グルメ
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この情報は2019年2月22日時点の情報となります。
高知出身の記者が行く、高知の食材を楽しむシリーズ。第11弾は末広町にあるイタリアンのお店。
地下鉄銀座線 末広町駅4番出口から徒歩3分ほどのところにある『Bistro GRASSO』。
ここのオーナー店長は「高知県立追手前高等学校校友会」東京支部幹事長も務めている。このお店では、高知食材をどのように提供しているのか…高知家の〇〇取材班はオーナー店長おすすめ3品をいただいた。
高知県産の野菜を使った『柚味噌サラダ』(850円/税込)。柚味噌をベースにブレンドしたオリジナルドレッシングは、クリーミーで柚子がほんのり香る。たっぷり入ったアオサからの磯の香りとマッチ。
『とんごろうイワシ揚げ』(800円/税込)はウロコごと揚げているので、「バリバリッ」とした食感と香ばしさが楽しめる。骨は気にならず、尻尾から頭まで全部食べられるのだ。
ちなみに、トンゴロウイワシはウロコが硬く剥がれにくいことから、高知県以外ではあまり食用にはされないそう。高知県人の食への飽くなき探究心、おそるべし。
ボリューミーな『宇佐うるめいわしオイルサーディン・パスタ(1,200円/税込)は、ペペロンチーノとトマトソースの2種類から味を選べる。
大きめのナスと、うるめいわしのオイルサーディンがたっぷり入っているので食べ応え抜群。
鳴子を持つのは、オーナー店長の山下直人さん。お店についてアレコレ聞いてみた。
–お店は何年目ですか?
現在13年目。今年の11月で14年目になります。けど、完全に高知食材のお店にしたのは2〜3年前くらいから。
−なぜ高知食材のお店にしたんですか?
オープン当初はイタリアンのお店で、野菜だけ高知食材を使っていました。しかし、お店が繁盛していくと同じようなことをするお店が増えてきたんです。唯一無二のお店にするにはどうすればいいのだろう…? と考えた末に出た答えが「完全に高知食材のお店にすること」でした。
店内のテーマは、西洋文化が入り始めたころの「古き良き日本」だとか。
−イベントもやっているんですか?
高知で開催される『土佐の「おきゃく」』が終わったあとの3月22日(金)に、美味しい料理とお酒を楽しむイベントを開催する予定です。
9月には日本酒ソムリエにも来てもらって「高知の酒を楽しむ会」も計画中です。
−今後お店でやりたいことは?
すでに集まってはいるんですが、高知出身の人がさらに集まれる場所にしたい。現在はLINEグループがあり、誰かが「お店にいるよ」と連絡すれば、後に続いて何人かお店へ来てくれる。そんな繋がりを、もっと増やせたらいいですね。
旬の食材を仕入れて料理を作る『Bistro GRASSO』。季節ごとに味わえる食材を山下さんに聞いてチョイスすると、新たな高知食材に出会えるかも。
Bistro GRASSO
住所:東京都文京区湯島3-9-11 増田ビル1F
電話:03-3835-1184
営業時間:【ランチ】午前11時30分〜午後2時30分(L.O.午後2時)
【ディナー】午後5時〜午後11時(L.O.午後10時)
定休日:日曜日、祝祭日