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【高知グルメ】「珈琲の魅力を伝えたい」薬剤師でもある店主の想いが詰まった「気ままに珈琲」ほっとこうちオススメ情報
この情報は2019年3月8日時点の情報となります。
高知出身の記者が行く関東で高知の食材を楽しむシリーズ。第12弾は渋谷にある隠れ家的な創作居酒屋だ。
渋谷駅西口から徒歩10分ほど。もしくは、渋谷駅バスターミナル35番乗り場からバスに乗り「南平台町」で降りるとすぐある『べるまっしゅ』は、隠れ家的なお店。
お店を営むのは高知出身の久慈 美賀さん。こちらのお店、元々は同じく高知出身の別の女将さんが十数年お店を営んでいたそうで、お客さんとして何度か訪れているうちに引き継ぎの話をもらい、引き受けたとのこと。
「居酒屋以上割烹未満のお店を目指している」と話す、久慈さんがおすすめする料理4品を紹介しよう!
「うま味と食感が全然ちがうの!」と、出されたのは『高知県産原木しいたけのバター醤油ソテー』(750円/税抜)。しいたけは、高知県四万十市西土佐より仕入れているそう。
運ばれてきた瞬間、強い香りに圧倒される。噛めば噛むほどうま味とあま味いっぱいの汁が、プリップリの原木しいたけから溢れ出てくる。
葉にんにくと酢味噌を合わせた高知の調味料「ヌタ」を味わえる『高知流天然ぶり刺しのヌタ添え』(1,350円/税抜)。関東では「ヌタ」を知らないお客さんが多いが、食べたら9割の人が気に入るという。
食べ方を知らない人は、久慈さんやスタッフがオススメの食べ方を直接教えてくれるサービスも! まずは、お皿にブリをのせ…
バターを塗るようにたっぷりと「ヌタ」をつける。
葉にんにくのパンチの中に、あま味も感じる。脂がのった魚もさっぱりと食べやすくなる。「ヌタ」はもちろん、べるまっしゅのシェフ手作りだ!
久慈さんが「この味に惚れてお店を継いだと言っても過言ではない」と、話す『高知産新生姜の肉巻き』(950円/税抜)。
棒状に大きく切った新生姜に薄めのバラ肉を巻き、甘辛く味付けしている。ザクッとした食感の新生姜はみずみずしく、辛味も穏やかで日本酒とも相性がよさそう。
「これも爆発的な人気メニュー!」とススメられた『青さのり生地と酒盗のピザ』(1,100円/税抜)。緑に染まるほど青さのりが練りこまれたモチモチ生地。はちみつをかけて食べると美味しいそうだ。
酒盗の塩味と青さの香り、それに甘いはちみつが加わり、おつまみにもおやつにもなりそうな不思議な味。
はちみつは、たっぷりかけることをオススメする。
できるだけ高知を応援したい! と熱弁する久慈さんにお店のアレコレを聞いてみたぞ。
–お店のこだわりポイントは?
飲食店は「生き物」だと思っています。なので、いつも同じメニューを提供するのではなく、季節のこだわったメニューも出しています。
和洋中関係なく、居酒屋やミシュランのお店などいろんなお店へ食事に行き、日々勉強しています。そこで美味しいと感じたものを持ち帰り、一工夫してメニューに加えることもあります。
–高知出身のお客さんも来ますか?
高知出身のお客さんは、1割いないくらいかな。高知に縁のないお客さんにたくさん来ていただいてます。
–今後の目標は?
高知出身の人に、もっとお店を利用してもらいたいですね。あと、高知にこだわり過ぎず全国のいい食材を取り入れて「美味しい料理を食べてもらう努力」を続けます!
素材に対する熱い想いと、食への探究心が強い久慈さん。べるまっしゅは四季折々、日々変化し続けるお店だった。
創作居酒屋 べるまっしゅ 渋谷
住所:東京都渋谷区南平台町13-1 佐藤ビル地下1階
電話:03-3461-0708
営業時間:ランチ【月〜金】午前11時30分〜午後2時30分(L.O.午後2時00分)
ディナー【月〜土】午後6時00分〜午前0時30分(L.O.午後11時30分)
※土曜日はランチを営業しておりません。
定休日:日曜日