gほどしかない。

水流の激しい川場で、移動の難しさをカバーするため、このような釣り竿を使用するそうだ。

あゆ釣りに備え、着替えを済ませて準備万端な三山さんと玉井アナ。

漁協で購入した遊漁券もしっかり装備し、いざ物部川へ!

ロケ前日は大雨だったため、川のコンディションは最悪な状況。

あゆのエサとなるコケが土砂で削ぎ落とされてしまっているため、かなり厳しい戦いになりそう。

ところが、一投目を投げた瞬間、すぐにグググと引きが来た!まさかのヒット!

しかし、手元まで引き寄せる前にバレてしまった。

山中さんいわく、あゆの群れに当たったのではとのこと。

チャンスをものにできなかった三山さん、悔しそうな表情だ…

あゆ釣りの楽しさは、狙ったポイントで自分が思い描いた通りに釣れた時の「よろこび」。

戦略がポイントとなる魅力溢れる釣りだ。

三山さんと玉井アナは、自分なりの戦術で攻めのある釣りに挑戦したが、残念ながら本日の釣果はゼロ。

川のコンディションに大きく影響された結果となった…

 

物部川漁業協同組合が目指す理想の物部川の姿

釣果ゼロで肩を落としている三山さんと玉井アナに、物部川漁業協同組合の組合長・松浦秀俊さんから粋な計らいが。

釣って楽しむはずだった「あゆの塩焼き」をご馳走してくれるという!

お言葉に甘えていただきます!

パクリと1口。体を動かした後の食事は最高だ。

三山さん:美味しい〜あゆの香りが良いですね!色々なところであゆを食べていますが、物部川のあゆが一番美味しいです

松浦さんから三山さんに見せたいお写真があるということで、貴重な1枚を見せていただいた。

昭和40年頃の物部川の様子が写された1枚。かつては多くの人で賑わい、あゆ釣りを楽しんでいたという。

森林伐採や気候変動で土砂が川に流れ、あゆが減り続けていることを危惧する物部川漁業協同組合は、7年前からあゆの産卵場所を作り続けている。

あゆ釣りの楽しさや、川の大切さを想う気持ちを決して忘れてはいけないと、後世に繋ぐ活動を行なっているのだ。

これからも人間とあゆが共存できる川にしたい!そんな思いで物部川流域に住む方々は母なる川に親孝行をしていた。

今もこうして釣りを楽しみ、美味しくあゆをいただけるのは、地道な活動で自然環境を保つ取り組みがあってこそだと心に刻んだ1日であった。

今回のさんさん歩はここでお開き。

次の「さんさん歩」はどこへ行こうか?次回の記事もお楽しみに。

 

物部川漁業協同組合
住所:高知県香美市土佐山田町1865
電話:0887-53-3224

情報提供:高知さんさんテレビ
文/さたけゆうや