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この情報は2023年6月24日時点の情報となります。
現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。主人公・槙野万太郎のモデルとなっているのは、高知県佐川町出身の植物学者・牧野富太郎博士だ。
その牧野博士の故郷である佐川町に、明日6月25日(日)「まきのさんの道の駅・佐川」がオープン!
先立って開催された内覧会に、高知家の◯◯取材班が潜入!
道の駅の見どころをご紹介するぞ。
まずは立地からおさらい。道の駅があるのは、高知市中心部から西へ車で約40分の場所。
佐川町の中心部に差し掛かる手前に見えてくる。
入口横に設置されたベンチには、牧野博士が植物採集に出かける際に使用していた「どうらん」という植物を保管しておくためのブリキの鞄や帽子が。
隣に座って写真を撮りたくなる、フォトジェニックなスポットだ。
ここで待っていてくれたのが、佐川町産業振興課の下八川 久夫さん。
道の駅の見どころを案内いただくことに。
まず、店内入ってすぐにあるのは産直コーナー。
朝採れの新鮮野菜や加工品が並ぶ。
中には、牧野博士の編みぐるみも。
そして、お土産コーナーには雑貨やお菓子、飲料にお酒などが並ぶ。
仁淀川流域の近隣市町の特産品も並び、品数豊富だ。
続いては、地元グルメをご紹介。
道の駅に入っている飲食ブースは4店舗あり、ベーカリー「Blanc.atelier」、
アイスのほかファストフードを提供する「横畠アイス」、
佐川町産米粉100%を使用し、店内製造しているバウムクーヘンを提供する「gochisou Lab. KOCHI」、
そして、高知市内で3店舗を展開するレストラン「西村商店」だ。
西村商店では、種類豊富なレギュラーメニューに加えて、佐川町限定メニューも登場。
せっかくなので、「佐川猪のニラ味噌だれ定食」(1,630円 税込)をいただいてみることに。
どどーん!とボリューム満点の定食。
佐川町産の猪は臭みがなく、ピリ辛の中に甘みを感じるタレ、ガッツリニンニク、たっぷりの野菜でパンチのある仕上がり。
ご飯が進む味付けで、お茶碗にこんもりと盛られたご飯をペロリと平らげてしまった。
食事から軽食、スイーツ、お土産までが揃っているので、どんな時間に訪れても楽しむことができるのも魅力だ。
見どころいっぱいの道の駅だが、建築的に珍しい構造をしているのだそう。
下八川さん:吊り構造という工法が用いられていて、柱が細く、少ないのが特徴です。特に「サスペントラス」「カステン構造」「調弦梁」という三つの吊り構造が用いられているのは、全国的にもかなり珍しい建築だと聞いています。そして、壁は佐川町の地質を表現しています。というのも、佐川町は「地質学発祥の地」とも言われる、地質学においてとても重要な地域なんです。
よく見てみると、化石を発見!
こんな細かなところにも、佐川町らしさが詰め込まれているとは。
下八川さん:朝ドラ「らんまん」の影響もあり、佐川町を訪れる観光客が全体では前年比約5倍、中には約10倍に増えている施設もあります。新しくオープンした「まきのさんの道の駅・佐川」を訪れ、そして山野草が楽しめる牧野公園や伝統的な商家住宅や酒蔵が並ぶ上町地区の散策などを満喫していただけると嬉しいです。
7月15日には、併設する「佐川おもちゃ美術館」がオープン予定。
木をふんだんに使った空間の中で、木製おもちゃで遊ぶことができる体験型の施設だ。
五感で佐川町を楽しめる「まきのさんの道の駅・佐川」。
佐川町観光はもちろん、仁淀川観光や川遊びと併せて訪れたい、注目のスポットだ。
まきのさんの道の駅・佐川
住所:高知県高岡郡佐川町加茂2711-1
営業時間:午前8時〜午後6時※テナント・施設ごとに営業時間が異なります。
定休日:1月1日、2日
お問合せ:0120-117-188
文/長野春子