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Back To 高知家の◯◯!高知の新名物!とさでん交通路面電車が生み出す奇跡の光景「トリプル・クロス」
この情報は2019年3月29日時点の情報となります。
高知観光や帰省のついでに楽しめるスポットをご紹介!愛媛県の松山市から八幡浜(やわたはま)を結ぶ、四国初の観光列車「伊予灘ものがたり」。日本一チケットが取れないと噂の「豪華列車」を中元アナウンサーと古川リポーターのコンビが楽しくリポートするぞ!
今回は高知県を飛び出して愛媛県の松山駅を訪れた、中元アナウンサーと古川リポーター。
2014年7月に四国初の本格的な観光列車として運行を開始し、2015年には「おすすめの観光列車ベスト10」で第1位に選ばれた、「伊予灘ものがたり」をリポートする。(※日本経済新聞社調べ)
早速乗車してみよう!入り口にはレッドカーペットが敷かれ、特別感が演出されている。ドキドキ、ワクワク!
2人が乗った1号車「茜の章」は定員25名で、伊予灘の絶景を望む「展望シート」と、食事をしながら歓談できる「4人用ボックスシート」や「2人用対面シート」がある。
JR四国の社員が手がけたという、おしゃれで落ち着いた雰囲気のある車両だ。
愛媛県のご当地キャラクター「みきゃん」がお出迎え。
松山駅発 午後1時28分の便に乗車し、これから約2時間20分の優雅な旅が始まる。
車両内は、どの席からでも景色が楽しめるように工夫がされている。
列車旅の醍醐味であるお食事は、地元の食材をふんだんに使ったフランス料理だ。松山市内にある「レストラン門田」が手がけた特製フレンチ。
綺麗な景色を眺めながらの食事は贅沢である。地元食材をいただきながら体いっぱいに愛媛県を感じる2人…自然いっぱいの高知県と通ずるところがあるようだ。
線路沿いには菜の花が咲き、春を感じる。
さらに進むと海が広がり、時間と共に移り変わる車窓の景色は心を穏やかにしてくれる。
「伊予灘ものがたり」随一の絶景ポイント「下灘駅」に到着。1度列車を降りて、壮大なパノラマを堪能することが出来る。
実はこの「下灘駅」は、たびたびドラマやCMの「ロケ地」として選ばれ、さらにはSNS映えする「フォトスポット」として連日多くの観光客で賑わう無人駅である。
中でも人気の撮影スポットが、「らぶらぶベンチ」だ!椅子の中心部が「くの字」に曲がっており、カップルで座ると2人の距離がドンドンと自然に近くなるベンチである。もちろん、カップルではなくても座れるので安心してください。
記念に中元アナウンサーと古川リポーターが座り、記念撮影!
少し喉が渇いてきた2人は飲み物をいただくことに!あれ、まさか?
「愛媛県の地ビール」をいただくことに。「とても飲みやすく、後味が爽やか!」
中元アナウンサーは愛媛県の特産品であるみかんを使った、みかんジュースをいただく。
ゴクゴクっ!みかんの濃厚な香りに大満足の中元アナウンサー。みかん色の服とみかんジュース、似合うな〜
コーヒーや紅茶を注文すると、愛媛県の特産品である砥部焼きのカップでティータイムを楽しめる。愛媛県にちなんだものがいっぱいだ!
乗車記念のプレゼントや記念写真の撮影など、充実したサービスも「伊予灘ものがたり」の魅力の1つである。
記念撮影をしていると、車窓に大きなお城が現れた!「大洲城だ」。復元された木造天守としては日本一の高さを誇るお城である。
大洲城のすぐそばでは、列車に向かってのぼり旗を振っている観光客や地元の方が見える。
さらには線路沿いの近隣住民の方も手を振ってくれている。
心温まるおもてなしが列車に乗ったみんなを幸せにしてくれた。愛媛県にはたくさんの「愛」が詰まっているようだ!
終点に近づいたころ、アテンダントから似顔絵付きのメッセージカードをいただいた中元アナウンサーと古川リポーター。
最後の最後まで、最高のおもてなしを受けて「一生忘れられない思い出になった」と語る2人。
高知県への帰省や観光の際は、愛媛県に寄り道して「伊予灘ものがたり」に乗車してみるのもおすすめだ!
あっという間の列車旅。美味しいフレンチに、最高の景色と地元の方々やアテンダントによる温かいおもてなし。すっかりリフレッシュしましたね!
高知県にも早く観光列車が開通しないかな〜
「伊予灘ものがたり」
電話:0570−00−4592(JR四国電話案内センター)
料金:運賃1,280円、グリーン券980円、食事4,500円(4日前までに要予約)
※情報提供※ テレビ高知
文/さたけゆうや