観光
Back To 高知家の◯◯!高知の新名物!とさでん交通路面電車が生み出す奇跡の光景「トリプル・クロス」
この情報は2019年4月11日時点の情報となります。
高知市五台山にある、牧野植物園の新スポット「こんこん山広場」。美しい草花に囲まれた、自然いっぱいの植物園を散策するぞ!
暖かくなってきた高知県。植物が色とりどりの花を咲かせるこの季節に、牧野植物園の新スポット「こんこん山広場」がオープンした。今回は牧野植物園 学芸員の藤井さん案内のもと、「スーパーバンド」のゴッチが自然いっぱいの新スポットを紹介する。
「こんこん山広場」は高知出身の植物学者 牧野富太郎の個人雑誌である「牧野植物混混(こんこん)録」が由来となり命名された。「こんこん」とは、水などが湧き出て尽きることのない様子を表す言葉で、植物知識を世の中に広げていきたいという、牧野富太郎の思いを表している。
さぁ早速、園内を探索していこう!
まずはじめに、植物園入口にあるスタンプラリーの台紙は必ずゲットしてほしい。後で詳しく説明するが、スタンプを押すごとにだんだんと絵柄が出てくる、ユニークなスタンプラリーなのだ。
山を開拓して作られた「こんこん山広場」。もともと生えていた大きい木や岩などは残し、自然本来の形を残したエリアになっている。このように山の地形を生かして作られている植物園は、世界でもとても珍しいそうだ。
園内を歩いていると、早速スタンプラリーのポイントを発見!
上手に1つ目のスタンプを押せるかな?
あれ?なんだかおかしいぞ?
いやいや、スタンプはしっかりと押せているようだ。実は…
スタンプを重ねて押していくことで、絵柄がだんだんと浮かび上がってくる、面白い仕掛けが施されているのだ。これは全スタンプ押したくなる!
さらに歩いていくと、高知の市街地を見渡せる絶景ポイントが。空と草花に囲まれて撮影ができる、おすすめスポットだ。
植物園と言えば、綺麗に開花した花や大きな成木が植えられていることがほとんどだが、こちらでは成長過程を鑑賞出来るよう、まだ開花していない植物も植えられている。植物園を訪れるたびに、変化が楽しめる仕掛けだ。
こちらの幼木は、牧野富太郎が愛した台湾のツツジ。10年後には、色鮮やかで大きなツツジの花が植物園を彩ることだろう。
さらに牧野富太郎自身が手植えした「仙台屋桜」も鑑賞できる。
30年後には大きく立派な木となり、満開の桜の花を咲かせる。何十年も先を見据えた、未来志向型の植物園なのだ。
広場を散策した2人は頂上へ。展望台へ登ってみると、
浦戸湾から太平洋までを一望する、雄大な景色を見ることができる。
園内をさらに散策していくと、木で作られた「花籠(はなかご)」を発見!
イベントに合わせて、色とりどりの花が飾られている。
さらに、「園内でいろいろな楽しみ方をしてもらいたい!」という思いから、今後は遊具の設置などを考えているそうだ。その一環として現在、職員のみなさんがさまざまな検証を行なっている。
園内は、お弁当の持ち込みがOK。食事をしたり、植物を観察したり、本を読んだり、ゴロゴロしたりと、自由な楽しみ方ができる。
早速ゴロゴロする2人、気持ち良さそう〜。
天気のいい日は「こんこん山広場」でピクニックがおすすめだ。
最後のスタンプを押して、散策を終えたゴッチ。スタンプカードにはどんな絵柄が浮かび上がったのだろうか?気になる完成形は、スタンプラリーに参加してチェックしてみよう!
草花に囲まれ、雄大な景色も楽しめる「こんこん山広場」。ゆったり、ゴロゴロ、自然の中で自由に楽しめるおすすめスポットだ。
高知県立牧野植物園
住所:高知県高知市五台山4200-6
電話:088-882-2601
※情報提供※ テレビ高知
文/さたけゆうや