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これぞ田舎流アクティビティ!津野町「吉村虎太郎邸」周辺ガイドで感じるアツアツの郷土愛

       

この情報は2019年3月24日時点の情報となります。

高知県では2月から新たな観光キャンペーン「リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~」を開催中!
今回は津野町「吉村虎太郎邸」の郷土愛あふれる周辺ガイドをご紹介。

坂本龍馬らに先駆けて脱藩し、討幕に命を燃やした吉村虎太郎。

その生家を復元したガイダンス施設「吉村虎太郎邸」が、地域の立ち寄りスポットとして人気です。

さっそく津野町に向かい、邸内の魅力や周辺ガイドの様子をお届けしたいと思います!

県道439号線から、丘の上に見える立派な茅葺き屋根を目印に田舎道を歩いていると、目前に朱色の虎太郎邸の門が見えてきます。

門の前でお出迎えしてくれたのは、虎太郎邸のガイド役を務める豊田庄二さん。

「遠いとこからよく来たね」と優しく邸内へ迎え入れてくれました。

邸内は、虎太郎の庄屋屋敷の趣を残したまま上手にリノベーションされています。冬はコタツで暖がとれ、夏は風通しが良くて涼しそうですね。

また、柱や張りには地元木材が使用されていて、邸内に入った途端、ヒノキの香りに癒されます。

「せっかく虎太郎さんのファンの方や、観光客の方が津野に来られても、受入れ先がないのは、もったいないと思ったんです」と語る豊田さん。

邸内には当時の歴史を感じることができる史料の展示コーナー・映像コーナーをはじめ、御食事ができるサロンなど、旅の立寄り場所としての機能が充実しています。

実は豊田さんは、この虎太郎邸のお隣さん。

周辺地域や虎太郎のことに非常に詳しく、展示史料の解説から背景の紹介、さらに地元の人しか知らないような虎太郎の逸話なども話してくれました。ファンの方はぜひ詳しいお話を聞いてみてくださいね!

続いて周辺ガイドに出発!

ガイドは目的地や希望時間を細かく調整可能です。

今回は「早瀬の一本橋」と、「長沢の滝」を巡るコース(約60分)をお願いしました。 最初の目的地「早瀬の一本橋」は虎太郎邸から歩いてすぐの距離にあります。

木の板3枚を橋桁の上に渡しただけのシンプルな橋「一本橋」は、雨で増水してしまうと橋自体が流されてしまうことから、古くは流れ橋と呼ばれ、沈下橋の原型としても知られています。

「昔からこの橋は対岸の地域を結ぶ大切な交通手段でした。今まで何度も流されましたが、その都度、地域の人々で協力して復元しているんですよ」と豊田さん。

今回の取材中には、実際に橋を利用する対岸の地域住民の方の姿も見られました。

豊田さんの車で「長沢の滝」に移動します。移動中などにお客さんと何気ない会話をしながら、興味のあることを聞き出すようにしているとのこと。

「たとえば、釣りが好きな人なら、川釣りのスポットに立ち寄ってあげたいじゃないですか」と豊田さんが嬉しそうに語ります。

高さ約34メートルの「長沢の滝」。

なんと豊田さんが滝壺の目の前まで案内してくれました。

岩の間を豊田さんが先行して進み「ここの足場が滑るから気をつけてください」と細かく注意してくれます。水が叩き付けられる音を聞きながら、豊田さんと一緒に美しい滝の姿に見とれてしまいました。

吉村虎太郎ゆかりの地からはじまる郷土の歴史と自然に触れる周辺ガイドは、まさに田舎流アクティビティ。

「虎太郎邸ができて以来、僕の大好きな故郷に沢山の人が遊びに来てくれるようになったこと。それが只々嬉しいんです」と思い起こすように語る豊田さん。これからも沢山の方に、故郷の魅力を発信していってほしいですね!

 

問い合わせ

吉村虎太郎邸

住所/高知県高岡郡津野町芳生野甲1456
電話番号/0889-62-2601
開館時間/9:00〜16:00
休館日/12/29〜1/3
入館料/無料
周辺ガイド/1500円(食事付きは3000円)

※掲載されている情報は2019年1月現在のものです。


情報提供:高知県自然・体験型観光キャンペーン実行委員会

「リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~」特設サイト
https://kochi-experience.jp/

特設サイトには高知の大自然を満喫できるいろんな情報が満載!
心からリフレッシュして、明日へのパワーをチャージする旅をお楽しみください!

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