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この情報は2022年7月22日時点の情報となります。
93回を数える都市対抗野球大会に、四国銀行野球部が3年連続21回目の出場を決めた。
2020年に開催された第91回大会では、ベスト8まで進んだ実績のある四国銀行。今年はどんな試合を見せてくれるのか。
今回は、入行2年目ながらチームを引っ張る、内野手の大北海斗選手にインタビューを行った。
【記事】社会人野球の甲子園「都市対抗野球大会」に4年ぶりの出場!四国銀行チームの注目選手に独占インタビュー
大北海斗選手は、愛媛県出身の24歳。入行2年目の若手銀行マンだ。
小学3年生から野球を始め、中学では地元のクラブチームで硬式野球に打ち込んだ。
高校では高知県の明徳義塾高校へ進学し、野球一色の日々に。
「甲子園出場」ではなく「甲子園で勝つこと」を目標に、厳しい練習に取り組んだ結果、3年の夏には甲子園でベスト4という輝かしい成果を残すことができた。
順風満帆な野球人生を送ってきているように見える大北さんだが、挫折も経験している。
大北さん:中学生まではプロ野球選手になることが夢でした。ですが、高校に進学し、世の中には自分以上に上手な選手がたくさんいることを思い知らされました。そこでプロは諦め、社会人として野球を続けていく道を志しました。
大学を卒業後、就職先に選んだのは四国銀行だった。
高校時代を高知で過ごしたこともあり、四国銀行には親しみがあった。また、選手としての活動が終わった後も銀行マンとしてのキャリアを築くことができる。
大北さん:通常業務のほか、銀行員として必要な資格の取得など、仕事と練習の両立は思った以上に大変です。試験を控えた時期には、1日24時間では足りないと思うほどです。
そんな時に頼りになるのが先輩の存在だ。
大北さん:業務に関するアドバイスを先輩からもらうことはよくあります。野球部は20代の行員がメインなので、先輩たちが少し前に経験してきたことを教えてくれ、背中を見せてくれます。
写真:都市対抗野球大会四国予選の準決勝でサヨナラホームランを打つ大北選手
同じ愛媛県出身で同期の神野恵資選手はライバルであり、大北さんのよき相談相手。
練習以外の時間も多くの時間を共有している2人。
普段どんなことを話しているのか聞くと「くだらないことばかり」というが、この笑顔と元気がチームに活気をもたらしているのだろう。
試合では声とプレーで引っ張っていきたいと語る大北さん。走攻守のバランスが光るプレーに注目してほしい。
さらに、大北選手は8月に開催される「プロ・アマ交流戦」で社会人・大学生選抜チーム25名の選手の1人として選出されており、こちらでの活躍も期待されている。
大北さん:レベルの高い選手の中でプレーさせていただく貴重な機会です。失敗を恐れずチャレンジし、そこでの学びを四国銀行野球部に持って帰ってきたいと思います。
大きな舞台が立て続けに控えているが、怪我なく、最高のプレーを見せてくれることを期待したい。
第93回都市対抗野球一回戦は7月23日。東京ドームにて、強豪「JR西日本」と対戦する。
まずは一回戦を突破して、再び高知を沸かせてほしい。
試合の様子は、毎日新聞HP都市対抗野球2022の特集ページで生配信される。
四国銀行野球部の挑戦をみんなで応援しよう!
▼四国銀行野球部についてはこちら▼
https://www.shikokubank.co.jp/baseball/
▼毎日新聞 都市対抗野球2022特集ページはこちら▼
https://mainichi.jp/ama-baseball/kurojishi2022
文/長野春子