焼き立てパンに100種類の豊富なメニューと大満足がそこにはあった「高知大学 生協食堂」

今回、隠れたランチスポットを探して高知家の◯◯取材班が潜入したのは、高知市朝倉にある国立大学法人 高知大学。

正門から入って、正門から入って、まっすぐ進むと見えてくるのが、、噂の生協食堂「IKUSカフェテリア」だ。IKUS（イクス）とは、人の成長を育む空間として、心の育み、体の育み、食の育みなど「育（いく）」の複数系を意味しているそうだ。

生協食堂の利用は学生が大半を占めているが、誰でも利用できるオープンな食堂だ。

さっそく中へ入ってみる。

入ってすぐの壁に、その日のメニューがずらりと掲示されている。

定番メニューの麺類、丼物、カレー。

定食の主菜から副菜もいろいろ。

こちらの食堂では、旬の素材を生かしたメニューなど、毎月さまざまなフェアを開催している。今月は「入学進級おめでとうフェア」。その他の月は、各地から食材を取り寄せて「北海道フェア」、「九州、沖縄フェア」や12月には「クリスマスフェア」などが開催されているんだとか。社会人でも通いたくなる楽しそうな企画だ。

メニューは掲示されているもの以外にもあり、定番のお惣菜からデザートメニューまで揃う。全てを含めると、なんと約100種類という驚きの充実ぶり！

食堂はセルフ形式で、各コーナーで食べたいものを選んでトレイに乗せ、レジへ向かうという仕組みだ。全てのメニューにカロリーや塩分の量、栄養素などが表示されているので、自分自身で栄養の管理が可能。1人暮らしの学生さんには嬉しいサービスだ。

不足しやすい栄養素もしっかりカバー

注目はこちらのサラダバー。量り売りになっていているので、野菜不足の方にはありがたいコーナーだ。

選び終えたらレジへ向かい…

席につく。600席ほどある広々としたスペースが確保されている。学生さんがお昼休みになる、12時のピーク時を除けばゆったり座れるようだ。

今回注文したメニューが、ハンバーグステーキ、竹の子の土佐煮など計6品。デザートもつけて854円。食べたいものがたくさんで、少々取り過ぎてしまった。

気になるカロリーもチェック。メニューを選ぶのに夢中で、カロリーやバランスを考えていなかったが…

レシートにしっかりとカロリーと塩分などが表示されている。少し食べ過ぎか？

本格的なパン屋があった

食堂でかなり満足していたが、隣からはいい香りが漂ってきた。

1日約40～50種類のパンが並ぶという「IKUSベーカリーカフェ」だ。

山崎製パン株式会社とタッグを組んでいて、納品された生地を店舗内で発酵させて成型まで行い、すべてその日に焼いているという。大学内で売っているパンとは思えないクオリティ！

さらには、高知県産品の食材がつまったサンドイッチまで作っているという。
ベーカリーカフェは午前10時から午後3時まで営業ということだが、行列ができるほどの人気ぶりで、閉店前に完売となることもある。パン目当てで行かれる場合はお早めに！

企画やメニューの考案はこの方

高知大学生活協同組合フードサービス事業部の和田昌之店長にお話しを伺った。

‐こだわりを教えてください。
和田さん「可能な限り、高知県産の食材を使っています。お米は、嶺北地域の棚田米です。」

-メニューも豊富で飽きませんね。
和田さん「2～3カ月に1回、中四国地域の国立大学などに入っている生協の店長が集まって商品企画に関する会議をしています。「おいしいものを、おいしい状態で3食しっかり食べてもらう」ことを目標に、試行錯誤しながら考案しています。主に学生が利用するので、大学生活4年間の食事は任せてくれという気持ちです。勉強やサークル、アルバイトなど好きなことに専念してもらえるように、自炊の勉強は私たちが定休日（日曜日）の時にやってもらえれば（笑）。毎日来てもらえるように、ご意見ボックスを用意して、日々改善しながら取り組んでいます。」

カフェテリアは、午前8時から午後10時まで（土曜日と日曜日は除く）オープンしているため、朝・昼・晩と3食利用可能なところも魅力だ。

バリエーション豊富で、組み合わせ自由な「IKUSカフェテリア」、焼きたてのパンが人気の「IKUSベーカリーカフェ」。毎日行っても飽きのこない、魅力的な穴場ランチスポットだ。

施設情報

高知大学生活協同組合（国立大学法人高知大学内）

住所：高知市曙町二丁目5番1号
電話：088-844-1501

IKUSカフェテリア
営業時間：午前8時から午後10時（土曜日のみ午前11時から午後7時）
定休日：日曜日

IKUSベーカリーカフェ
営業時間：午前10時から午後3時
定休日：土、日曜日